私の解決法なり〜

もう何年になるかなぁ。 私、東京に行くと必ずしていることがあります。 人とぶつかったときには、すぐに「ごめんなさい」とか「失礼」と言うようにしています。 東京ではやたらと人にぶつかるんですよ。 「私が田舎者だからか？」「鈍臭いからか？」とずっと思っていたんですけど、見てると違ったんですねー。 ぶつかってくる人は、意思を持ってぶつかって来るんです。 「来るぞ、来るぞ」と思って見てると、案の定ぶつかって来ます。 来るのは、決まって20代から30代の兄ちゃん。 避けられるのに、何故わざわざぶつかって来る。 最初はめっちゃ怒ってたんです。 あんまりなときは、巻き舌で「おらぁ！おまえ、わざとやってんじゃねぇぞ！(失礼！)」 と叫んだりしてました。（笑） ↑大抵は、サエない感じの兄ちゃんだった。 柄の悪いおばちゃんです、ハイ。 その度にムカムカして、精神衛生上めっちゃ悪かったんです。 東京の人は、何でみんなこんなにイライラしてんの？ こんなしょうもないことしてストレス解消するなんて、許せん！ 自分のストレスは、自分で何とかしろや。 そんなことがあると一日気分が悪いし、人の多い駅を使うのも嫌になります。 何かいい方法がないものか考えてて、あるときふと怒るのを止めて、謝ったらどうなる？と思ったんです。 ぶつかられたとき、こちらから素早く「ごめんなさい」とか「失礼」とか言うようにしてみたんです。 明らかに相手がわざとぶつかって来ても！です。 そしたら、面白い反応がありました。 相手は自分が悪いこと(ちっちゃい！)をしてる自覚があるから、驚いて動きが一瞬止まるんです。 ほぼ100%、「悪かった」という顔をするのよ。 中には反射的に謝る人もいます。（笑 そうなると、こっちの勝ちです。 スマートだし、ストレスが溜まることもない。 今、新宿駅で女性に次々ぶつかる兄ちゃんの動画が拡散されているけど、あんな兄ちゃん、ずーっと前からいたよ。 「酷い」とか「卑怯な奴」なんて叩いても、彼らのイライラが解消されるわけじゃないんだから、ああいう輩は減らないよ。 ならば、彼ら自身が恥ずかしくなるようなことを考えた方がいい。 私は「『失礼、ごめんなさい』運動」を推奨するよ。 さて、今朝、夫は「ええ席の当日券があるといいね」と言い残して出掛けて行きました。 ふふふ、コクーンは縁がなかったと諦めたよ。 今は、6月にどうにか博多座に行けないか、思案中よ。（笑 幸四郎さんが「伊達の十役」をやって、仁左衛門さんが俊寛をやるんだよねぇ。 って！変わり身、早っ！ つうか、博多は遠いよ。 ハハハ。 実際行けなくても、そんなことを考えてるだけで楽しい。 午後から全粒粉のパンを焼いておりました。 これも楽しい。 パンが膨らんでいく様を見てるの、好き。 私の力じゃなく出来上がっていくのがいい。（笑 お菓子だと、最初から最後まで手を掛けなきゃいけないもんね。 やる気のない雨の日の暇つぶしに、ちょうどよーござんした。