しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

来間島の開発

2016-09-20 16:50:11 | かんしがかり

宮古島の西にある来間島(くりまじま)

伊良部大橋の開通からさかのぼること20年の1995年、来間大橋で宮古島と結ばれた面積2.8平方キロメートル、周囲9キロの島。

人口200人弱のさとうきびと牛の島。以前、タコのオブジェを紹介したことがありますね。

http://blog.goo.ne.jp/umiyako/e/96220c97da2a2214a09125e27bb575b2

最近はお洒落カフェのオープンやら隠れビーチの存在が隠れようがなくなって、昼間人口が大きく上回っているようですが、この島の北端に大きな変化が現れ始めています。

 

      

地上から見ると平らな地形を撫でまわしているだけのようで実態は伺いしれませんが......

 

      

空撮するとほれ

東京に本社を持つ「飯田産業」が熊谷組を頭に造成を始めた「(仮称)来間島リゾートプロジェクト」なのだ。

10万平方メートルの敷地に40棟のコテージタイプの宿泊棟を建設の予定とか。

宮古島市には、景観条例とそれに基づく景観計画、景観計画に定められた景観形成基準の解釈の参考となる景観計画ガイドラインとがありそれぞれの規定に従って届け出の義務があります。

この届出が、景観計画ガイドラインに則ったものであるかどうかを景観審議会に市長が諮問するわけですが、この件が問題になった形跡はありません。

問題なしと判断されたようですが、この島の海岸線は海岸地域景観ゾーンに指定され、船などの眺望点から見える位置で土砂の採取の途中でも遮蔽を行わなければならないはずです。

この工事、伊良部大橋からはっきり表土をはぎ取った赤土が見えるのです。

爺のカメラでは詳細を写し取ることができないので残念であり、海に感動している観光客にはわからないことですが、気になることであります。ですよ