風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

頑張れ、日本

2011年08月10日 | 雑感

なんというか、政治も企業も人々の意識も末期症状を呈してきたような気がして仕方がありません。
末期とは何か。
次に進むべきステップを完全に見失った状態です。
見失ってしまっていることにさえ気がつかない状態です。

このブログを読んでいる方はほとんどの方が昼間は働いているでしょうから、国会中継を見る暇などないでしょう。
首相をはじめ、閣僚の誰一人として質問にまともに応えるということがなく、あーでもない、こーでもない、でも、そーでもない。
これが延々と続く国会での審議です。
こんなのを子供に見せて、なにをどう説明できるというのでしょうか。

何かの指針が示されれば、「前向きに検討します」「頑張ります」です。
これが政治家の言葉でしょうか。
何かをし遂げるためには、お金と人手と行程が必要です。
そこに踏み込んだ答弁は皆無です。

現役の総理の北朝鮮の拉致に関わりの深い政治団体への巨額な献金問題も、国会では厳しく追及されていますが、
メデイアはいつものごとく黙殺しています。
そのほかにメディアが黙殺している重要問題が、ありすぎて困るくらいにあります。
「人権擁護法案」というような極めて曖昧で危険な法案を、現政権は懲りずに国会に提出するようです。
なんでもあらゆる行政組織から独立して、独断的に誰やら彼やらの発言並びに行動を監視・規制・弾圧できる法律らしいです。
しかも誰がそれを管轄するのかというと、必ずしも日本国籍を有した国民ではなくてもいいそうです。
令状も取る必要がなく、委員会が「人権侵害」と判断した個人宅に侵入し、調べ上げ、メディアに吊し上げることが出来ます。
わけが分かりません。

前法務大臣の岡崎さん、そして現法務大臣の江田さん、この二人は、
北朝鮮による日本人拉致実行犯の犯人が韓国で捕まって死刑判決を受けた際に、
菅首相と共に、その犯人の助命嘆願書に署名捺印した仲間です。
そしてその犯人は、そのおかげもあってか、放免になったら、韓国内では英雄扱いになったそうです。
韓国併合を反対した伊藤博文を暗殺したテロリストが今の韓国では英雄に祭り上げられているのと同じ現象でしょう。
そういう人たちが、「人権擁護法案」みたいな、誰のためになるのかさっぱりわけの分からない法案を推進します。

そして、メディアは全くそういう流れを報道しません。
メディアの上層部には、日本国体解体を夢見るような心情左翼の残党が、わんさか残っているのでしょう。
自分たちは高給を貰いながら、国体解体を是とする政治団体にシンパシーを感じ、
実際に進退窮まっている震災被災者に対する具体的な提言に対する無知と無理解。
下らなさすぎます。
どんな言葉もでません。
下らなすぎます。

日曜日に花火大会に行きました。
花火も終盤になって、被災地に向けて「がんばろう日本」の文字をそのまま空に浮かび上がらせる花火が上がりました。
「が」の文字がひっくり返っていたり、「う」の文字が逆さまになっていたりしました。
それでも、見ている人たちは声を揃えて、「が」「ん」「ば」「ろ」「う」「に」「ほん」と叫んでいました。
バックで大音響で流れていた音楽はサッカーWCの放映時に流されていた曲です。

頑張りましょう、日本。