特定行政書士 徳能ブログNEO

特定行政書士とくさんのちょっと得するかもしれないお話  
シーズン2

行政書士試験の合格発表を受けてひとことふたこと

2012年01月30日 15時00分00秒 | 行政書士試験

 合格発表が終わったばかりでして,いまだ余韻覚めやらぬ状態だと思います。

 いろいろと考えることはありますが,この結果につきまして,いくつかコメントを。

 まずは合格率について。

 昨年度の試験の合格率は8.05%。

 やはり一昨年の6.60%よりは,やや上がりました。

 このあたりは,本試験直後にここで検証したとおりです。

 問題の難易度的に,新試験制度になってからの過去6回の試験の中では,だいたい平均的なレベルだったということになりますかね・・

  都道府県別に見てみますと,東京の10.70%が全国第1位で,これは受験者の数的にも必然的に東京は毎年高くなるわけですが,今年の注目は京都府・・・

 合格率10.35%と東京に次いで第2位(肉薄)となっています。

 受験者数はそれほど多くはないので,京都府で受験された方は,大健闘ですね。

 それと試験の前後を通してもっとも気になっていたのが,震災の被災地の受験者のでしたが・・

 終わってみれば東北地方の各県も,かなり高い合格率になっていまして,特に宮城県の8.01%は特筆です。

 合格された88名の受験者の方,おめでとうございます(もちろん他の県の合格者の方もおめでとうございます)。

 それと2番目は合格者の年齢について。

 普段(例年)はあまり気にならないのですが,今年はなんと最年少合格者が16歳

 あの試験で高校生?(なのかどうかはわかりませんが,おそらく)が合格ということで,これはまさに一大快挙・・

 制度的には20歳にならなければ登録はできませんけども(国会の動向次第では,法律的にこの制度(成年者に関する年齢)が変わる可能性もあります。それについては後ほどゆっくりと),これから先このような未成年者の合格者数は増えてくるかもしれません。

 逆に最年長の方は73歳ということで,こちらの受験者の方も大変すばらしいのひと言です(年齢的に子供のような私がいうのも,おこがましいですが)。

 そしてここからは,試験の直後から受験者の皆さんのあたまを悩ませ続けた記述式問題の正解例について。

 これはセンターのホームページに公表されていますので,気になる方は確認していただきたいと思います。

 問題45問題46民法は,当時予備校が出していた模範解答と要点(重要ポイント)はほとんど同じ(若干センターの公表した正解例の方が緩やか)でしたが,問題44行政法は,やはりいろんな書き方がありますので(即時強制のあとの部分),この問題に関しては,センターが出している正解例のほうが,予備校の模範解答よりも,かなりくだけていますかね(やわらかい表現になっています)。

 もちろん,ここは完全にこのとおり書けていなくても,いちおうのニュアンスが伝わっていれば,限りなく20点に近い得点になったものと思われますけどね。

 合格された方には,こういうような些細な点は,もはやほとんど関係ないことになってしまいましたが,残念ながらもう1回受けることになってしまわれたという方は,今一度正答例と御自分の解答を比較して,今年の11月11日の本試験への参考にされてみるといいですね。

 ということで,これで平成23年度試験の合格発表は無事終わりました。

 前から何度もいっていますように,発表後はうまく気持ちを切り替えて次のステップに向かっていくことが重要。

 合格された方は登録の準備あるいは,他の試験(勉強)へのスタート。

 そして,再度受験されることになってしまった方は,このブログをうまく利用していただいて(特にモチベーション面),今年こそは,という強い決意を。

 もうまもなく2月ですからね。

 ここから再出発といきましょう。

 


平成23年度行政書士試験合格発表(合格率は8.05%)

2012年01月30日 08時54分06秒 | 行政書士試験

 先ほど(財)行政書士試験研究センターより,昨年度の行政書士試験の合格発表がありました。

 その結果,合格された方は5,337名,合格率は8.05%でした。

 合格された方,おめでとうございます。

 逆に,何点か足りなかったという方は,しっかりとその結果を受け止め,気持ちを切り替えて,11月11日に向かっていかなければなりません。

 合格発表を待っている間に,昨年の試験から,既に2ヵ月半も経過してしまいましたからね(あさってから月が替わって2月です)。

 いずれにしても,これで合否の結果及び総合得点(180点以上取れたかどうか)は判明しましたので,宙に浮いていた状態(なにをやっていても試験の結果が頭から離れない,という方もおられたはず)から開放されました。

 うまく気持ちを切り替えて,次のステップに向かっていただきたいと思います。

 また落ち着きましたら,この結果についてコメントしたいと思います。

 


気持ちの切り替えが大事(行政書士試験合格発表に向けて)

2012年01月28日 00時26分00秒 | 行政書士試験

 昨年度の行政書士試験の合格発表が,ついにあさってとなりました。

 記述式の結果次第では・・・

 という受験者の方には,大変長く感じられた78日間だったと思います。

 昨年の試験を受けられた方は,全国で計66,297人・・・

 今現在は,皆さん同じお立場で,発表を待たれている状態ですが,あさっての合格発表のあとは,必然的にコースが分かれてしまいます。

 見事合格されて,そのあと即登録を,という方は,いよいよその準備開始(行政書士会への入会金やら,申請書等の入手など,これが意外に忙しく)・・・

 残念ながら,うまくいかなかったという方は,発表後は,今年の11月11日の本試験に向け,気持ちの切り替えが大事・・・

 もう完全に採点等は終わっていますから,あとは(あさっての)公開を待つだけです。

 会場(掲示場)に見に行かれる方も,インターネットで確認する,という方も,当日は大変緊張感のある,特別な1日となりそうですね。

 縁があって,このブログを御覧いただいている受験者の方の,おひとりでも多くの合格をお祈り致したいと思います。

 あさっての合格発表の後に,合格率から言えること,などについてコメントしたいと思います。

 

 


平成24年度版「トリプルWIN」のスタート

2012年01月26日 00時24分00秒 | トリプルWIN

 来月2月1日(水)から管理業務主任者WIN,6日(月)から宅建WINの平成24年度試験対策講座をスタートさせます。

 それぞれ本試験日は管業(12月2日),宅建(10月21日)ですからね。

 2月からでも充分やれますね(始める時期を間違えてしまいますと,いつの間にか,どうでもいいようなことになってしまって,どんどんトーンダウンしてしまいますので,最初が肝心です)。

 今年の宅建は日程的に合格発表が12月になりそうですので(管業試験は例年通り来年の1月),12ヶ月コースで試験終了後も,合格発表まで完全に網羅できると思います。

 昨年何点か足りなかったという方,あるいは今年初めて受験予定の方で何からやってよいのかわからないという方は,ご検討ください(独学の方で,モチべーション的に本試験日まで続かなそう?という方は特に)。

 本試験日まで一緒にがんばっていきましょう。

 申込み(ご注文)お待ちしております。


『資格☆はばたく』でついに行政書士が・・・

2012年01月25日 00時51分00秒 | 行政書士

 今現在,宅地建物取引主任者を特集しているEテレの『資格☆はばたく』・・・

 きよう25日が最終回で,ガチンコ模擬試験ということになっています。

 4回だけで終わってしまうのが惜しいですけどね(語学講座のように週1なら,たとえ30分でも完全独学で?・・・)。

 3月(正確には2月29日)からは,(満を持して?)行政書士が始まります。

 宅建でも行政書士でも基本的に考え方は同じですね。

 つまり,こういうのはうまく利用したほうがいいということ・・・

 今年初めて試験を受けられる方はもちろん(試験の概要について,よくわからないという方は特に).昨年の試験でうまくいかずに,今年もう1回(行政書士は.いよいよ来週の月曜日発表。まだまだ分かりませんが・・・)という方,どちらのスタンスからでも,見ておいて損はないと思います。

 本試験日までは,モチベーションを維持していく努力を絶対に忘れないようにしたいものです(行政書士の場合,来週の合格発表で見事合格された方は,登録の前提として見ておくと言うのもありですかね)。


今年(平成24年度)の貸金試験の合格目標ラインは?・・・

2012年01月24日 00時18分00秒 | 貸金業務取扱主任者試験

 合格発表が終わったばかりですけど,今年の11月18日実施予定の第7回目の貸金試験についてのお話。

 合格率が20%台で合格基準点もついに20点台に突入ということで,今年の本試験での得点目標も,かなり明確になってきました。

 もともと貸金試験では第1回目より昨年の第6回目まで,合格基準点が4点以上動いたことが1度もありません

 変動の最高が3点まで。

 第2回試験の30点から第3回試験33点への(3点上昇)と第5回試験の30点から第6回試験27点への(3点下降)。

 ということで,今年の11月18日の本試験では,合格率約20%を前提として,下限は24点,上限は30点という,かなり明確なラインが見えてくることになります。

 つまり50問中最低で24問以上の得点を目標にしつつ,限りなく30点に近づければよい,ということになりますかね(いうまでもありませんが,ここで言っている24点というのは,合格するために取らなければならない,本当に最低限の数字でして,この得点がそのまま合否のライン上となる可能性はかなり低いと思われます)。

 状況的に考えて,35点以上というような高得点は,もう必要ないですね。

 30点でほぼ鉄板ライン・・・

 ただし試験問題の難易度は,昨年よりもハードになる可能性もありますので,30問正解が「至難の業」という大変厳しい試験が予想されそうです(とは言っても,受験者サイドも,こういった試験機関側の一連の動きを,ただ,手をこまねいて見ているだけというわけにはいきません。今年の試験では,全般的に受験者サイドも,巻き返しを図ってくると思われますが・・・)。

 いかに科目を絞り込んだ勉強ができるかが,決め手となりそうですね。

 思い切って貸金業法を捨ててしまって,民法とそれ以外の科目を結集させるという奇襲も有り得るかもしれません(ただしこのやり方は,試験の合格という点のみに限ってのお話で,合格された後,業界で実務につかれる予定の方は,当然,貸金業法重視の王道を行かれることをお勧めいたしますが)。

 いずれにしても本試験までは,まだ9ヵ月半ほどあります。

 じっくりと自分に合った戦略を練った上で,難関試験に向かっていくことになりますかね。


今年も1年定期情報誌でモチベーション維持

2012年01月22日 00時19分00秒 | 推薦テキスト

 今月に入ってから,昨年行われた試験の合格発表が次々と行われていまして,既に何らかの試験に合格されていて,今年は別の資格試験を目指されるという方や,昨年の試験で何点か足りずに今年もう1回チャレンジ,という方.今現在おかれている状況は様々だと思われますが,少なくとも独学で試験に挑まれるという方には,やはり何らかの指針(目安)が必要なのは確か・・・

 一昔前と違って,これが意外に少なく,インターネット等からの情報はともかくとして,紙媒体での月刊情報誌は「不動産法律セミナー」(東京法経学院)ぐらいなんですよね。

 貴重な情報源である,その不動産法律セミナーですけど,今月2012年2月号は,マン管と管業試験の解答・解説(講評)がメイン

 どちらもすでに合格発表が終わっていますが,2012年版のテキストは,まだ出てきていませんので,昨年の試験問題の復習(確認)用には使用できるかと思います。

 今年の秋の資格試験も,合格発表が出揃ったこれからが,いよいよ本格的なスタートとなってきます(行政書士試験も,あと8日で決着がつきます)。

 12月の管業試験までは,まだ10ヶ月以上ありますけど,なんだかんだであっという間に来てしまうことになりそうです。


平成23年度管業試験合格基準点は35点確定

2012年01月20日 09時05分39秒 | 管理業務主任者試験

 冷たい雨が降り続く中,社)高層住宅管理業協会より,先ほど昨年度の管理業務主任者試験の合格発表がありました。

 注目されていた合格基準点は35点(5問免除者は30点)

 合格率は20.7%。

 合格者数は4,278名でした。

 一昨年(平成22年度)より若干難しかった?という感じですか?・・・

  ほぼ例年通りなのかもしれませんが・・・・

  詳細に関しましては,(社)高層住宅管理業協会のホームぺージでご確認ください。

  合格されました4,278名の皆様,おめでとうございました。


管業試験の合格発表が迫ってきました

2012年01月18日 00時16分00秒 | 管理業務主任者試験

きょうは1月18日。

ということで,昨年行われた管理業務主任者試験の合格発表がいよいよ明後日ということになりました。

すでに先週発表があったマンション管理士試験では,平成13年の第1回試験から数えて11回目にしてついに,合格率が9%台という未知の世界に突入

 その前日に発表があった貸金試験でも合格基準点が27点という,これまで頑なに守られ続けてきた感のある30点のラインを,3点も割り込む,驚異的に低いラインで決着しています。

 あさっての管理業務主任者試験では,状況的に見て,7割(35点前後)での決着が濃厚(最高で37点まで)ですが,まだまだ何が起こるかわかりませんからね。

 ちなみに管業試験では,過去10回の試験のデータ上,合格率が20%台で基準点が38点以上になったことが1度もありません

 過去たった1度だけ出てきた38点は,第1回目の合格率58%の時だけ・・・

 データ上は38点以上取られている方は,もうすでに合格が確定しているということになりますが・・・

 それより1点低い37点ですら,約20%台で行われてきた過去9回の試験で,1回しか出ていませんので,37点取られている方も9割以上確定状態ではあるんですけどね(この合格率での未知の数字である38点さえ出なければ良いだけ)・・・

前にも書きましたが,昨年度の試験の受験者数は一昨年とほとんど変わりませんので(わずか5名多いだけ),一昨年の合格率がかなり低かったということを考えると,昨年の試験の合格者数は,一昨年の4,135名よりも,ほぼ間違いなく増化するはずす。

 長く待たされていましたが,なんだかんだであと2日です・・・

 発表後は気持ちをしっかりと切り替えて,前向きに進んでいくことが大事ですね。

 合格発表後にまたコメントしたいと思います。

 

 


覚悟を決めて発表を待つということ(行政書士試験編)

2012年01月16日 00時24分00秒 | 行政書士試験

 今月は,昨年行われた試験の合格発表が,たんたんと続いていきます。

 既に貸金マン管は発表が終了。

 今週の金曜日(20日)が管理業務主任者試験再来週の月曜日(30日)が行政書士試験という流れ・・・

 いうまでもなく,行政書士以外の試験は,試験が終了した後に,取った得点がほぼ確定してしまうため,あとは合格ラインに乗ったかどうかを考えるだけ・・

 ところが行政書士試験は,取っている得点そのものが判明しないままの状態で,合格発表を待たなければなりません。

 何点か足りない,と思っていたところが,きっちり180点に乗っていたり,あるいはその逆に,なんとか180点以上いっていそうだ,と思っていたにもかかわらず,結果は178点であと2点,などということが,毎年必ず起きてきます。

 どちらの場合であっても(特に後者),もうこの時期にきたら,嫌でも覚悟を決めなければなりません。

 結果的にあと何点,ということになってしまったとしても,誰をうらむことなく,先に進んでいかなければなりませんからね。

 前から何度も書いてきたとおりで,もう既に今年の11月11日に向けた戦いが始まっていますから・・・

 このブログを見ていただいている受験者の方,さらにこのブログを目安にして試験を受けられた方が,ひとりでも多く合格されていることをお祈りいたしますが,もし首尾がよくなかった場合には,もう1回,11月11日に向けて再チャレンジする,という覚悟を決めておかなければなりませんね。