宮古空港に制作中の赤瓦と漆喰とシャコ貝とガラス玉のシーサーを覚えておいでか。
最初に知ったのは2010年7月9日。実は制作開始は2009年の11月。屋外での作業でした。
制作者は東京の美術家「牛山リコ」さん。
その後空港ビル内で制作を続け、この26日に除幕式があるとのこと。宮古島に手段を問わず訪れる魔物から守られんことを祈ります。
島にはこのシーサーの同族ではないかと思われるシーサーが複数設置されておりまする。
その1
荷川取漁港入口にあるダイビングショップの屋根。
黄色いボンベを背負っておりますがどうも造形が似ている。というか原点かもしれない。
その2
わが家の南に位置する下地という地区にある老人保健施設の玄関前。
どうも親子連れらしい。
その3
その隣にある介護老人施設にも。
空港のシーサーにだんだん近づいている。
宮古島には、いろいろな芸術家がいろいろな啓示を受けて、いろいろな芸術作品と称するものを展示しようとしております。
この芸術家のように、島に滞在することをきっかけに発案し、現地材を使用、住民の協力を得ながら自らの財を使い島の文化を具現していくことこそが共感を得るのであり、グーグルアースで見つけましたと3億集めてゴミを押し付けていく芸術家と称する者の志の低さには尻をあげたくなるものであります。