頂上山荘のこと
クチベニタケと水玉みたいなキノコ?
売店に続く階段横に群生していた花。
アリに、ハチに、ハエかアブかに…
こんなにたくさんあるのにアサギマダラがいません。
何年か前、同じ時期に土小屋から登った時はたくさん飛んでいました。
一塊になってたくさん咲いていたのですが、もう、ゆっくり眺める暇はありません。時刻は4時45分。
石鎚神社頂上山荘は、石鎚神社会館が運営する休憩、宿泊施設です。ちなみに、石鎚山は国定公園ですが、成就社から登る登山道は、石鎚神社の私有地なんだとか。だから本当は登山道ではなく参道。参道だからベンチなどもありません。
毎日午後5時には夕べの神事があることをわたしは知りませんでした。(娘が一緒だとどうしてもあてにして、リサーチ不足になってしまう…)
ただでさえ暮れやすい山の中を、ばあさん一人が歩いているとなればみんなが心配するのは当たり前でした。トラオが怒り顔だったのはこう言うわけです。心配させるのも迷惑かけたうち、と、反省しています。
道端のキノコなど
ロープウェイを降りてから成就社までの2.30分の道は、登山のウォーミングアップのような登り道。歩き始めてすぐこんなキノコを見つけました。
なんと色鮮やかな
追記 タマゴタケと教えていただきました。
初っ端からこんなもの見つけたら、立ち止まらずを得ません。
真白いのや
サンゴのようなの
顔を出したばかりの?
お椀みたいなの
追記 タマゴタケと教えていただきました。
初っ端からこんなもの見つけたら、立ち止まらずを得ません。
きのこだけではなく
ヤマジホトトギス? 以下、大雑把な名前しか知りませんので、細かい分類はしておりません。悪しからず。
ヤマジホトトギス? 以下、大雑把な名前しか知りませんので、細かい分類はしておりません。悪しからず。
ハガクレツリフネもいっぱい。
大体、表参道には花が少ないとわたしは思うのですが、降り続いた雨の後で、きのこだけは様々なものが見られました。
どら焼きみたいなの
真白いのや
サンゴのようなの
顔を出したばかりの?
お椀みたいなの
貝殻みたい。前に教えてもらったんだけど‥名前をわすれました。
これはかなり大きい。そばのクマササの葉が10センチ近くあると思いますから。さっきのお椀が大きくなった?
クチベニタケと水玉みたいなキノコ?
キノコですよね?コケの胞子体?
花は、去年も今年も少なかったです。
花は、去年も今年も少なかったです。
ヤマアジサイはわずかに咲き残っていました。
売店に続く階段横に群生していた花。
テンニンソウかな?と思うのですが、葉っぱがどうなのかしら?
よくよく見たら
アリに、ハチに、ハエかアブかに…
虫のレストランは大繁盛。
ヒヨドリソウがあちこちに咲いているのですが、
こんなにたくさんあるのにアサギマダラがいません。
何年か前、同じ時期に土小屋から登った時はたくさん飛んでいました。
クロヅルの実。もっと綺麗な色になると思います。
と、いっぱい写真を撮ったものですから
そんなことしとるから遅なるんよ。と、またもや叱られてしまいました。
後で聞いたところ、娘たちはザアザア降りの雨に見舞われたそうで、カッパを着て登ったんだそうです。
ばあちゃんが雨で濡れているんじゃないか、滑って転んだんじゃないか、雷に打たれたんじゃないか…トラオとウマオが相当心配して怒ってたそうでー
わたしはパラパラと降られただけだったので、みんながそれほど心配していたとはつゆ知らず、相変わらずのカタツムリペースでのんびりあるいていたのです。いつか見た、プロの登山家がエベレストに登る時の映像を思い出して、我ながら、8000m級の歩みだなあと思いながら。
いや、雷はちょっと不安ではありましたが。
もう30年以上前は、学校行事で石鎚に登るのは当たり前でした。同僚が、5年生100人ほどを引率して登った時、頂上で雷に遭い、全員が地面に臥して難を逃れたそうです。稲妻が地面を走るのが見えたそうです。狭い山頂で他の登山客もおり、建物に入ることもできなかったのだとか。
それがどんなに危険なことだったか。その後、行事としての登山は行われなくなりました。
余談ですが、その時引率していた若い男性教師が、胸ポケットに石鎚神社の御守りを入れていたのですが、それが黒く焦げていたとか。神様が守ってくれた、と、思ったそうです。彼は定年退職してから、石鎚神社の信徒のお先達をしているそうです。
それを思い出して、遠くに聞こえる雷が、近くなったらどう避難しようか、狭い道に伏せるしかないか… わたしなりに考えてはいたのですよ。
頂上近くの花が濡れていたのは、雨のせいでした。
今頃ユキノシタ?
一塊になってたくさん咲いていたのですが、もう、ゆっくり眺める暇はありません。時刻は4時45分。
名前がわかりません。
追記 シラヒゲソウだそうです。
これは食事が終わってからぶらぶらと周辺を歩いて写したもの。
山野草はよく知らない上に、シソ科となるともうお手上げ。
アキノキリンソウかな?
みんなに心配はかけましたが、体力的には余力がありました。
続く