昨日,日行連から発表がありましたけどね・・・
考査試験に関しての現段階での公表事項は,受験者数,合格者数,合格率の3点のみということ。
最も重要な合格基準については公表されないんでしょうかね?・・
このあたりは受験者への通知とホームページでの公表を分ける可能性もありそうですけどね(ホームページの方が早いか,通知の方が早いか)?・・・
それはともかく,時期的に合格した後の流れも重要になってきていると思います。
試験合格から特定行政書士証票交付までの大まかな流れ(推測)ですけど,
① 考査試験の合格が確定
② 合格通知の受理
③ 特定行政書士たる旨の付記を受ける
④ 特定行政書士付記の完了通知を受ける
⑤ 特定行政書士証票の交付を受ける
という感じになるかと思われます(②~④までは,時間が多少ずれるのか,あるいは一気にいくのか,というのが微妙なところ)。
①の考査試験の合格確定段階では,まだ特定行政書士ではありませんので,特定行政書士の業務が行えないのは当然といえば当然(その段階では考査試験合格者です)。
⑤の特定行政書士証票の交付までいってようやく特定行政書士を名乗り不服申し立て代理業務が可能になるということですね(特定行政書士制度にもっとも近いであろう特定社会保険労務士制度においても,特定社会保険労務士証票の交付を受けるまでは名称使用が不可となっています)。
ということで,名刺やホームページの記載を変えるのも,そのあたりということになってきますね。
名称使用そのものは,仮に違反があっても行政書士法上の問題で収まりますが,不服申し立ての代理業務についての違反となりますと,弁護士法(72条)の問題になってしまいます。
①の合格通知から⑤の特定行政書士証票の交付までにかなり時間がかかるようですと,いろいろ問題も起きてきそうですけどね・・・
そのあたりのフライングは気をつけたいところです(もう少し日行連中央研修所の説明,案内等があっても良さそうですが)・・・
①と②については,あと1ヶ月ぐらいで完全に結論が出ると思います(もう少しの辛抱です)。