昨日、梅雨の間のひと休みで天候にも恵まれつつ、ご当地検定宮古版「宮古島体感検定トライアスロン」に参加してきました。
トライアスロンのように宮古島、来間島、池間島をめぐりながら「海」「陸」「ヒト」の三つのカテゴリーについて体感しながら学び、検定試験を受けというもの。今年は初級。来年中級、再来年上級が予定されておりまする。
参加者は定員40人で24人程。残念ながらアスリートのトリではないのでバスで島内を巡り、上の「海」「陸」「ヒト」のトリの説明の中に問題の解答が隠されているというふれこみで約8時間、右脳と左脳を活性化させてきました。
その報告第1回。
まずは、マングローブ林へ行き、マングローブのあんちー、かんちー。
あいにく、新月の満潮時と重なり干潟生物は見られませんでしたが、皆様も一緒に、脳の引き出しにマングローブというのを加えていつか開ける日を待ちましょう。
汽水域に生育するマングローブ。マングローブという木はありません。そのあたりに生育する木の総称で、マレー語のマンギーマンギー(潮間帯に生育する木の総称)と英語のgrove(林)の合成語であります。らしいです。
宮古島にはオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシの4種からなるマングローブ林があり、そのうちオヒルギの花(実際に赤い部分はガク片といいその中に花があるらしい)を「ワダツミ」と称し、元ちとせのデビューシングル「ワダツミの木」にも歌われていると説明されました。が、話はどんどんそれますが、この「ワダツミ」、ちとせの出身地奄美大島で発見された新種の植物名に使われていたことがネット検索の結果わかったわけ。その植物は絶滅危惧種に指定されているクサミズキの新種で白い花が咲くというのである。歌詞に「赤い花の島よ」とあるのによ!そんなに興奮する必要もないが。
まだ寄り道すると「きけわだつみのこえ」って聞いたことあるでしょう。「わだつみ」をwordで変換すると「海神」という候補が現れます。つまり、日本神話に登場する海の神なのですよ。
さらに寄り道すると、「きけわだつみのこえ」というのは第二次世界大戦末期に戦没した学徒兵の遺稿を集めたもの。
さて、マングローブの代表選手「ヒルギ」の語源は?というと、前述の赤いガク片の中からきゅうりのような胎生種子ができ、それが落ちて海底に刺さって根を出すわけですが、満潮時には底まで届かない為潮流に乗って分布を広げることから「漂木」これをヒルギと呼ぶわけさ。ちなみにヒルギダマシとはヒルギ科ではないのにヒルギのようにマングローブ林を構成するする植物でヒルギモドキなんていうのもいらっしゃる。
どこまで寄り道したか。
疲れてきたのでこの辺で検定の結果をお知らせして今日は終わろう。
その前に検定体験の参加者一同ではいンミャーチ。
検定では50問中40問の正解で合格。結構、聞いてないよーという問題もあり、予備知識が必要。
そこで1問。
「海水でも淡水でも生きていけるマングローブ、その為に発達した機能としてあたっているのは?」
1.葉から水分を吸収する
2.幹の中で塩分を栄養にかえる
3.葉っぱに塩分を蓄積し後に排除する
で、受験者全員合格。爺は48問正解で2番手でした。トップはは20代後半の女性49問正解。教師とか言っていたなぁ。
これが認定書。ものすごーく知識が身に付いた。忘れないうちにミャーチへいらっしゃいよ。
先ほどの問題のしぇいかいは「3」。1本の木には必ず何枚か黄変した葉があり噛むと塩味がする。
トライアスロンのように宮古島、来間島、池間島をめぐりながら「海」「陸」「ヒト」の三つのカテゴリーについて体感しながら学び、検定試験を受けというもの。今年は初級。来年中級、再来年上級が予定されておりまする。
参加者は定員40人で24人程。残念ながらアスリートのトリではないのでバスで島内を巡り、上の「海」「陸」「ヒト」のトリの説明の中に問題の解答が隠されているというふれこみで約8時間、右脳と左脳を活性化させてきました。
その報告第1回。
まずは、マングローブ林へ行き、マングローブのあんちー、かんちー。
あいにく、新月の満潮時と重なり干潟生物は見られませんでしたが、皆様も一緒に、脳の引き出しにマングローブというのを加えていつか開ける日を待ちましょう。
汽水域に生育するマングローブ。マングローブという木はありません。そのあたりに生育する木の総称で、マレー語のマンギーマンギー(潮間帯に生育する木の総称)と英語のgrove(林)の合成語であります。らしいです。
宮古島にはオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシの4種からなるマングローブ林があり、そのうちオヒルギの花(実際に赤い部分はガク片といいその中に花があるらしい)を「ワダツミ」と称し、元ちとせのデビューシングル「ワダツミの木」にも歌われていると説明されました。が、話はどんどんそれますが、この「ワダツミ」、ちとせの出身地奄美大島で発見された新種の植物名に使われていたことがネット検索の結果わかったわけ。その植物は絶滅危惧種に指定されているクサミズキの新種で白い花が咲くというのである。歌詞に「赤い花の島よ」とあるのによ!そんなに興奮する必要もないが。
まだ寄り道すると「きけわだつみのこえ」って聞いたことあるでしょう。「わだつみ」をwordで変換すると「海神」という候補が現れます。つまり、日本神話に登場する海の神なのですよ。
さらに寄り道すると、「きけわだつみのこえ」というのは第二次世界大戦末期に戦没した学徒兵の遺稿を集めたもの。
さて、マングローブの代表選手「ヒルギ」の語源は?というと、前述の赤いガク片の中からきゅうりのような胎生種子ができ、それが落ちて海底に刺さって根を出すわけですが、満潮時には底まで届かない為潮流に乗って分布を広げることから「漂木」これをヒルギと呼ぶわけさ。ちなみにヒルギダマシとはヒルギ科ではないのにヒルギのようにマングローブ林を構成するする植物でヒルギモドキなんていうのもいらっしゃる。
どこまで寄り道したか。
疲れてきたのでこの辺で検定の結果をお知らせして今日は終わろう。
その前に検定体験の参加者一同ではいンミャーチ。
検定では50問中40問の正解で合格。結構、聞いてないよーという問題もあり、予備知識が必要。
そこで1問。
「海水でも淡水でも生きていけるマングローブ、その為に発達した機能としてあたっているのは?」
1.葉から水分を吸収する
2.幹の中で塩分を栄養にかえる
3.葉っぱに塩分を蓄積し後に排除する
で、受験者全員合格。爺は48問正解で2番手でした。トップはは20代後半の女性49問正解。教師とか言っていたなぁ。
これが認定書。ものすごーく知識が身に付いた。忘れないうちにミャーチへいらっしゃいよ。
先ほどの問題のしぇいかいは「3」。1本の木には必ず何枚か黄変した葉があり噛むと塩味がする。
しかし今回は一匹もいなかった。
ということは
緑色好みではなくまこじい好みだったという結論に達するのは必然である。結論早いけど。
宮古の蝿を鎮めるためにもしばしばのご来島を御願い奉り候。