旅行5日目、宿泊地パムッカレを出てパムッカレへ・・・・・ あれ? 地名のパムッカレと観光地のパムッカレとは違うみたいですね。
行程表をもらったときからちょっとわけがわからなかった所です。 パムッカレへいくのだけれど、観光の中心はヒエラポリス遺跡となっています。 ややこし~
ガイドさんの説明で分かったことは、ここが複合世界遺産だということ。 どういうことなんでしょう。
入場ゲートをくぐると看板が立っていました。ヒエラポリスの復元図でした。 赤い数字のところが遺跡として残っているところです。
すご~い、 ここにこんな大きな町があったんですね。 (期待できそう)
ヒエラポリスは紀元前190年くらいに始まり、後にローマ帝国の直轄地として栄えました。 その後、アジアから進出してきたトルコ人の支配下になり、14世紀に大地震によって崩壊し放置されました。
遺跡への入り口。 看板の説明ではサウスローマンゲートとなっています。
ここをくぐればヒエラポリスの巨大な遺跡・・・・・・のはずが
あらら 広大な荒野
手前の長い石積みはたしか水道と言っていたような? 早くも記憶が薄れかけています
保存状態がよいと言われる大劇場。 これは通路からはずいぶん遠くて、写真に撮っただけです。
柵で囲まれたここはなんだったかな?
ここの都市遺跡は、今まで見たもののどれよりも広くて、ほとんどが形をとどめておらず、形ある物はかなりの距離をおいて散在していました。 とても一つひとつ見て回ることはできなさそうです。
雪ネタ続きで雪景色?
いいえ、雪ではありません。 これがパムッカレ。 都市遺跡の南側に広がる石灰棚です。 石灰を含む温泉が地上に流れ出して、冷えていくうちに石灰が沈殿してかたまったものだそうです。
パムッカレとは「綿の城」という意味だそうです。 その名の通り、真っ白な石灰棚が、雪景色のように広がっています。
しかし、最近開発が盛んになったせいで、溢れる湯量が減り、黒く汚れてきたと言うことです。 押し寄せる観光客のせいでこうなったと思うとちょっと複雑な気持ち・・・・
複合世界遺産とは、ヒエラポリスという歴史遺産と、パムッカレという自然遺産が同じ場所にあるということでした。
さて、この石灰棚のそばで大勢の人が靴をぬいでいますよ。 何をするのでしょう。
なんとこの石灰棚の所に入ることができるのです。 もちろん限られた場所だけ、そしてはだしが条件です。
みんなが並んでいるところは温かいお湯が流れる水路になっていて、気持ちのよい足湯を楽しみました。
ただ、そこへ行くまでがー
つめた~い、 足の裏がいた~い、およよ、すべりそう~
というわけで、なかなか大変でした。 ーつづくー