長墓調査2日目。
今年から新しい遺跡を探しながらの調査となり、発掘作業まで結構時間をとっています。
いわゆるロケハンでしょうか。
これまでの調査個所を中心に、遺物が出そうな環境と表土の状態を見ながら、ここ掘れわんわんとハドソン先生がほえるわけです。
朝から探して、ここぞと指定された場所はすぐ岩が出て掘り進められなくなり、気持の先がコクンと頭を垂れかけたとき
においましたね。
さっそく掘削の範囲を決めて掘り始めます。
掘り始めて約1時間。10cmほど表土を剥ぎ取りましたが、意外と表土が厚く、サザエのふたや巻貝のかけらなどが混じっていて、生活臭が感じられます。サンゴのかけらも混じっていましたが、ここは当たりでしょうか。
手前の籠のツボのようなものは、近くに転がっていた現代のもの。誰が何のためにこんなところまでに持ち込んだのかしらん。
いよいよ、明日からはここを本格的に掘り始めるようです。
土をふるうだけの単純なお手伝いですが、モチベーションあがりますわ。