小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

もう少しまともかと…

2011-06-07 | つぶやき

 岡田幹事長、もう少しまともな人間かと思っていた。もう少し国民のことを見ている人だと思っていた。まったく間違いだったみたい。

 連立しなければ、何も進められないようなお粗末な党を選んでしまったのは私たちだよね? 非常に情けない。

 何が大連立だ。民主党は政権にしがみついていたいがために右往左往し、自民党は今までどおり経産省とつるんで、粛々と原発を推進するつもりなのかもしれない。
 お手てつないで、批判し合うこともなく、一部の意見がねじ伏せられるような構造はよくない。
 
 ドタバタ、ワアワアしているうちに被災地は忘れられ、消費税も上げられるのだ。

 「エネルギー政策を白紙に戻す」と菅さんは言ったけど、岡田さんなんて、そんなこと露ほど思ってもいない様子ですね。

 でも、まあ、国民もそう思っていない人が多いようですね。

 だって、一歩間違えば福島と同じ状況になるような原子力村を抱える青森の人たちは、きちんと原発推進派の自公推薦の県知事を選んでいるんだもの。

 あの投票率の低さは、なに?! 投げ出しちゃったの?

 国土(食糧)の汚染、子どもの未来、国際社会の信用失墜などより、やはり今日のご飯、明日のお仕事が大事なんだよね。きっとこれは、最低限の生活保障も得られない社会だからなんでしょうね。
 
 政治屋さんは私たちが選ぶわけだから反省もするけど、じゃあ、官僚は? 霞が関ってやっぱり伏魔殿なの? この国は恐ろしい国…。

 ああ、かつてそんなタイトルの本を読んだ覚えがある。関千枝子さんの『この国は恐ろしい国-もう一つの老後』だ。その中で関さんは
「まじめに働きつづけてきた人間が、年をとってから生きて行くのが不可能な年金制度で平然としている国はどう考えてもおかしいと思う」と述べている。

 もう20年以上前に書かれた本である。世の中は全然変わっていない。ほくそえんで老後が送れるのは、政治屋さんと官僚と国に守られた企業の幹部だけ? ホント恐ろしい国。心が折れる。

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人間の驕り

2011-06-05 | つぶやき

 NHKスペシャル「原発危機・事故はなぜ深刻化したのか」に続いて、NHK・ETV特集「続報・放射能汚染地図」を見ていたら、恐ろしく哀しくなってしまった。

 福島第一原発の1号機、3号機の爆発した瞬間の映像は、広島・長崎のきのこ雲や水爆実験の映像を思い起こさせて、震撼とさせられた。

 官邸は何を守りたかったんだろう。

  あんな事故の最中に当事者であるにもかかわらず「撤退したい」と何度も官邸に申し出た東電前社長・清水氏の心はどこにあるのか。すでに辞任し、矢面に立つことはなくなった歴代の東電社長らは、人としてきちんと苦悩しているのだろうか。

 医療従事者の中にも、将来を生きていく子どもたちが被曝しても関心を持たない人たちもいる。それも哀しい。医療被曝とはまったく異なる現実が引き起こされていても、それをNGと言えないそれぞれの立場があるのは分からないではないけれど……。

 核開発にしても、遺伝子操作にしても、生命の維持にしても、技術を進化させることで、人間は踏み込んではいけない領域にまで踏み込んでしまっているような気がする。科学の進歩や正義と称して、機械や技術で自然の摂理まで征服できると考えている人間の驕りが、今回の原発事故なのではあるまいか。

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ダライ・ラマ法王のツイート

2011-06-05 | つぶやき

 私の尊敬する方のひとりであるダライ・ラマ法王。法王の思慮深さ、叡智、人類愛、慈愛に満ちた言葉の数々……、心の強い方だと思う。

 やはり法王を敬うチベット好きの知人が、チベットに行ったお土産にと法王のブロマイドやステッカーをくれる。チベット仏教者でもないのだけど、法王を敬うひとりとして写真などを飾り、心が折れそうになると写真を眺めながら「負けまい」と思ったりしている。

         

 本もずい分読んだ(つもり)。中国の暴挙は許し難い。高齢になられても、平和と相互理解、非暴力を訴え続けているダライ・ラマ法王はやはり尊敬に値するなあと思う。

   

 今日、ダライ・ラマ法王がツイッターをしていることを知った。ちょっとびっくり!
 なんだか身近に感じられてうれしくなった。英語だからネ、すらすら読めもしないのだけど、思わずフォローしてしまった。これからは英和辞書、活躍か?!

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土手道へ

2011-06-04 | 犬&猫との暮らし

 今朝はブナが足腰に不調を訴えてから2週間以上行っていなかった河川敷に散歩に行った。いつもとは違う、車から降りてすぐにオフリードにしてやれる、ひとつ下流の橋を渡った場所に車を停め、土手道をゆっくり歩かせた。

        

 ブナもクリも、とてもうれしそうだ。匂いを嗅ぎ嗅ぎ、自由にのびのびと歩いていた。

        

 車に戻って水を飲ませ、ドアを開け放して風を入れたまま、しばし休憩。息はあがっていたけれど、2頭とも満足そうにしていた。

 クリも少し関節が痛むらしく、ときどきぎこちない動き方をする。1歳しか違わないと老い方にあまり差がない。2頭同時に歩行困難になられてはしんどいなあ。

 鎮痛効果のあるサプリメントが切れたので、夕方さかい動物病院に買いに行く。今日は天気がよかったので、久しぶりに河川敷に連れて行ったという話をすると、「ここのところ雨天が続いていましたからね。やはり雨の日は関節も痛みます。天気が悪い日は急に体を動かさないように気をつけてあげてください」と先生。

 気候痛というのは人間と同じだな。これからさらに気をつけてあげなくては。

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岩手県種市海浜公園

2011-06-04 | つぶやき

                  

 6月1~2日は取材で青森県、岩手県に出かけていた。

 取材後、岩手県久慈港に立ち寄った。堤防の鉄階段はひん曲がり、1階の壁が破損している建物が目立つ。周辺には木屑や鉄屑が分別されたガレキがうず高く積み上げられている。

 港内に立ち入ると、漁師さんたち数人、地面に座って黙々と破れた網を補修していた。海岸線は地形が変わり、水が溜まったままの場所もあり、無残な風景だった。漁港の様子などとても撮影できる心持ちではなく、頭を垂れた。

 八戸に向かう国道45号線からも、三陸鉄道の橋脚しか残っていない箇所が見えた。恐ろしかった。

 種市海浜公園は封鎖されていたけれど、堤防から沿岸を見ることができた。産業に結びつく漁港とは違い、行楽施設である海浜公園は復旧も手つかずの様子。建物の残がいがそのまま捨て置かれた状態だった。

 八戸港も打ち上げられた漁船こそ片づけられたいたものの、公衆トイレなど陥没した地面にめり込んだままの状態で、やはりこういった施設はまだまだ修復には至らないのだろう。

 復興への道のりは遠いと思った。永田町の方々、茶番劇を繰り広げている場合じゃないのですよ。 

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何とかしてくれ

2011-06-04 | つぶやき

 鳩山さんは菅さんのことを「もし、初めからだます気だったとすれば、許しがたい。『ペテン師』といわれても仕方ない」と言ったけれど、鳩山さんが初めから沖縄の民をだます気はなかった(?)としても、結局「ペテン師」だったのではないか。

 「辞める」と言ったり「やっぱりやる」と言ったり、いつも優柔不断でグズグズだった鳩山さん。彼は自身のことを「坊っちゃん育ちで詰めが甘いと言われる」なんて言ってる。
 いつも裏で糸をひく小沢さんも何がしたいのか、どうしたいのか、よく分からない。
 ビジョンも示さず、口を開けば退陣要求しかしない谷垣さんにもうんざりだ。

 ママにおこづかいもらって、政治屋さんを続けてきた、そんな鳩山さんが映るテレビをぼんやり眺めていた避難所の人々の無力感いっぱいの表情と、その壁に「命があることを貴ぼう」と書かれた紙が貼ってあったのを見て、永田町と被災地の隔たりがあまりにも大きいことを、改めて感じたのでした。

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