風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

若者

2011年12月28日 | 雑感

クリスマスも終わり、賑やかなのはデパートの地下や市場などの食品売り場だけのようです。
あっという間に年の瀬です。

娘が高熱を出しました。
去年の暮れを思い出します。
大晦日から正月にかけて娘は肺炎で入院しました。
おせち料理も餅も食べることが出来ませんでした。
そんなことはいいのですが、小さい娘が白いベットで点滴に繋がれて、
退屈で泣きじゃくる姿はもう見たくありません。

今受けた連絡によると、アデノウィルスというのに感染したとのことです。
抗生物質が効かなく、4~5日熱が続くのだそうです。
まぁ、原因が分かっただけでも一安心ではありますが。

あいからわらず、わが国の政府はわけの分からない動きをしています。
政府の要職にある人たちのことごとくが、誰かの操り人形でしかないような、不可解な動きをしています。
そして、あいかわらず、その不可解さを追求するジャーナリズムが機能していません。
ずるずると奈落の底に呑み込まれているような、そんな感覚です。
もうこの怖ろしくも不愉快な流れは誰にも停められないのかもしれません。

でも、個人個人ははっきりと目を覚まして、何かにしがみついてでも奈落の底に呑み込まれないでいることを
決意していて欲しいです。
どんな方法があるのか。
まずは食糧の確保が出来る方法を考えておく方がいいでしょう。
他のブログでも散々言われていますから、自分の生活を自衛をしようとする人は、そろそろ行動に移した方が
いいと思います。

今の大方の30代くらいまでの青年は社会に出てからずっとデフレという、
まれに見る異様な不況状況に置かれていました。
当然のごとく、お金を使おうにもお金がない状況に耐え忍んできました。
ですから、彼らは酒たばこにも執着しませんし、贅沢な外食にも憧れません。
車の購入意欲も低いですし、結婚願望も昔ほどではありません。
一番、物欲、性欲が旺盛な頃に派遣やらパートといった窮乏生活を送った若者が少なくありません。
その一方で、圧倒的に人口の割合の多い高齢者には手厚い保証や年金が保証され、
公務員も優遇され続けて来ました。

若者たちはそんな日本の有様をじっと冷静に見つめ続けて来ました。
彼らを今のメディアや経済界の人たちが説得、扇動できることはありえません。
若者たちは彼らが何をしてきて、何をやろうとしているのかを、怖ろしい程までに冷徹に見据えてきたのです。

それでもテレビでは芸人たちのバカ騒ぎが連日連夜続きます。
もうなんて言って良いか、文化国家としてみれば、惨状です。
そして国家に対しては、見抜いてはいるが、参加しないという今までにない形での不気味な沈黙が続いています。

政府の指針やら、経団連のお偉方の恣意的な発言などはなんの影響力もないでしょう。
声が大きい方が勝つといったイデオロギー闘争などにももちろん背を向けてます。

この若者たちの沈黙を舐めてかかると、相当酷いしっぺ返しがあるように思えてなりません。