あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

桃に来る虫

2016-07-17 00:12:53 | 生き物
 我が家の桃です。種類がわかりませんが、とってもかわいい。そしてなかなか味がいいのです。



 去年はちゃんと摘果して袋もかけたのに全部腐ってしまって食べることができませんでした。今年こそはと思ったのですが、摘果もせず、袋かけもせずじまい。結果、びっしりと実をつけて、それが重かったのか太い枝が折れてしまいました。
 そして、長雨でしばらく見ないうちに、次々と落ちだしました。で、やっとわかったことがあります。



 この桃は、柔らかくなるまで待ってたんではだめなんだ、早めに収穫しなければ、ということです。夫は毎日もいでは皮も剥かず食べているそうです。「なかなかうまい」
だからわたしがいつも言ってるのに・・・邪魔だと言って切ってしまったのだあれ。再び実がなるようになったのに、この桃を食べるのを楽しみにしていた母はもういません。数年前、今年のようにびっしり実がなったとき、用事でうちに来た母が、肝心のことはそっちのけで、包丁片手に桃の木にへばりついていたことを思い出します。腐ったところや虫が食ったところを包丁で切り取りながら夢中で食べていたのです。
 どうにかしてこの落ちた桃を活用できないかなあ。わたしは比較的きれいなのを拾ってみることにしました。

 しかし、まあ、たくさんの虫に食べられていること。
 地面に落ちたのはあっという間にありが集まってきます。それもおいしいのばかり。逆にありがたかってない実は美味しくないです。



 まだ木にくっついているときから食べるのはカナブン。これは桃の大敵ですね。今年はわりとカナブンは少なそうです。



 おやおや、チョウまで。これはもしかしてゴマダラチョウ?この実、よっぽどおいしいんだろうなあ。人間がすぐそばまで来ているのに逃げようとしません。結局1時間以上この実にしがみついていたでしょうか。

 そして驚きの事実発覚
 こんなのも来てたのか。





 それも5匹も見つけてしまいました。
 カブトムシが来るんだったらクワガタが来ても不思議はないよね。コクワガタ?雌




 それから地面の色とそっくりのコカマキリ。これは桃に群がる虫を狙ってきたようです。わたしが見つけたのは2匹。



 
 そのほか、ダンゴムシ、ゾウリムシ、ハサミムシ、小さな小さな名前を知らない虫・・・・

 せっかく拾い集めた桃ですが、その日は処理する間がなくて次の日まで置いておいたら、なんと不味いこと。桃の味が変わりやすいのは知っていましたが、これほどまでとは。ようするにあまりできのいい桃ではなかったということ?
 試しにきれいなところを少しだけワインで煮てみました。ちょっとだけ砂糖とレモン汁を足して。これは文句なしにおいしかったです。

 ところで、桃の下のカブトムシ、あれを放置しておいていいものだろうか・・・・?
  

 
 
コメント (3)
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