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しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

伊良部大橋供用後小ネタ集

2015-02-17 18:14:58 | たーけの橋

伊良部大橋が開通して2週間が経過しました。

今のところ強風による通行禁止や事故もなく順調にその役目を果たしているかに見えます。

その陰で集めた小ネタを披露しましょう。

その1 フェリー会社はどうなる?

フェリーと高速船が1日40便近く運航していた岸壁はさびしく次の活躍の機会を待っています。

 

        

この岸壁は、隣の岸壁の耐震化工事に伴ってしばらくは、再利用される様子です。

その横は、海保の巡視船「のばる」の基地として使われています。

 

        

運航していたフェリー会社2社のうち1社は、船底に海中展望ラウンジを装備した定員300人のクルーズ船を購入し、4月以降の開業を目指しているようです。

もう1社は航路事業から撤退し、社員は別の船会社に移行するやに聞いております。

2月9日に発表された2015年度宮古島市予算案の中に興味深い数字を見つけました。

総額343億3千万円で今年度予算より24億2千万ほど減少する内容となっていますが、その中に渡船廃止見舞金交付事業というのがあり、その予算が1億7千6百万計上されています。

どう使われるのかは不明ですが、見舞金ですからお見舞いに使われるのでしょうね。

お疲れ様でした。

その2 公共交通機関はどーなった?

それぞれの島内で運行していた3つのバス会社。(伊良部島1社、宮古島2社)

そのうち伊良部島のバス会社が橋を渡り県立病院などを経由してフェリー埠頭の前に整備された「バス結節点」と名付けられたターミナルに乗り入れます。

 

        

これが完成した「バス結節点」

ここで宮古島内の2社のバス路線六つと乗り継ぐというわけです。

 

        

前が伊良部島のバス、後ろ3台が宮古島のバスです。伊良部島のバスは午前8時台から午後7時台までほぼ1時間に1台の運行を行っています。

これによって伊良部島との連絡が各段に向上し、途中公共施設にも停車するとあって利用者も結構多いようです。

ただ、宮古島島民にとってはあまり効用はないようです。

その3 タクシー異聞

橋の供用前は、タクシーの営業区域は各島内に限られていましたが、供用後は同じ市内になったので営業区域も広がりました。

そこでこんなことが起きたのです。

那覇から宮古空港へ帰ってきたミャークピトゥ(宮古人)。

タクシーに乗り込み、自宅を告げると「行けない」という返答。(自宅は病院でたいていの人は知っている)

ちなみに爺も「久松のしょう爺」と告げるだけで運んでくれるタクシー会社を1社抱えている。

それではと近くの小学校を告げても「行ったことがない」という返答。

「どこの会社か~」と聞くと「佐良浜」(伊良部島のフェリー乗り場があった地区の名)という。

宮古島で初めて客を乗せるのだという。

「あがーい。道を覚えてから客を乗せるさいが!!」

何事もおおらかな宮古島。タクシーでは島の外に出られませんからご安心ください。

宮古島のドライバー。伊良部に行くと同じことをやるのでしょうね。

まだまだ2週間。これからも小ネタのネタは尽きないようで。

 


新橋を渡る

2015-02-07 14:01:47 | たーけの橋

2週間ぶりの好天に誘われて、開通した伊良部大橋の初渡橋を果たしてきました。

     

中国から輸入した石材の立派な表札もでき、待ち合わせも含め約1時間かかっていた島間を10分足らずで結ぶ、無料の日本一長い橋の完成です。

歩行禁止と聞いていたけど堂々と釣り人まで出ています。

     

幅員1.2メートルの路肩をカラー舗装して分けたつもり。ふなら、最初から歩道を設置すればよいものを。

橋上に4ヶ所設けられた停車スペースは観光客で満席。

     

伊良部側の終点には交流施設が予定されていましたが、用地買収に失敗しあれれ!?

     

一方、民間の開発はいち早く進み、アラマンダを擁する南西開発のヴィラは完成間近。

     

島間を移動するのに50分ほどの時間短縮が図られた伊良部大橋。

この短縮された時間をどう生かして便益として計上されるのか。

単にお茶の時間が増えただけに終わるのか。

島の生活の変化が楽しみです  が.....どーでしょう


爺のお仕事

2014-10-07 17:33:47 | たーけの橋

先月桁がつながった伊良部大橋。

今は、橋面舗装と高欄(落下防止のための柵)工事の真っ最中。

本日、お仕事で工事中の橋を通りました。

お仕事の内容は守秘義務ってやつで明らかにはできませんが、この程度の画像は大丈夫だと思います。

宮古島側から入ってすぐのところ

      

アスファルト舗装の下の路面を均一にする層の向こう側の黒い部分は、接続した桁の上面。

右側の高欄はまだできていません。

      

中央部を渡って伊良部島側。

高速フェリーで15分。待ち時間を入れると約40分の所要時間が10分あまりで渡れるのをプチ体感するとちょっと感激。

          

桁下27メートルの橋の最高地点。向こうに見えるは宮古島。

さすがに風が強ーーーーい。

かぶっているヘルメットが頭から浮いている。地上の3倍近い風力があるのではないかしら。

供用前の1月25日には橋上ウォーキングがあるらしいけどきっついよ。やめとこうかな。

 

 

 


2015.01.31

2014-09-08 17:56:34 | たーけの橋

宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」(そうならないことを祈ってたーけーの橋と名付けています)の開通日が決定しました。

来年1月31日です。

       

2005年度から9年の歳月をかけて工事を進めてきたこの事業。

「伊良部島の生活環境や福祉の向上、宮古圏域の観光、産業の活性化が期待されている」

ということですが、どーでしょう。

確かに期待はされていますが、伊良部島の人口は確実に減ります。

理由は、すでに伊良部の人たちが宮古島の土地を手に入れて住宅を建て始めているからです。

宮古島の人が生活環境の改善を理由に田舎生活(中心部平良に住む人は周辺部をそう呼んでいます)を始める予兆は全くないのです。

現状では、この田舎の人口が減少し、この橋のたもとに集合住宅が建設されるバブルが進行中です。

ダイビングショップにおいては、船の燃費を下げるために、伊良部の港を拠点にする事を考える動きはありますがショップ自体が移ることはないと思います。

ダイバーが横ばい状態で、ショップを新築移転する資金を持たない業者がほとんどだからです。

宮古圏域の観光移動の利便性は確実に上がります。これに期待してどれだけサポートできるかが重要です。

私に何ができるか、そろそろ重い腰を上げる時が来たのか?なーんてね。

 

ところで宮古島を横目に北上した熱帯低気圧が奄美大島の東で突然台風14号に名乗りを上げましたね。

この14号のGOD FATHERは中国で、フンシェン(風神)という名前だそうです。

8月は台風の発生が一つもなくて、ダイビングショップのスタッフは8月上旬から休みなしだということです。お疲れ様。


9.9連結

2014-08-01 17:45:05 | たーけの橋

11号を追い越してサッさと朝鮮半島に向かった12号ナクリー。

当初の予報に反してどんどん東に寄り、そよ風程度の風で済みました。

雨、雷は、通り過ぎたんじゃねーのかという今がひどい。

那覇との航空路線も那覇空港の悪天候で大乱れ。

宮古空港も混乱しているようです。

さて、

いよいよ最終段階の、たーけーの橋になってほしくない伊良部大橋建設。

一昨日県から発表があり、9月9日に1本につながることとなったようです。

上部工セグメントの製作ヤードでは最後のセグメントが出番を待っており、製作に使われた機材も寂しげであります。

       

この橋によって宮古島市はどー変わるか、しょう爺が大胆な予測をいたします。

でも今日は台風一過の金曜日。次の機会ということでご容赦を。

良い週末をお過ごしくださいませ。