宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2008/04/17
全く違う業界で仕事をしている高校の同級生Yくん。去年の8月以来会っていないのですが、ちょっと仕事でその業界の話を聞く必要があって、久しぶりに彼の職場アドレスにメールを送るとエラーメールに。驚いてケータイにメールをしてみると、ちょっといろいろあってと言葉を濁すような返事が返ってきます。早速、その晩に会うことにして21:20頃渋谷で合流。雨がしっかりと降る中、向かったのは久しぶりのとりすみです。



ガラガラと引き戸を開けると、店内には手前テーブル席に2組のみで、カウンターは全部空いてます。おかあさんが「お好きなところにどうぞ」と声をかけてくれ、我々はカウンターの右隅に座ることにしました。まずは生ビール(450円)で乾杯です。



喉を潤してから、仕事の話をすると何と1月にリストラになったとのこと。「来月から別の会社に行くんだけど」、と何とか転職先があるようです。いろいろ大変と思いきや、それほど深刻ではないようで、もともと飄々とした性格のYくん、相変わらずだなあと思いつつ、話を聞きます。



「フライドポテト」(350円)は揚げたてホクホク。「キムチ」(280円)はYくんの昔からの好物です。ちびちびと呑んでいた生ビールもなくなってしまい、酎ハイ(380円)に切り替えることにします。



カウンターに1人、そしてまた1人とお客さんがいらっしゃいました。その方もフライドポテトを注文されます。注文を受けてから油で揚げ、しっかりと油を切って出していく様子が目の前で見ることができます。丁寧な仕事。美味しいはずです。そしてYくん、テーブル席のお客さんが注文した「野菜炒め」を便乗注文しました。



黒板メニューにひっそりと書かれていた野菜炒め。短冊メニューの中には書かれていていないので、どこにあるんだろうときょろきょろと探した結果、黒板に見つけたとのこと。お肉も結構はいっていて美味しいです。「らっきょう」(280円)も追加でいただきます。



「なかなか渋いお店だねえ、気に入った」と満足してもらっている様子。Yくんは終始ビール。そしてボクは3杯目をレモンハイ(380円)にします。



どちらかというと先程の酎ハイより、このレモンハイの方が美味しいかも。さらにおかずを追加します。



「きゅうり」(350円)。新鮮です。さっぱりと、口直しにちょうどイイ感じの味ですね。いろいろと話をしつつ、結局ちょうど2時間の滞在。お会計は2人で4,000円ちょっとでした。



入り口には「★焼き鳥はありません★」とひっそりと紙が貼ってありました。「とりすみ」という店名を見て、焼き鳥があると思って入るお客さんがいるためでしょう。雨が降る中「いい店だった、また来よう」と満足げなYくん。リストラなんてどこ吹く風という感じで、高校の時のように飄々と東横線で帰っていったのでした。

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