あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ついにーウマノスズクサ!

2023-09-28 09:31:57 | 植物
ついに、ついに見つけました。ウマノスズクサ
 
 
 苦節8年
 
 それはないけど、似たツルを見るたびにウマノスズクサではないかと見つめ続けて8年。牧野植物園で咲いた花と葉っぱとを見て目に焼き付けて・・・
 


 去年は今治城の一般公開されてないエリアに入り込んで(もちろん許可は得ています)ツルは見つけたけど花が咲いてなくて・・・・
 
 なんと長い間さがしもとめたことでしょう。と、どうしても大げさになってしまいます。
 
 どうしてそんなに探していたかというと、
 
 8年前、うちの趣味のハウスの中でジャコウアゲハを見つけたからなのです。初めて見るチョウで、検索の結果ジャコウアゲハに違いないと思ったのですが、ガにもよく似たのがいると分かりました。ジャコウアゲハは、ウマノスズクサを食草としているということも分かりました。けれど、ウマノスズクサを近所で見たことがながったのです。これさえあれば、ジャコウアゲハと断定できます。
 
 そのウマノスズクサを、娘のお仲間と先生が確認したのです。じつはわたしもその探索に行くつもりでしたが、都合で行けず、娘に場所をきいて翌日出かけました。だって、早く行かないと花が終わってしまうでしょう?

 場所はすぐ分かりましたが



 
 この中から探せと?
 
 が、もっと草の少ない場所で見つけました。
 
 
 うわあ、花だ!
 あっちにもこっちにも
 
 

 
 荒々しいクズのツルなどと比べるとずいぶんひ弱そうです。よく似たヤマイモの仲間とくらべても優しげで、なんかどこかで見たような気がするんだけどなあ。
 


 娘達が行った日はジャコウアゲハもいたようです。
 
 
 
 なんと、交尾中。これは次世代が期待できます。
 
 ついでに娘から送られてきた画像

 
 
 裏がこんなんだけど、キアゲハよねえ?
 


 自信はないけど、多分キアゲハ。食草はセリ科だけど、他の植物も食べるとか。なら、ここにいてもおかしくはないです。
 それにしても、真っ黒なキアゲハなんて見たことない。ジャコウアゲハと同じくらい珍しかったです。
 追記 キアゲハの黒色型はいるそうです。
 
 それから多分、ウラギンシジミ
 

 
 もう一つとっても珍しいバッタ
 
 なんか、多様な昆虫や植物の宝庫。これからこの場所には目が離せません。
 
 わたしもキアゲハを見つけたのですが、飛び立つ寸前でぶれてしまいました。
  追記 ぶんぶんさんからナミアゲハのようだとコメントいただきました。そう言われてみれば、後翅に青がないのと模様がはっきりしているのとで、わたしもナミアゲハと判断しました。
 


 さて、うちからはかなり離れたこの場所。うちに飛んでくるにはとおすぎるので、どこか近くにも生えているのかもしれません。そこで、ツルが絡み合うこの場所に来てみました。
 
 
 
 ! クモの巣に黒いチョウが。

 
 肝心のお腹部分がもうないのでよく分かりませんが、羽の付け根に赤いのが見えますから、クロアゲハかも。
 
 追記 これもぶんぶんさんから
 尾状突起が見られないのでナガサキアゲハかもしれないと。その可能性はありますね。ただ蜘蛛の巣に引っかかっているので完全な姿とはいえません。この状態ではなんともいえないと言うことにしておきます。

 近くによく似た葉っぱがありました。ちゃん先生(わたしの植物の先生)に画像を送ってみてもらったところ、ヤマイモの仲間ではないかとの返事。


 残念、葉のつやが違うと思った。
 
 


 葉脈、葉柄部分の切れ込み、葉の形、やっぱり違います。今度は画像をメモに保存していますから、これと見比べながら、まだまだウマノスズクサ探しは続けます。
 
コメント (7)
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