特定行政書士 徳能ブログNEO

特定行政書士とくさんのちょっと得するかもしれないお話  
シーズン2

平成22年度新司法試験合格発表

2010年09月09日 16時39分44秒 | 新司法試験

満を持して,という感じで,法務省より平成22年度の新司法試験の合格発表が午後4時に行われました

 本年度試験の受験者数は8,163人でしたが,合格者数は2,074人(昨年21年度は2,043人)

 合格率は25.4%で,昨年21年度試験の27.6%より2.2%ダウン

 合格者数は微増ですが,合格率は,年々下降していくばかりで,当初の構想とは,かなりずれてきています。

 はたして来年以降どうなっていくのでしょうか・・

 詳しくは法務省のホームぺージでご確認を(といってもなかなか入り込めない状態が続いていますが・・・)。

 


09新司法試験結果発表

2009年09月11日 00時35分42秒 | 新司法試験

法務省が10日,新司法試験の結果を発表しました。

今年の試験の受験者は7,392人

合格者は2,043人合格率は27.6%

前年の33.0%を5.4%下回って過去最低になりました。

この試験に関してはいろいろ考えさせられることがあります。

もともと旧試験とは対照的な選抜方式,つまり法学部を出ていないものや法律の素養のないものに,法曹へのルートを開く目的で始まった制度であるにもかかわらず,結局合格者は旧司法試験時代に上位を占めていた大学の法科大学院卒(見込み)ばかり・・・

しかも今年の試験では,法学未修コース者の合格率18.9%に対し,既修者の合格率はダブルスコアの38.7%。

結局は旧司法試験時代とほとんど変わらず,社会人組が法曹への道へ入りこむのは相当狭き門をくぐりぬけなければならないことになってしまっています。

法務省が考えている予定合格者数と,現実の合格者の数は明らかに開きがあるのが現状で当初の方向性とはだいぶずれてきているようです。

来年度以降も同じような状況ならば,最終的には旧も新もほとんど変わらないレベルになりそうですね。