今年の試験はすべて終わって,今は戦いのあとの休息期間,という方が多いと思われます。
合格発表はいずれの試験も年明けの来年1月以降。
最速である貸金試験の合格発表日(1月12日)まででも,まだ5週間,1ヶ月以上もありますので,ここでちょっとデータをふまえた合格基準点の予測をしてみたいと思います。
基本的に今現在,合格基準点の話が出てくるのは3つの試験。
行政書士試験を除いた,貸金,マン管,管業試験です。
このうち,マン管と管業試験は合格率が完全に固定(マン管7~8%,管業20%)されていますので,総受験者数の上位からこのパーセンテージに収まりきったところが合格基準点になるだけ。
受験者数が約17,700人のマン管試験では,だいたい1,300人程度,受験者数約20,600人の管業試験では約4,000人程度の合格者数になりますが,そのあたり(合格者の下限)の受験者が取られた得点こそが合格基準点で,これは非常に分かりやすい構造。
問題は貸金試験です。
そもそも合格率そのものが定まっていませんので,基準点もピンポイントでの予測が大変難しく,アバウトなものになってしまうのは昨年同様なんですが(はやく固定されてもらいたいですね),今年の試験では,この貸金を含め,残りのマン管,管業3つの試験すべてに共通しているテーマがひとつあります。
それは,「これまでに出てきたことのない数字が出現するのかどうか?」ということ。
マン管試験では30点から38点までが合格基準点の出現範囲となっています。
このうち34点から38点までの間での決着が過去9回中8回。
今年の試験の基準点もほぼ99%に近い確率で,上の枠の中から出てきそうです。
前にも書きましたが,一見,思いつきで出てきているような感じもあるマン管の合格基準点も,その実はうまく振り分けられていまして,34点が2回,36点が2回,37点が2回,38点が2回。
つまり35点を除いて,残りの数字はすべて2回ずつ出現していることになります。
なぜか35点だけが1度も出てきていないのですが,今年はこの数字の出現確率としては最大のチャンスをむかえているような気もします。
一方,管業試験の方ですが,こちらは過去9回の試験で33点が基準点の最低ライン。
そこ(33点)から38点までの間で100%完全決着が続いてきています。
もし32点以下が出るとするなら,こちらの方も今年が最大のチャンス?・・
今年の基準点が仮に33点以上になるならば,考えられないくらいの難易度上昇がない限り,管業試験で32点より下の数字は基準点にはなりえないと断定してしまっていいかもしれませんね。
マン管,管業とは対照的に,本当にやっかいで,苦悩が続いているのが貸金試験の受験者の方・・
これまで(過去4回の試験)に出てきた基準点は,30点が2回,31点が1回,33点が1回。
しかも合格率が変動(基本的には下がっている)しながらのもの・・
さらに今回の試験での合格率も完全に未定なため,基準点予測もだいたいにならざるをえないという苦しさ,難しさを背負っています。
今年の試験の難易度的には,過去に出てきていない数字が登場することは考えにくいところなんですが・・
これら3つのすべての試験において,これまで出てきていない未知の数字が出てくる可能性もゼロではありませんが,一番可能性があるのはマン管の35点でしょうかねぇ・・・
管業試験の32点以下もありえるとは思いますが,貸金試験の34点以上は可能性的には一番低いと思います。
今年の貸金試験の合格率は依然としてわかりませんが(来年の1月12日まで不明ですね),もし今年の管業試験の基準点が32点以下なら,状況的に管業試験の基準点と貸金試験の基準点はかなり接近,主任者系の3資格のなかでは,宅建だけが以上に高くなってしまった(36点)年ということになりそうです(ちなみに8年前,宅建ではじめて36点が登場した,平成14年度に行われたマン管試験の合格基準点は36点,管業試験は33点でした。管業試験の合格率は当時29%でしたが・・)。
合格基準点を巡るさまざまな予測,憶測はまだまだ続いていきそうな気配です。

