トッポが再退院した。 病院にいても同じですからとの説明である。
ほとんど寝たまま、動かない。 痛みをこらえているのか、微動だにしようとしない。
あと48日。 手術まで耐えられるか? 薬の投薬は、ここ数日やめている。
内臓に負担がかかるので、痛みを我慢するしかないようで、様子を見ながら薬をあたえるのだろう。
トッポ、どんなに痛くても食え! 吐いてもいいから、食え!
シャウエッセンさんなんか、洗面器に一杯吐いても食ってたぞ!
島流しさんも、吐きそうになっても牛皿押し込んで蓋して食ってたぞ。
トッポ、食わなきゃダメだぞ。 そして、手術しよう。
誰か、いま手術してくれる人はいないのか?
いまなら、絶対助かるのに! クッソー!!
いろいろインターネットで調べたら、ある病院のヘルニアに関する記載から、下記のようなことが分かった。 頚椎の場合のほうが、やはり大変のようだ。
■椎間板とは
脊髄は脊椎(背骨)によって作られた脊柱管の中を通り脳からの指令を全身に伝え、また末梢の感覚などの情報を脳に伝える働きをもちます。
脊椎は椎間板によって強く連結されています。
椎間板の構造を断面で見ると中心部に髄核があり、その周囲を繊維輪が囲んでいます。
繊維輪の腹側は厚みがあるのに対して背側は薄く、繊維輪の断裂が起こりやすくなっています。
髄核はゼリー状の弾力性に富んだ構造をしており、脊椎に加わる衝撃を吸収する働きを持ちます。
この椎間板が脊髄に向かって飛び出し、脊髄を圧迫する状態が椎間板ヘルニアです。
椎間板ヘルニアが犬で最も起こりやすい場所は胸椎と腰椎の移行部(背中)と頚椎(首)です。
■頸部椎間板ヘルニアの症状
1度
激しい頸部痛のために首をすくめて動くのをいやがるようになる。この痛みは背中の椎間板ヘルニアに比べてとても強く、悲鳴をあげて痛がることも少なくない。
2度
頸部椎間板ヘルニアの症状が進行すると後肢の障害に加えて前肢にも障害が起こり、フラフラ歩行、転倒、重症になると起き上がれなくなる。
3度
四肢の機能が失わる。重度の頸部脊髄障害により呼吸の機能が妨げられ急死することがある。
■内科療法
絶対安静により症状が改善することがあります。しかしながら激しい痛みが続くために手術が必要になることよくあります。
■外科療法
全身麻酔をかけ、レントゲン脊髄造影法によって椎間板ヘルニアの発生部位を確認した後、ベントラルスロット法により、脊髄を圧迫している椎間板を取り除く方法です。外科的治療により約90~95%の症例で痛みの改善、四肢機能の回復が期待できます。同時に椎間板ヘルニアの再発を防ぐため、他の椎間板髄核を取り除く予防的造窓術を行うことも可能です。
●予防的造窓術
椎間板は第1~第2頚椎間を除く全ての椎体間に存在します。このうち頸部椎間板ヘルニアの大部分が第2頚椎から第6頚椎の4つの椎間板で、胸腰部椎間板ヘルニアの約75%が第11胸椎から第2腰椎の4つの椎間板で発症します。椎間板ヘルニアの多くは、この好発部位の椎間板のうち一つがヘルニアを起こして発症します。治療により回復した犬に再び椎間板ヘルニアが起こってしまうことがあります。これは一回目に起こった部位とは別の椎間板にヘルニアが起こるためにおきます。予防的造窓術は、椎間板ヘルニアの減圧手術時に、他の椎間板の髄核を取り除くことで椎間板ヘルニアの再発を予防するために実施する手術です。
今までは「ヘルニアって何??」
って思ってたんですけど、
トッポ君のサイトを見てすごく大変だなって
思いました。
トッポ君頑張って!
トッポおじさんの胸中お察しします。ここまで椎間板、治療法について調べ上げるとは・・・
さすがです。48日間もこの状態は辛すぎる。誰か休みを割いてでもメスを握ってくれる人はいないのか?何も出来ず祈るばかり。トッポ、耐えてくれ。
トッポも辛そうですが、我慢しないとね。
犬は本当に痛くならないと、鳴かないと聞いているので、かわいそうですね。
食欲ないのですか?
腕のいい優しい先生が見つかって手術が早く出来てくれたら・・・大学病院ってそんなに予約いっぱいなんですか?
横浜にお住まいなんですよね?誰か、早く手術してもらえるいい病院、いい先生を紹介して欲しいです。どこかサイトの掲示板とかで聞いてみるのも手ではないでしょうか?
きっとパパさんのことだから、いろんな考えで手を打たれてるとは思いますが、私も何かお役に立ちたいって思ってマス。
TOPPO君も痛みを我慢して頑張ってるんだと思うと、泣けてきます。
早く元気になってパパさんとお出かけにいったお写真が見たいです。
TOPPO君、しっかりご飯は食べてね!!
どうなるか分かりませんが、ベストを尽くしてだめなら、後悔しないでしょう。
さて、これからが最後の勝負ですね。
まだ、バカ親父に勝負強さが残っていると信じたいですね。
まだ、あきらめないで最後まで奇跡の回復を信じています。
まだまだ、これからですよ。
男は、気合だ!集中力!と叫びが聞こえてきそうです。
負けるわけには、絶対にいかない勝負もありますから。