7月に書いた記事と重複しますが,ここでもう1度。
これから4週連続で行われることになる資格試験の合否は,主に「個数問題」の数とそのレベルでほとんど決まってしまうといっても過言ではないと思います。
17日に宅建試験がありましたが,今年の本試験での個数問題の数は2つ。
しかもそのうちのひとつが非常に易しく,取りやすい問題であったがために実質的には個数1問のようなもので(ちなみに去年も2問でしたが建築基準法の1問が非常に難解でした),試験全般の難易度もこれに左右される形でかなり緩やかなものになりました。
以下は昨年(21年度)の各試験の個数問題の数。
数が多ければ多いほど必然的に全般の難易度も押し上げられ,更にそのレベルが高ければ高いほど,より強力に難易度の上昇をもたらすという「魔の2段階構造」になっています。
今年の本試験を占うひとつの目安になると思います。
(行政書士試験)
「法令」で2問 「一般知識」はゼロ。
個数問題が少なかった年にあたり,それが総合の合格率9%台という高めの数字を招きだした要因のひとつに?・・
今年は「一般知識」での出題も,ある程度覚悟が必要。
(貸金試験)
第4回試験で満を持して初登場(2問)。
難易度こそ,そこそこだったものの,今年の試験での本格化を予告するのには十分なデモンストレーション・・・
数は多くないと思いますが,注意が必要。
(マン管試験)
昨年はわずか1問のみ。
もともとマン管試験は個数問題で勝負をかけてくる試験ではなく,出てきても難易度は平均的。
今年も1問あるかないか?・・
(管業試験)
今年最大の注目がこの試験。
去年の個数問題の数は,全50問中8問。
なんと約6問に1問の割合でした。
今年も「個数攻め」でくるのか,「個数問題」少なめに戻して,「正誤問題」で真っ向勝負か・・
どちらであっても勝ち負けできるように,いまから柔軟性のある戦略が必要となります。

