走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ざまあみろの法則

2011年06月30日 02時34分21秒 | 考え方
 西田文郎先生の講和の中で知ったことがある。

 それは、長く組織論の中で語られてきた「2:6:2」の法則である。
この法則は、2割の組織を引っ張る人がいて、それに引っ張られる人が6割、まったく影響を受けない人が2割いると言われている。
そして、その引っ張る2割の人だけを取り出して組織を作ると、やはり「2:6:2」の法則になるというものである。

 これを西田先生は、もう古いと一刀両断にされる。
なぜなら、「ぬるま湯」のような時代は終わったからだとも。
確かに、成長期や成熟期のように社会に余裕があった時代は常識が常識で通用していた時代である。

 しかし、今は常識が通用しなくなった。

 このことは何よりも、社会環境の大きな変化と変化のスピードが著しく早くなったことによるものだと思っている。
例えば、私たちの子どもの頃はブラジルの話など地球の裏側の話と捉えていたが、今は子どもたちが面白半分で撮った動画をネットにアップするだけで地球の裏側の見ず知らずの人からすぐに感想が寄せられる時代になっているということである。

 しかも、「こんな風に技術が進歩したらいいのに」と思っていたら、共通する考えを持った人たちが仮想上でコミュニティを形成でき、それを見ていたメーカーは四半期(3ヶ月)で開発し、世の中に送り出してくる。

 そんな時代なのである。

 「アナログだ、デジタルだ」とのたまっていた時代は今は昔。

 また一方で使わなければ使わないでいい時代にもなった。
情報はさまざまな手段や手法を用いれば簡単に手に入るようになった。
その分、その情報を生かすためには入手側のスキルアップや感性が問われている。

 いわゆる「宝の持ち腐れ」にするかしないかは、受けて側の自己責任というわけである。

 西田先生の話に戻すと、現在の組織の構成は5階層に分かれるという。
 次のような分かれ方である。

  ・環境変革型(全体の 5%)

  ・環境改善型(全体の10%)

  ・環境順応型(全体の35%)

  ・環境逃避型(全体の45%)

  ・環境破壊型(全体の 5%)

 これらのタイプを説明し、西田節が炸裂する。
再現すると以下のとおり。

 世の中の95%の人たちは成功できないんです。
 なぜか?

  甘い!!

 甘いから成功できないんです。成功したければ、

  苦しめ!!

 成功者だけが知っている法則があります。

  裏目の法則

 裏目に最大のヒントがあるのです。
 ひっくり返せば成功になるんです。
 ほとんどの人が裏目が出たら諦めてしまう。(だから成功しないのです)
 しかし、裏目を最大のチャンスだと捉えられる人は成功しますよ。

  人生は裏目の法則

 環境変革型の人は、これができるんです。
 そして、それができる秘訣は

  執念

  ざまあみろの法則 です。

 まだまだ続く西田節。この続きは別の機会に...