7月5日の司法書士試験までついに2ヶ月切りました。今年から記述式の配点が変わりますが,去年の不動産登記法の「別紙形式」の復活など,あきらかに,ここ(書式)であしきりにかけようというねらいがあるように思えます。ここ数年受験者のレベルが急激に上がっているため,択一で差がつきにくくなってきているのが原因でしょうが,今年の記述式は例年以上に時間との戦いになるでしょうね。
それと択一の予想論点のひとつに,改正された「公益法人」に関する出題があげられます。会社法と商業登記法で出される可能性なんですが,私個人としては今年はないと思っています。資格試験予備校では出る,出ないでいろいろ騒がしいみたいですが,司法書士試験の出題としては来年以降だと思っています。仮に出題されても,株式会社との機関構成の違いといった極基本的なものになるはずです,今年は・・・
むしろ出題確率的には,11月の行政書士試験のような気が・・・
行政書士試験はこういう多少ズレタ論点だいすきですからね。特に司法書士試験となるべくかぶらないような問題にしている節が感じられます。
去年の「匿名組合」の問題なんて,準備していた受験生いたんでしょうか?
去年は早稲田大学で試験監督をしていましたが,試験終了後問題をみながら他の行政書士の先生がたと話をしていて,こんな問題できるのかと・・・
受験者の方が気の毒になりました。わたしが行政書士の試験は民法と行政法だけ勉強すればよいというのもこういうのが根拠になっているんですが,その話はまたいずれということに・・