しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

たーけの橋だけではなかった

2010-01-15 23:16:05 | かんしがかり
宮古島には川がないと思っていたら唯一の河川が存在していた。

全長900mの崎田川という。

その河口にかかる咲田橋がこのほど改築工事を終え供用された。

海側にはマングローブが生え、干潟には多くの鳥が集まるなかなかの場所である。

          

咲田橋の上流数メートルのところには沖縄県指定文化財の池田矼(いけだばし)がある。

          

この橋、伝承では16世紀末、文献上の記録では18世紀始めに建設されたといわれる橋で琉球石灰岩を使ったりっぱなアーチ橋である。伝承と文献を併記しなければならないほど宮古の歴史の奥は深ーーーーィのである。

この池田矼と900mの河川については気が向いたら調べておこう。

本日は気になる河口のことに集中しよう。

池田矼のところで静かに海に向かって流れていた川は、改築咲田橋のところで急に水量を増し、干潟にドゥとばかりに流れ込んでいる。


          

これ実は左岸にある製糖工場の排水なのである。

             

付近には生甘い(わかるかなーー)匂いがただよい、干潟に集まる鳥達も虫歯に悩まされているのではと干潟の海水をなめてみた。

ここは汽水域、塩辛さはほどほど、甘みもなく微妙なお味でした。

今のところ体調も変化なく好奇心があだにならなくてよかったね、チャンチャン。