小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

『ペットの冠婚葬祭まるごと便利帳』

2010-08-30 | 旅先でのお話
 先日刷り上がったワタクシが編著のガイドブック。もちろん版元の編集者さんが付き、ブックデザイナーさん、イラストレーターさんはその編集者さんの手配だった。

 イラストを担当したのは、図案やアンコン、ワンポイント挿絵をメインとしている描き手さんだったので、こちらのオーダーしたイラストを描くのに大変苦労していた様子。鳥が大の苦手だそうで、小鳥のイラストを描くのがキツかったらしい。お気の毒に。

 デザイナーさん、イラストレーターさん、本当にご苦労さまでした。

 ちなみに編集者さんはカエルが大の苦手だといい、両生類のページはさぞ見るのが辛かったことだろう。
 編集者さんもご苦労さまでした。感謝しております。

 小動物と魚類・爬虫類・両生類は別にライティングを依頼したので、丸ごと私が書いたわけではないのだが、300頁もある分厚い本なので、途中何度も台割を修正したり、空きスペースができればコラムで対応したり、念校(最後の念押し校正)で初めてアップしたイラストを確認するなど、校了までの1週間は怒涛の日々だった。

 作っておいてなんだけど、この本、だれが買うのかなぁ。「ペットとともに生きる、すべての人の必携本」だなんて帯に書いてあるけど、ずいぶんエラそうで気が引ける。

 一番チカラが入ったのはパート5の「ペットが亡くなったら」。「お別れの仕方」と「ペットロスと向き合う」の原稿は、トチを思い出して泣きながら書いたのだった。

 いろいろなペットの飼い方について浅く広く紹介しているので、小中高の学校の図書館などに入れてもらえると、少しは皆さんの役に立つかもしれないなぁ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お見舞いのDVD

2010-08-28 | つぶやき

      

 私が卒倒してタンコブを作ったことを知った友人知人から、お見舞いの電話やメールをいただき、恐縮至極。
 もう大丈夫。ご心配をおかけいたしました。

 KD印刷の編集・上司部下コンビのKちゃん、Y課長、高価なフルーツをわざわざ届けてくださり、ありがとうございました。お正月に笠子地蔵が来たかのような、私には不似合いなほど立派な箱入りの果物、美味しく頂戴いたしました。

 青森の篤農家取材で知り合った青森在住のカメラマンの種チャからも、すぐにメールをいただいた。種チャのメールは青森弁(津軽弁?)で書かれていることもあり、いつも楽しんで読ませてもらっている。今回は、

 お見舞いに 日本語訳の付いだ! 津軽の人形芝居ど
 むがし話しのDVDば 〒で おぐったはで りらっくすして見で
 ゆっくりど 休んでけの。

 へば ほんとに まめしぐの まだの
 しゃっけ ビールの方が いがったがな?

 と、書いてあった。
 で、本日、そのDVDが届いた。『あおもりの昔コ』と『津軽伝統人形芝居・金多豆蔵』の2本。種チャ、どうもありがとうございました!

 津軽・南部地方では昔話のことを「昔コ」というそうで、このDVDには津軽編・南部編がそれぞれ3編ずつ収録されている。

 津軽編の『火男の話し』のあらすじには「子宝に恵まれない老夫婦が、穴の中の老人から授かった子どもは何ともひょうきんな顔をした変わった子どもだった」なんて書いてあるし、南部編の『米子と糠子』には「米子と糠子は栗拾いに山の中へ。いつの間にか山奥まで入ってしまい、シラミ取りをしている老婆と出会う」などと、書いてある。

 ひょうきんな顔をした変わった子どもって、どんな子よ? シラミ取りをしている老婆って何者?
 すぐに見たくなるでしょ、こんなあらすじを書かれては!

 『金多豆蔵』は100年以上の歴史をもつ津軽の伝統人形芝居で、金多と豆蔵の2人が漫才や冒険をする中で、世相を嘆き、笑い飛ばしていくらしいのだが、このDVDの但し書きに「共通語の字幕スーパーの有無が選択できます」とあった。

 種チャが「日本語訳の付いた」と書いてきたのは、このことだったのだ!

 津軽弁はまるで外国語。顔を合わせて話していても、8割方「?」状態。青森の篤農家さんの取材も種チャが通訳をしてくれたから、何とかなった部分が多い。

 そうか、このDVDは字幕スーパー付きか。ますます楽しみ。早く見たい!

 やらなくてはいけないテープ起こしが、あと1時間分くらいあるのだけど、このDVDが気になってしかたない。早く見てみたいよ~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼しい場所へ行けばいいのに

2010-08-26 | 犬&猫との暮らし

 ボッチはダンボールハウスが大好き。
 ハウスの屋根で爪を研ぐので、何カ月かに一度、修繕するなり、作り変えるなりしてやらなければならないのだが、余ったダンボールで作るので大して経費はかからない。

 ボッチのハウスがある部屋にはエアコンがなく、窓を開けていても、入る風さえむんむんと暑い。
 にもかかわらず、ボッチはこの部屋からあまり出てこないし、風も通らないダンボールハウスの中で丸まって寝ていたりする。

 犬や猫は、自分から涼しい所を探して移動するだろうと思っているので、ボッチのことも放ってある。しかし、さすがにこうも猛暑が続くと、ハウスから離れないボッチが心配になり、ときどき抱いて涼しい部屋に連れてきたりするのだが、結局は自分の居場所に戻って行ってしまう。

 ボッチもいよいよ我慢できないときは、ハウスの入り口から半身を投げ出して寝ていることがあり、そのどうしようもなくだらけた感じがおかしかったのでカメラを向けたら、その瞬間、ハラリと起きてしまった。それが上の写真。

 うちにだって、涼しい場所はあるのだから、そこに行けばいいのに。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きなタンコブ

2010-08-25 | つぶやき

 21日の夜、打ち合わせの帰りに電車内で気分が悪くなり、次の駅で降りてベンチで休もうと思って立ち上がった途端に、立ちくらみがして気を失ってしまった。

 倒れたときに頭をしたたかに打ったらしく、右後頭部にものすごく大きなタンコブができていた。
 それだけじゃなくて、意識が混濁して、救急車のお世話になっていたのであった。運ばれたのは、江古田にある東京病院(旧・慈生会病院)。全然知らない病院だった。

 細切れの記憶をたどると、CTを撮ったり、血液検査をしたり、点滴を打ってもらったりして、数時間過ごした。
 そして、
 「迎えに来てくれる人は家にいないの?」
 「だれもいません(犬のほかは…心のつぶやき)」
 という、看護師さんをちょっぴり哀しくさせるような会話をして(近くに住む妹はその晩、飲み会だと聞いていたので、車で迎えに来るのは初めから無理だと思っていた)、新聞屋さんが朝刊を配り始める頃、よろよろとタクシーで帰宅。

 救急搬送されたときには、お金の持ち合わせがなくて(タクシー代を確保しておかなくては帰れなかったので、手付金(?)も打てなかったのだ)、病院に「ツケ」にしてもらい、薬指で拇印を押した念書を持たされて帰ったのだった。

 ただでさえ悪い頭が、これ以上悪くなっちゃ困るし、頭がぐるんぐるんするので、改めて志木にある総合病院でCTの検査を受け、21日の代金を支払いに行ったついでに東京病院でMRIの検査と血液検査を受けたら、特に異常はなかった。よかった、よかった。

 いやー、ホント、疲れていたのだと思う。
 8月に入って、第1週は4日間連日取材、第2週も3日連チャンの取材、それから原稿書きと単行本の再校、念校と広報誌の校了が重なって、なかなか厳しい日々だった。
 いつになくストレスフルだったし、長時間パソコンに向かっている仕事部屋にはエアコンもなく、熱中症になる要因も数多くあったし、かなり弱っていたのだと思う。

 寝込んで仕事ができないと、即「おまんまの食いあげ」になってしまう稼業だし、もう若くないので、本当に気を付けようと思った。

 日曜日、犬たちをシャンプーしてあげる予定がそれもできず、ここ数日はそろりそろりとうちの近所だけを歩く散歩しか、してあげていない。

 ワンコたちのためにも、私はいつも健康体であらねば!と心底思った。
 そして「病院に行くと病気になりそうだ」と改めて感じ、病院のお世話にならないようにしなくちゃ!と強く思ったのである。 

 最後に、あのとき駅でお世話をしてくださった見ず知らずの皆さん、本当にお世話になりました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリの出来物

2010-08-21 | 犬&猫との暮らし
 ふと気付くと、クリの左前肢の肘にあるイボのような出来物が、ものすごく大きくなっていた。プヨプヨしたグミのような感触の出来物が、クリの肘でプランプランしている。

 以前、獣医さんに診せたときには今の半分くらいの大きさで、特に問題視するものではなく、「よくあること」といった感じで済まされたので、何の処置もせずに過ごしてきたのだが、日々わずかに成長している模様。

 悪性の腫瘍じゃなければいいやと放っておいたのだが、数カ月ぶりに会ったグラッシーのお父さんに見せたら、えらく驚いて「ひえー、大きくなっちゃったねえ。これ、可哀想だよー。クリが可哀想!」と言うのだ。

 そっか……、クリが可哀想か……。ううむ、一度笹塚の病院に連れて行って、相談したほうがいいかなあ。

 子どもの頃、イボができたときは、根元を糸できつく縛っておけば、血が通わなくなって、そのうちポロリと取れてしまう、というようなことを耳にした覚えがあるのだけど、それで済むなら、クリのこれもブナのピロロンとした出来物もそうしたいところだ。

 そうして済むのですかって獣医さんに聞いたら、笑われるかなあ。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何?この巨大幼虫

2010-08-21 | つぶやき
 土手に続くコンクリートの道を歩いていると、道の真ん中を横切るように這っている虫が……。よく見ると、角がある7cmくらいの巨大幼虫。何、コレ? 変態後、何になるの? モスラ?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デブ猫ルビ

2010-08-20 | 犬&猫との暮らし

 8月の初め、妹の大学時代の友人タハラからメールが来た。年中家に遊びに来ていて、私にも大変なついて(?)くれていた子だ。

 妹が留守にしていても、なぜか彼女がうちにいて、うちの家族と一緒に当たり前のようにご飯を食べたりしていた。

 そんな彼女からのメール。

 ところで、うちのルビちゃん(19歳)にいよいよお迎えが来たかもしれません。
 先月から急に痩せはじめ、10kgあった体重が4.9kgに!
 ガリガリです。

 病院へ行って血液検査をしても特に悪いところはないようで、
 当人も「もーすぐだからな」と言っています。

 食欲はあり、まだヒモにもじゃれますが、時々ボケています。
 昔のことを思い出してるようです。
 会えるなら今年が最後かもしれませんよ!

 と、まあ、こんなことが書いてある。
 彼女が実家の愛媛に帰ったときだったか、私は何度か彼女の愛猫ルビを預かったこともあるので、連絡してきてくれたのだが、ルビが10kgにもなっていたとは!19歳なのに!

 タハラよ、あなたは言葉使いを間違っている。
 10kgあった体重が半減しても、多分「ガリガリ」ではないと思うのだ。普通の猫の体重に戻っただけのことである。
 300kg近くあるコニシキが150kgになっても、ガリガリになったとは言うまい。うちのボッチなんぞ、普段でも3kgもない。4.9kgだってかなり重量感があるはずだ。

 だいたい10kgまで太らせちゃ、まずいでしょう。なので、その体重に驚いた旨メールすると、「元気だった頃」といって送って来た写真が上の写真。

 よくソファーに登れたと思うよ、あの体で。

 「危篤かも」なんて心配し、「何なら生前葬をしてあげましょう。そうすると長生きするって聞いているし」などとトボけたことを言っていた彼女だが、あれから2週間、何の連絡もない。

 体重が減って身軽になったルビは体も楽になり、「逝く前から葬式なんてやられちゃたまらん」と奮起し、お迎えを追い返したに違いない。

 そうそう、それでいい。頑張れ、ルビ、20歳を超えるまで。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミミズロード

2010-08-18 | つぶやき

 猛暑とゲリラ豪雨という過激な天候が続いたこの夏、野生の生きものたちの「わてらもやってられません」という悲鳴が聞こえてきそうな河川敷の道。

 雨が降ると、土手道にはたくさんの大ミミズが出現する。体長15cmはあろうかという大ミミズ。数えながら歩いたら、50mくらいの間に29匹もの大ミミズがうねっていた。

 砂利道なら途中に潜れる砂地もあり、横切るにしても道幅は2mとないから(とはいえ彼らには、とてつもなく長い道のりかもしれないけど)、まだ生き長らえることができようが、コンクリートに道に這い出してしまったミミズ達は、大変気の毒な最期を遂げることになる。

 渡り切れなくて、途中で乾いてしまうのだもの。干からびた大量のミミズが路面一杯に死に絶えていて、踏まないで歩くのもよいじゃない。

 中には半生タイプのミミズもいて、いたたまれない。

 

 「ああ!踏んじゃう。踏んじゃう。よけてー」と私に叫ばれる犬たちも、どこを歩けばよいものやらと、困惑する夏の朝でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑の中の怒涛の日々

2010-08-18 | つぶやき

 この1カ月もしない間に単行本2冊を校了し、官庁や地方自治体の広報誌の取材やら執筆やら、あれやこれやと怒涛の日々。

 ブログを開く余裕がなく、更新せずに3週間以上。

 いやはや、月日はズンズンと過ぎて行くのでした。

 エアコンのない私の仕事部屋は、毎日プチサウナ状態。今年の猛暑を実感しました。昨年まではなんとか扇風機だけでしのげたのに。

 仕方ないので、保冷剤などを日本手ぬぐいに包んで、首に巻いたりしていた。すると、やはり節約のために仕事部屋にエアコンを入れていないシングルマザーのライター仲間が、「首周りだけじゃなくて、脇の下や足の付け根も効くわよ」だって。

 同じようなことをやって、暑さをしのいでいるらしい。「人に見せられないよー」と笑っていたけど、保冷剤巻き巻き姿の女なんて、見せられたほうも困るであろう。

 アイスノンだの、冷えピタシートだの、もう少しマシな冷え冷えグッズを入手しようかな。 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする