特定行政書士 徳能ブログNEO

特定行政書士とくさんのちょっと得するかもしれないお話  
シーズン2

行政書士試験と貸金主任者試験の申込みの締め切りが近づいてきています

2015年08月29日 09時08分23秒 | 行政書士・貸金

行政書士試験と貸金主任者試験の申し込みの締め切りが近づいてきました。

どちらもインターネット受付と郵送受付がありますが,

行政書士試験は,インターネット受付が9月1日午後5時まで 郵送受付が9月4日消印まで

貸金主任者試験は,インターネット受付が9月10日 17時まで 郵送受付が同日の消印まで

となっています。

行政書士試験のほうは,状況的にもう願書の提出は終えられているかと思われます(センターのホームぺージでも申込状況が動かなくなってきていますね)。

貸金主任者試験のほうは,これから申し込むという方が多いかもしれませんね・・・

貸金試験のほうの出願者数は,近年安定してきていますので昨年度とほとんど変わらないと思いますけど,行政書士試験は55,000人までいっているかどうかが目安になってくると思います。


今年の行政書士試験の商法の問題(36)は第6回貸金試験の問35の知識で解けます

2013年11月16日 09時00分54秒 | 行政書士・貸金

 

 以前,ここで行政書士試験の民法と宅建民法は似たような問題になることがあるので,行政書士試験を受験される方は宅建の民法の問題を見ておいた方がいい,というようなことを書いたのですが,民法以外の科目でも,そういう,「問題のかぶり」というものが,たまにあるんですよね・・・

 今年の行政書士試験の商法(問36)は,一昨年(平成23年度)の貸金試験の問35と聞いていることは,ほぼ同一論点(行政書士試験のAとC,貸金試験のcとdは同じ条文からです)

 むしろ貸金試験の問題の方が広範囲な聞き方になっています。

 一昨年の貸金試験の問題を検証しておけば,少なくとも行政書士試験の問36は,ほぼ確実に取れたことになりますね(それだけで4点ですからね)。

 この問題を貸金試験から取ってきたということはないでしょうけども・・・

 こういうことがありますからね・・・

 明日の貸金試験の問題も,他の資格試験対策として決して侮ることはできないと思います。


とにかく待ちましょう

2010年11月25日 22時35分32秒 | 行政書士・貸金

 先週の行政書士試験,そして今週の貸金試験と,2週連続で行われた資格試験は,どちらも昨年度との比較という点からして,大変厳しい内容であったと思います。

 行政書士試験では記述の結果次第で6割ライン到達という方,また貸金試験の場合は,過去4回の合格基準点上の得点(30~33点)を取られた方は,合格発表の来年1月まで,かなりナーバスな状態で過ごされることになるかもしれませんが,どちらのほうも今年の試験での受験者全体の平均点は,前年度に比して相当低くなっていると思われます。

 今の段階で合格を確信されているという受験者の方は,ほとんどおられないのではないでしょうか(特に行政書士)。

 そこで両試験を振り返って見てちょっとひとこと。

 まずは行政書士試験のほう・・

 こちらのほうは,平成18年度に新試験制度になって以来,最大の難化といってもよく,なんとなくですが,試験委員はこの平成18年の試験レベルを今年の試験のモデルケースとした可能性もありそうです。

 出願者数も,この年は今年とほぼ同じくらい(平成18年度88,163人,今年22年度88,652人)。

 ちなみに18年度の受験者数は70,713人。

 合格率4.79%で合格者数は3,385人でした。

 いまとなっては,もうデータなどはほとんど無意味かもしれませんが,少なくとも記述の得点次第という方は,しばらく勉強を休まれて(他の試験を受けられる場合は別です)冷静に今後の方向性を考える時期にあてられたほうがいいかもしれません。

 また,記述の得点を加えても択一の得点そのものが・・

 という方も,ここはひとまずゆっくりされて,「来年もう1回やってみようかどうか」あともう1回やれば6割ラインまで持っていけるのかどうか」など慎重に考えられたほうが良いと思います。

 来年もう1回チャレンジという場合は,最低でも今年中に決断しなければならないと思いますが,その場合は,かなり本気で戦略を練り直しませんと,来年も同じ結果になりかねませんので,そのあたりは十分注意されたほうがいいと思います。

 かたや,貸金試験受験者の方は・・

 こちらのほうは今現在も,合格率,基準点などに関して,大変悩まれている方がかなりおられると思われますが,もう,取った得点を変えることはできません。

 あとは「合格率との戦いだけ」

 この合格率に関しては,完全に固定される(安定する)のは来年度以降で,2年目の今年は何%か下がるのは間違いないとしても,急激な低下まではないと考えているのですが・・

 これまでなんども同じようなことを書いてきていますが,今回の試験は過去4回のどの試験よりも,間違いなくハイレベル,受験者全体の平均点も最も低いものになっている考えられます(断言してしまってもいいですかね)。

 あとは,この試験の問題レベルで何点取っていれば,主任者として実務を行う能力があると判断されるのかの問題・・・

 去年の試験の判定基準からするなら,そんなに高い基準点が出てくるとは思えないのですが・・

 去年の第1回試験は8月30日実施で合格率は70.1%。

 そして最終第4回試験は2月28日実施で合格率は61.7%。

 約6ヶ月の間に下がった率は8.4%。

 前回の2月の試験から今回11月の試験までの間隔は約9ヶ月。

 いくら同一年度内とはいえ,6ヶ月で8%ほどの低下であったものが,今回は年度が替わったことを根拠に一気に30%ダウン?・・・

 あまりにも基準点を高くしてしまった場合,前回までの最低基準点での合格者と今回の,あの試験のレベルでの最低基準点合格者との能力差などは,一切無視?・・

 昨年の4回の試験と今年の試験とを同じ系列,ひとつながりと考えている可能性は?・・

 いくら推測に推測を重ねても,はじめから今年の合格率が決められているのであれば,すべては徒労以外の何ものでもありませんが,昨年度の試験とあまりにも隔たりのある極端な判定基準では,来年度以降の受験者数などにも確実に影響を与えることは間違いなさそうですね。

 低下は低下でも,2年目でこの程度なら,ある程度納得できる,というような筋の通った決着を望んでいます。

 今年の貸金試験を受験された方へ。

 40点以上など,ぶっちぎりの得点を取られた方はいうまでもありませんが,35点以上の方も,まず間違いなく大丈夫だと思います(どんな角度から考えても不合格の要素はないと思います)。

 おそらく,勝負のラインは30点から~33点という,これまで目にしてきた数字での決着になる公算が大・・

 合格発表の1月12日はまだまだ先です。

 あまり深刻に考えられず,ある程度,楽観的に期待して待つことにしてみたらいかがでしょうか。

 理不尽な結末というのは,そうめったに起きるものではないですから。

 

 

 


行政書士試験から第3回貸金試験への流れ込み

2009年11月11日 12時50分43秒 | 行政書士・貸金

今年の行政書士試験が日曜日に終了したばかり。

受験された方は,試験の緊張感から開放されてほっと一息ついている頃だと思います。

今年の試験は択一が易,記述がやや難,というのが大方の評価のようです。

出願者が約8万人ですので,例年の傾向ですと受験者は6万5千人から7万人くらいでしょうか・・

合格者は単純に10%でも7千人程度。

合格される方でも択一と選択式だけで決められるという方はほとんどおられないはずで,圧倒的多数の方が記述の得点次第であろうと思われます。

記述の得点を加算すると総合170点から190点位になりそうだという感じの方。

発表がある来年1月まで,もやもやした憂鬱な気分で過ごされることになるのでしたら,その時間を使われて3回目の貸金試験を狙って気をまぎらわされた方が良いと思います。

試験日は12月20日。申し込み締め切りが来週の月曜日16日

偶然にも発表はどちらも来年の1月25日。

択一でちょっと足りなくて今の段階で合否が分ってしまっている方であっても,あるいはなんとかなっただろうという感じの方にとっても,本気で行政書士試験の勉強をやられてきたのであれば,いまからでも十分いけるはずです。

あと40日もありますんで。

行政書士試験から貸金試験へ向かう場合,やることはもう,ただひとつ

貸金業法だけ

行政書士試験受験者であれば民法と商法・会社法,個人情報保護法はできてあたりまえ

すでに8問か9問は持っている状態。

残りの26,7問を貸金業法から取りまくって合格ラインへというのが王道だと思います。

他の科目は一切やる必要はありません。

多少厳しく言うと貸金の民法や会社法,個人情報保護法の問題をみて,ちょっとでも考え込んでしまうようなら行政書士受験者のレベルとして?がついてしまいます。

即答できなければダメです。

そういう意味では貸金試験が,本当に行政書士試験のレベルに到達しているかどうかをはかるバロメ-タ-的役割をしてくれる可能性もあるといえますね。

来年の1月25日にダブル合格なら文句なしですが,たとえ行政書士の方が何点か足りなかったとしても,貸金試験に合格することによって,いい運を呼び戻せるかもしれません。

そこで合格の感触を味わってから,仕切りなおしで11月に再チャレンジすればいいんですから。

試験に合格するには,常に前向きで,失敗してもくじけない強靭な意志が必要。

ボ-ダ-ライン上だと思われる方。

あまり合否について深く考えられずに,次のステップに入られた方がいいですね。