本日行政書士試験の合格発表があったわけですけど・・・
合格率は10%を越えました。
試験に出題ミスがなかったにもかかわらず,合格率がこれだけ高くなるというのは異例・・・
(出題ミスなしに)合格率が10%以上になったのは,平成3年以来,実に22年ぶりということになりますか・・・
試験直後から,ある程度高くなりそうな予感はありましたけど,それでも9%台あたりで収まりそうな感じもしていましたが・・・
ふたを開けてみれば10%を突き抜けてしまいまして,これはちょっと予想外の結果となりました(とは言え,合格率は10%ですから,圧倒的多数の受験者の方は,何点か足りずに悔しい思いをされたということになっています)。
見事合格された方は,今後,登録に向かうか,別の試験を受けられるか,いろいろなルートがあると思います。
登録については,ゆっくりと考えられてから結論を出すというのでも良いのではないでしょうかね(神奈川県行政書士会のホームページには,もうすでに合格者対象の説明会の案内が出てますね)・・・
問題は,残念ながら不合格になってしまわれたという方・・・
なかなか気持ちの整理ができないかもしれませんが,基本的に今後進むべきコースは二つに一つしかないんですよねぇ・・・
もう(受験を)止めてしまうか,今年の11月9日に向かって再スタートかのどちらか・・・
取られた得点によるかも知れませんけど,あと数点足らず,という場合であれば,やはり11月9日に向かって行くべきでしょうね・・・
いったん止めた後何年かしてからまた勉強を始めるという方も,結構いるとは思いますし,実際そういう方も知っていますが,1年でも期間(時間)を空けてしまいますと,元に戻すのが非常に難しいと思います。
離れているのが数か月程度でも,だいぶ(試験の)勘が鈍ってしまいますから・・・
まして法改正等も頻繁にあるということになりますと・・・
変に遅れを取らないためにも,ここは勉強を継続させた方がいいと思います。
択一式(選択式含む)でコンスタントに160点あたりの得点が取れるようになるというのが,試験合格の一つの目安となってきますので,だいたいそのあたりの得点を目標にして択一力を強化していくこと(当面は記述よりも徹底して択一対策を取って行った方がいいと思います)。
まもなく2月ですので,月が替わり次第気持ちをうまく切り替え,今年の本試験に向かって戦略の練り直しを図って行くようにすべきですね。