宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2008/04/09
(続き)
河本で禁断のホッピー3杯をいただいて、それでもその時点では結構元気。永代通りをてくてく歩いて魚三を覗きますが、1階も2階も待ちがあります。さすがアド街で取り上げられただけありますね。それではと、電車に乗り込んで虎ノ門に移動。向かったのは鈴傳です。



この日の午後、hirozoさんから鈴傳が今月いっぱいで閉店という情報をいただいたのでした。店内はいくつか空席がありますが、ほとんど満席といった感じ。我々は厨房横の、壁に向かって腰掛ける席に着席し、注文をとりに来てくれた店員さんにお勧めを聞きます。「フルーティな感じのものがいいのですが」とお聞きすると、「フルーティですか。「花陽浴(はなあび)」(600円)なんてどうですか」と。それをいただきます。



左側はKさんチョイスの、確か「成政」(500円)。右側がボクのいただいた「花陽浴」というお酒。埼玉のお酒のようです。確かにフルーティで芳醇な味わい。とっても美味しいです。おつまみには、まずはエイヒレ(350円)をいただきます。



エイヒレをいただきつつ、目の前にはこんなものが。



厳格な気持ちになりつつ、背筋を伸ばしてお酒をいただきます。2杯目は「南」(600円)という高知のお酒をいただきました。



「これもしっかりしていながら、芳醇なお酒です」とにこやかに解説してくれるお店のお兄さん。独特なキャラクターで、いかにもみんなから愛される感じですね。お店は、



賑やかな店内。向こう側の壁には、俳優の大滝秀治さんの書いた色紙が飾られています。そして、最後の1杯にと「神亀活性にごり」(700円)を1杯いただいて、Kさんとシェアしました。



めざし(450円)もいただいちゃいます。とろっとしていて、飲み口のすっきりした神亀活性にごり。美味しいです。日本酒も呑みきって、21:40頃ごちそうさまをしました。



ちょうど1時間くらいの滞在で、お会計はふたりで3,800円。それにしても、美味しい日本酒を最高の管理状態で、しかも安くいただける貴重なお店。聞くところによると、借地権の問題だとか。いろんな問題で良い酒場の火が消えていくなあと思いつつ、お店をあとにしたのでした。
(つづく)

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