この時期になると俄然目立ってくる蔓性植物。
先日はこのノブドウを切り落としました。
なかなか魅力的な蔓なんですけどね。夏の間放っておくと、絡みついた木を覆ってしまいます。
てごわいスイカズラなどは真っ先に根元で切り落としたのに、まだ残っていますし。
いつも一番後回しになるのがイシミカワ。これは手で簡単に引き抜けます。ただし、茎に細かいとげがあって、刺さってしまうと小さすぎて抜けません。ピンセットやとげ抜きにひっかからないほど小さいけど、何かするたびにちくっと痛んでやっかいです。
今まで目をつぶってきた果樹畑の隅。
イシミカワのカーテンに覆われて、下になんの木があったのかもわかりません。
根元のほう。何本もの赤い茎がイシミカワです。このあたりはとげがないので、手で抜こうと思えば抜けます。背背抜き手袋と呼ばれる、手のひら側をゴムみたいなのでコーティンされた手袋をして、引っ張るとー
根っこは拍子抜けするくらい弱くて簡単に抜けるんです。けど、下に潜り込むと頭や肩にとげがひっかかりますので、長い柄の鎌で切り払いました。
早くも実が色づいています。これがなかなかきれいなの。
けど、放っておくとこれが全部地面に落ちて、来年またカーテンができあがるのです。
下から思いがけずしきび(しきみ)の木が現れました。
あらまあ、こんなに大きくなっていたなんて。わたしいつも店で買っていました。
そしてもう一つのカーテンを取り除くと
柿の木が現れました。これはずっと前は西村早生の柿だったのですが、たしか夫が別の柿を接ぎ木したはず。かわいそうに、葉っぱだけの木の中からやっと一つ実を見つけました。