高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

にこにこ通信 11月9日記

2018-11-23 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 井上農園の井上正雄です。

早いもので今年もあと2ヶ月足らずになってきました。
秋冬野菜の植えつけも8割位終わり、
残りは玉ネギ・セロリー・エンドウ・春キャベツ・レタス・サニーレタス等位になってきましたが、
それでもまだ、ナッパ類やその他いろいろな野菜を播いたり植えたりする事もあります。
又これから、サツマイモ・しょうが・秋ジャガイモや遅植えの南瓜等が収穫期になります。
11月一杯忙しい毎日が続きます。

◎今回は はぶ茶 と ドクダミ について少し述べさしていただきます。
2年位前の春の時期、中国の何千年も前の記事に残されていた文章を読みますと、
はぶ茶とドクダミを半分ずつ煮出して毎日お茶として飲むと、
体の毒素を出す力が最も強いということが分りました。
私はこれを読んで、昨年の4月頃はぶ茶の種を播きましたが、
余りの忙しさで発芽したばかりのはぶ茶が雑草にまけて、全く収穫できませんでした。
それで今年こそはなんとか育ててやろうと、2回に分けて播いて、
雑草も取り除いたので、今年はかなりたくさん収穫できました。

私がなぜ、はぶ茶に興味を持ったかといいますと、
今から20数年位前までは山間部の道ばた等に げんのしょうこ という薬草が
はえていましたが、今は全くみかけなくなりました。
そのため、げんのしょうこの代わりにはぶ茶が良い事を知ったからです。

◎現在は、食べ物はあふれる位たくさんありますが、
私にいわせれば、ほとんどの農産物は農薬と化学肥料で汚染されているし、
スーパー等の店頭にあるものは、ほとんど添加物だらけ、
水は汚れて川から海へ流れ、最近はプラスチックの微小の玉で 魚・貝・海草・塩 まで汚されて、
人間の大便からこれらの物質が発見されたと新聞にも出ていました。
これから病気にかからず、丈夫で長生きするには、
今まで大量に体にとりこんできたいろんな毒素を体外に出すため、
畑のある方は来年春にでもはぶ茶を必ずまいて、
近くに生えているドクダミを干して貯蔵したものを、
毎日半々にわかして、お茶として飲み元気に暮らしてゆこうではありませんか。

来年春には「はぶ茶とドクダミを研究しながら飲んでゆく会」の発会式を行いますので、
興味のある方はぜひ参加してください。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年12月号より転載しました。
コメント (2)
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