10月17日の宅建まであと20日切りました。
これから先は今年の本試験で取るべき目標得点に向かって,ひたすらモチべーションを上げていく時期に入ったといえます。
これはあくまで私の個人的な予測ですが,昨年と一昨年の試験の結果からみて,今年の宅建の合格基準点は32~34点の間だと考えています。
よほど試験問題が易しくならない限り,34点以上を取って合格発表を待つというのが理想的な流れとなりますが,宅建に限らず,これから行われる資格試験はだいたいこれだけ取れれば,という目標得点のようなものがひととおり決まっていますので,その点数を意識して勉強を続けていくと,モチべーション的には安定してくると思います。
〈貸金試験〉
貸金試験ではこれまで4回の試験での合格最低ラインが30点ですので,30点以上がまずは絶対のノルマ。
第3回試験で出た33点がこれまでの基準点の最高ラインですので,これを上回る得点(34点以上)が理想的な目標得点で,35点以上ならほぼ確定的だと思います。
これからの50日間で上記の得点を目指して,勉強をしていくべきだと思います。
〈マン管〉
去年は34点と過去2番目に低い基準点となりましたが,基本的には36点や37点という7割を超える得点になりやすいのが特徴的。
今年も7割未満の低い数字(33~30)になる可能性も捨て切れませんが,マン管試験では2年連続で基準点が低下したことが過去に1度もありません。
また,これは前にも書きましたが,2年連続で同じ基準点が出たこともありませんので,今年の基準点は統計的には35~37点になりそう・・・
いずれにしても37点以上がほぼ確定的な目標得点(状況的にみて,もう38点は出ない)だと言えます。
〈管業〉
平成18年度 33点
平成19年度 33点
平成20年度 34点
平成21年度 34点
出願者数,受験者数がそれほど大きく動いていないここ4年間での基準点は33点か34点のどちらか。
今年の試験もあさってで申し込みが終わりますが,出願者数は2万4千~2万5千人ぐらいになるのでは,と考えられます。
出願者数,受験者数がそれほど動かないにもかかわらず,今年の試験だけ極端に緩やかな問題傾向になるというのも不自然ですので,34点という数字がこの試験でのひとつの合格の目安と考えてよさそう。
ちなみに基準点が36点だったのが平成17年で,35点だったのが平成15年。
個人的には,もうここまで高くなることはないのではないか,と考えています。
36点以上なら,よほど派手に出題ミスが連続しない限り100%確定だと思います(出題ミスがあって解答者全員正解という場合,基準点を押し上げる可能性があります)。
34点以上取って発表(平成23年1月21日)を待つのが理想ですね。
いずれの試験でもこれから先は基準点へと向かう最後の正念場となります。
進むべき道は,合格して今年で終わらせるか,来年もう1回か,あきらめてしまうかの3択。
すべてはこれから先のわずか数十日間での努力とモチべーションにかかっていますので,決して挫けることのないように最後まで戦い抜きましょう。