「初めてのアメリカ」シリーズは、自分のための備忘録としても書いていきたいのですが、
そればかりだと書く方としては飽きます。
「旅行編」ヨーロッパシリーズやら、アジアシリーズも、国内シリーズも書いてみたいことはたくさんあります。
少しづつ書いていけたらいいなと思っています。
でも、今日は先週の土曜日のことです。
同僚Sさんに誘われて、直方の「大人としゃべり場 in 直方一中」に行ってきました。
http://mainichi.jp/articles/20160612/ddl/k40/040/240000c
これはすごくよかったです。
大人が円形に並んで座って、その円を取り囲むように中学生たちが円形に座ります。
大人と中学生は一対一で対面します。
司会者から、大人に対して質問が投げかけられます。
それに対して、大人は中学生に答えます。
次に、司会者から中学生に質問が投げかけられます。
中学生は大人に向かって答えを語りかけます。
それを、数分の間隔で次々と生徒が時計回りに移動しながら、続けていくわけです。
今年が4回目とかで、生徒さんたちは慣れているのでしょうか。
こちらがたじたじになるほどに、にこやかに堂々と自分の思いを語ります。
そして、なによりもどの子も、例外なく笑顔がとてつもなく素晴らしいのです。
ぼくは年寄りなので、この子にとって僕みたいな老人はどう思われるのかなぁ、などと思っていましたが、
下種の勘繰りでした。
左官屋になりたい子、看護師になりたい子、友達のためになりたい子。
誰かのために役に立ちたい子ばかりでした。
何か言葉にできないことが多かった機会でした。
これは全国に広げるべき方向性でしょう。
老人も子供も、面と向かって語って、笑い合う。
直方のMさん。
何かできることがあればと思っています。
子供は保護すべき対象というよりも、世間を豊かに元気にする存在なんだなと思いました。