雫石鉄也の
とつぜんブログ
10月30日(木) 立食パーティーの極意
小生、立食パーティーにはよく出席する方だ。長年SFファンをやっているので、作家にも何人か知人友人がいる。デビューN周年とか、賞を取ったとか、また、イベントのあとの打ち上げパーティーとか。前の会社の組合の副委員長だったころは、上部組織の情報労連とか連合とかの関係のパーティーやら、他の組合のパーティーなんかにも、ちょくちょく出席した。
この立食パーティーというの、けっこうコツがいる。まず、食べ物の食べ方。美味しそうな食べ物が次々出て来るが、最初の方からガツガツ食うと、お腹いっぱいになって、後の方で、さらに美味しいものが出てきても食べられない、ということがある。
また、後からの方が、ええもんが出てくるやろ、と思って、食べるのをセーブしていると、料理はおしまいで、何も食べ物が残っていない、という悲劇に見舞われることもある。そのへんの兼ね合いが難しい。だいたいメインの料理は、パーティーが始まったころに出てくる。後に出てくるのは、ピラフ、炒飯、寿司、そば、サンドイッチといったもの。だから最初はちょっと飛ばしぎみに食べた方がいいだろう。
次に飲み物だが、最初はビールで乾杯となる。その後も飲み物のメインはビールの場合が多いが、ビールをあまりたくさん飲むと、お腹がいっぱいになって、料理をあまり食べられない。適当なところで、ウィスキーの水割りなどに切り替えた方がいいだろう。
立食パーティーで困るのは、料理を食べながら酒を飲む時。皿に料理を取って、日本酒なりウィスキーを飲むときの、料理の皿の置き場所に困る時がある。ビールならテーブルに置いてあるが、それ以外の酒なら、それが置いてある場所まで取りに行かねばならない。会場のスタッフが持ってきてくれるといいのだが、自分で取りに行くこともあるだろう。その時、食べかけの皿を自分の目の前に置いて、酒を取りに行くわけだが、帰ってきたら、自分の皿がどれか判らなくなっていることがある。そういうことを防ぐために、手に持っている皿はきれいに食べてから、酒を取りに行こう。
宴もたけなわになってくると、カラオケを始めるパーティーもある。小生、カラオケは大の苦手。人前に唄を唄うのはなによりイヤ。ちょくちょく出席するさるグループのパーティーは、唄った人が次ぎに唄う人を指名する。当てられたら嫌だから、カラオケが始まったら、小生は早々に消える。この消え方が難しい。会場からトンズラしようとする所を見つかると、「これ、雫石さん。どこへ行く。次がアンタ唄いなさい」となる。
だから、カラオケが始まりそうな雰囲気をいち早く察知して、トイレに行くふりをして、人知れず消えなくてはならない。ある種の忍法を心得る必要がある。大変に難しい。昔は、小生も失敗して「六甲おろし」を唄うはめになった。
厳に慎まなくてはならないのは、食べ物の取り過ぎ。食べられる分量以上の食べ物を皿に取って残し、次の料理が出てくると、また新しい皿にてんこ盛りに取る。そして、そやつの前のテーブルは食べかけの皿でいっぱいになる。これ、非常に醜い。気をつけよう。
この立食パーティーというの、けっこうコツがいる。まず、食べ物の食べ方。美味しそうな食べ物が次々出て来るが、最初の方からガツガツ食うと、お腹いっぱいになって、後の方で、さらに美味しいものが出てきても食べられない、ということがある。
また、後からの方が、ええもんが出てくるやろ、と思って、食べるのをセーブしていると、料理はおしまいで、何も食べ物が残っていない、という悲劇に見舞われることもある。そのへんの兼ね合いが難しい。だいたいメインの料理は、パーティーが始まったころに出てくる。後に出てくるのは、ピラフ、炒飯、寿司、そば、サンドイッチといったもの。だから最初はちょっと飛ばしぎみに食べた方がいいだろう。
次に飲み物だが、最初はビールで乾杯となる。その後も飲み物のメインはビールの場合が多いが、ビールをあまりたくさん飲むと、お腹がいっぱいになって、料理をあまり食べられない。適当なところで、ウィスキーの水割りなどに切り替えた方がいいだろう。
立食パーティーで困るのは、料理を食べながら酒を飲む時。皿に料理を取って、日本酒なりウィスキーを飲むときの、料理の皿の置き場所に困る時がある。ビールならテーブルに置いてあるが、それ以外の酒なら、それが置いてある場所まで取りに行かねばならない。会場のスタッフが持ってきてくれるといいのだが、自分で取りに行くこともあるだろう。その時、食べかけの皿を自分の目の前に置いて、酒を取りに行くわけだが、帰ってきたら、自分の皿がどれか判らなくなっていることがある。そういうことを防ぐために、手に持っている皿はきれいに食べてから、酒を取りに行こう。
宴もたけなわになってくると、カラオケを始めるパーティーもある。小生、カラオケは大の苦手。人前に唄を唄うのはなによりイヤ。ちょくちょく出席するさるグループのパーティーは、唄った人が次ぎに唄う人を指名する。当てられたら嫌だから、カラオケが始まったら、小生は早々に消える。この消え方が難しい。会場からトンズラしようとする所を見つかると、「これ、雫石さん。どこへ行く。次がアンタ唄いなさい」となる。
だから、カラオケが始まりそうな雰囲気をいち早く察知して、トイレに行くふりをして、人知れず消えなくてはならない。ある種の忍法を心得る必要がある。大変に難しい。昔は、小生も失敗して「六甲おろし」を唄うはめになった。
厳に慎まなくてはならないのは、食べ物の取り過ぎ。食べられる分量以上の食べ物を皿に取って残し、次の料理が出てくると、また新しい皿にてんこ盛りに取る。そして、そやつの前のテーブルは食べかけの皿でいっぱいになる。これ、非常に醜い。気をつけよう。
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