行政書士試験の憲法で,「天皇」からは出題されにくい感じもしますけどね・・・
出てくる場合には国事行為(第7条)についてですかね。
「問題」
天皇又は皇室に関する次のアからエまでの各記述について、正しいもの二つの組合せを、後記1から6までの中から選びなさい。
ア 天皇は、精神若しくは身体の疾患又は事故があるときは、国事行為を委任することができる。この場合には、摂政が天皇の名で国事行為を行う。
イ 皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が財産を譲り受け、若しくは賜与することは国会の議決に基づかなければならない,というのが憲法の定める原則である。
ウ 皇位の継承について、大日本帝国憲法は、「皇男子孫之ヲ継承ス」と定めていたが、日本国憲法は、男系男子主義までも求めるものではない。
エ 国務大臣の任免、法律の定めるその他の官吏の任免の認証は、天皇の国事行為とされている。認証は、これらの行為の効力要件である。
1 アとイ 2 アとウ 3 アとエ 4 イとウ 5 イとエ 6 ウとエ
(平成24年度司法試験 短答式公法系科目第12問)