宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2008/04/19
(続き)
はまださんと藤原さん、そして東さん、牛さんとご挨拶をしたあと、歩く酒場データベースKさんと奥様のCさんと合流したのは16:00過ぎ。どちらに行きましょうか、とお店の相談をしますが、16:30開店のお店が多いなかちょっと中途半端な時間です。ところが「江戸っ子は早く開くかもしれない」とKさん。それでは江戸っ子まで行ってみましょうということになりました。



16:08のお店の前には結構な人だかりです。そしてしばらく待っていると、すぐそのあとにお店が開きました。さすがKさん、大正解です。我々は表から見て右奥のカウンターに並んで着席し、しばし待ちます。するとあれよあれよという間に満席に。なるほど、江戸っ子の口開けはこんな様子だったんですね。長芋の産毛をガスコンロで焼いたりと、開店準備で慌ただしい店内を眺めながら、注文をとりに来てくれるのを待ちます。そして16:20頃、ボール(300円)をどんどんつぎ始め、カウンターの席に配り始めました。



やはりデフォルトで注文するひとが多いのでしょう。まずはボールを配って、ボール以外の人はそれぞれ注文をしているようなスタイル。我々3人ともボールをもらいました。そしてあとから、注文の紙をテーブルに置いていきます。



店名が掘られた特注の文鎮がいいですねえ。そしてひととおり飲み物が行き渡った時点でおかずの注文に。まずは赤身刺しをいただきます。



これがまた絶品。ボイルした頬肉です。宇ち多゛ではカシラの生は無いので、ここでしかいただけない逸品ですね。さらに煮込みもいただきます。



向かいのカウンターのお客さんは、ひとり1つ煮込みを頼まれてました。お通し代わりのようですね。確かにこちらの煮込みは、オーソドックスなんですが何だかとっても食べたくなる味。豆腐もいい味です。



そしてテッポウ辛もいただきます。ちょうど1人に1本ずつでいいですね。香ばしくて絶品。満席の店内も賑やかです。



名物女将がにっこりと笑顔をくれました。女将がどっしりとお店を見守っている感じ。不思議な安心感があります。そして30分ほどの滞在でごちそうさま。お待ちのお客さんに席を譲ります。1杯1品ずつでお会計は全部で2,000円弱。あとから入店された東さんたちに挨拶をしつつ、立石駅でKさんご夫妻と別れたのでした。
(おわり)

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