Photo by Natsuko.
うちにはそれはそれは大きなアカミミガメがいます。
このカメがうちに来たのは去年の秋、母が働いているとある飲食店の池で採取した個体です。
池の水抜きをしていたところモゾモゾと土が動いたそうな・・・
それがうちのアカミミです。
夏に怪しいカップルが池でゴソゴソしているのが見られており、その後からカメの目撃が相次ぎ、突然姿が見られなくなった、と思ったら池の中で寝ていたのですね。
しかし、北海道の冬、きっとあのままだったら凍死していたことでしょう。。。
ただ、ある公園の池ではすでに何頭ものカメが越冬しているのが確認されていることから、北海道自体、カメが生息できない訳ではなさそうです。ただブラキストン線という海峡により本州から隔てられているため、カメなど多くの爬虫類が自然分布していないだけなのです。
それなのにとうとう・・・。本州でも実家のドブ川なんかではクサガメ少し、アカミミいっぱい、イシガメ見たことない。っという感じで日向ぼっこしていたけれど。。。
北海道・・・カメがいないのが良いのだ!
Photo by Natsuko.
ちょっと上陸場が狭いんですけど~
ミシシップアカミミガメ
北アメリカから南アメリカにかけて広く分布するスライダータートルの1亜種。
ペットとして世界的規模で流通している。
国内には昭和30年前後に輸入が始まり、40年代前半から野外での採取が報告される。昭和50年にサルモネラ菌の保菌率が高いことがマスコミに報道されたことから、野外に大量に捨てられる。(その他のカメ類を含め、サルモネラ菌は多くの動物が持っている。とくに危険視する必要はない)
塩分への抵抗力もあり、環境への適応力が強く、世界中で帰化が確認されている。
参考図書
日本動物大百科 5 両生類・爬虫類・軟骨魚類.pp.61.平凡社,東京.
(2006年03月21日 Natsuko)