虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

10年変わらぬもの 其の2

2014-10-22 | 塾長日記
上野塾の教師の服装は別にスーツを着用しなくてもいい。
当然ネクタイも不要だ。

今でこそ上野塾もホワイトボードが主流になったが
3年前まではほとんどが黒板。
つまりチョークを使っての板書指導であった。

チョークで汚れた手で服を触ると見るも無残な状態になる。
汚れた手で触っても問題のない「白衣」を教務服として着用している。
ホワイトボードになったので別に白衣を着なくても良いのだが、
黒赤サインペン、4色ボールペンなどを収納するポケットは不可欠である。

正社員も学生講師も同じようにこの教務服を着る。
以前大学生の講師で夏に短パンで入室した者がいた。
この教務服を着るとすね毛の生えた2本の足が見える。
私はその学生に「家に行って長ズボンに着替えて来い」と一喝したこともある。
この教務服を纏った者を見ると、子どもたちは皆、先生と呼ぶ。
当然我々もこれに袖を通した段階でスイッチが入る。

学生講師が巣立って行く時は、誰もがこうやってクリーニングをして返却する。
余りにも汚れのひどいものは処分させてもらうが、
ほとんどの教務服は、後輩にそれが引き継がれて行く。



進学道場上野塾で子どもたちの前に立つ時は、この教務服は外せない。
おそらくこの教務服もこれからも続いて行くだろう。


私が現役を引退して、地元で「義塾」を行う時は、
着物を着てやるつもりだが・・・。




2000稿まで、残り12稿




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