小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

武器輸出三原則の緩和

2011-12-28 | つぶやき

 政権交代を喜んだことを、こんなにまで後悔させられるとは思わなかった。自民党に再び返り咲いて欲しいとは、これっぽっちも思っていないが、民主党の裏切りぶりには呆れ果てている。

 武器輸出三原則の緩和策には、原発事故の収束もできず、右往左往しているにもかかわらず、海外には原発を輸出しようとしている神経の図太さが如実に表れている。国内では供給できない武器を海外に売りつけ、「平和主義」を唱えるなんぞ、仮面国家もいいところだ。

 原子力ムラの癒着構造から原発事故をさらに拡大したことへの反省がまるでない。国の行く末を考えず、票固めだけのために防衛産業との癒着を深めていこうとしている野田政権は醜悪のひと言である。日本がアメリカと共同開発した武器で、民間人が殺される可能性もあるのになあ。

 核の平和利用などあり得ないのと同じで、人道目的の武器や装備品などあり得ないのではないだろうか。

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トチの三回忌

2011-12-28 | 犬&猫との暮らし

 26日、トチが亡くなって丸2年を迎えた。
 3頭が若い頃の写真を取り出して眺める。この写真は6年前にカメラマンの笠原さんが撮影してくれたものだ。トチが10歳の頃だったか、みんな精悍ないい顔をしている。

 時代小説家の赤木さんご夫婦と食事をすることになっていたので出かけて行くと、赤木さんが開口一番「今日はトチの三回忌だね」とおっしゃる。覚えていてくれたんだ。赤木さんはずい分トチを可愛がってくれていたからなあ。有難いなあと思い、ひとしきりトチの思い出話に花を咲かせたのだった。

 何か迷いごとがあるとつい天を仰ぎ、いつも心の頼りにしていたトチに「トチ、お母さん、これでいいのかなあ」と問いかけてみたりする。ともに暮らす中で、学ぶことが多かった。もちろん今も、ブナやクリ、ボッチの存在によって自分を立て直すことができる場合が多々ある。

 今年は本当にいろいろ考えさせられる年だった。大震災に強烈なダメージを受けたし、原発事故についても、まだまだ対峙していかなければいけないことが多い。自分の暮らし方や生き方が問われた大変な年だった。

 ともに生きる動物たちは私にとって、つい忘れがちになる自然界のルールを思い出させてくれる貴重な存在だ。「ペット」とか「家族の一員」とか、そんなありきたりで、平板な表現で済ませられないつながりを改めて噛みしめている。

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改良した犬トイレ

2011-12-20 | 犬&猫との暮らし

 立ち上がりのある犬トイレ(練り船)は、オスのクリがオシッコをひっかけるのに大変都合がよかったのだけど、足元がおぼつかない状態のブナには使いにくいと考え、改めて囲いを作ってやることにしたが、やはり長年使ってきた犬トイレをベースにしたほうが犬たちが体に刻んできた習慣を変えずに済むと思い直し、今まで使っていた練り船の一方の立ち上がりを取り去ることにした。

 マルチ仕様のノコギリや彫刻刀で切れ目を入れ、立ち上がりを切り取り、ヤスリで削ってバリを取った。捨てるつもりだったという2畳サイズの絨毯を妹からもらって、トイレのサイズに切り、滑り止めにトイレ内に敷いたら、なかなかよい。

 
これは以前の立ち上がりのあるトイレ   こちらが改良したトイレ

 トチは自分が練り船内で用を足すのがしんどくなると、無理せず外で用を足すようになったので、左の写真には練り船の手前にワイドサイズのペットシーツが置いてある。ブナは足元がおぼつかなくても、何とか練り船の中で用を足そうとするから、難儀をするのだ。

 そう考えるとトチは、自分でものを考え、自分で心地よい暮らしを選ぶことができた犬だったなあと思う。自分で習慣を変えていくことができた。死期も自分で選んで逝ってしまったように思う。

 このトイレの改良によって、ただ新聞紙とペットシーツを敷いていた時とは違い、ブナはためらうことなく、ここに入って用を足すようになった。よしよし。

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ブナ、ほぼ眼振、治まる

2011-12-19 | 犬&猫との暮らし

 昨日からブナを散歩に出している。外に出るのはやっぱり嬉しいらしい。
 首が若干右にかしいでいるせいか、歩みも右のほうに行ってしまうが、冷気にあたり、ブルっと震えながらも、ぐいぐいと歩き出した。もちろんまだよろけるし、足取りがおぼつかないときもある。けれど、こうして外を歩かせれば、限られた室内での移動よりはるかに視覚、聴覚、嗅覚の状態をきちんと確認することができる。

 昨日は、マンションの理事会の総会があったため、サークルに入れて出かけたのだが、1時間ほどして家に帰ると、ブナがサークル出口のほうに情けない顔で立ち尽くしていた。室内にはぷうんと異臭が……。

 ブナは少しおなかがゆるんでいたらしく、我慢できなかったんだな。サークルの中の長座布団はクソまみれだった。可哀想なことをした。

 それからブナの手足を洗ったり、体をサークルの中の掃除やら汚れ物の洗濯やらとバタバタしたが、ブナをサークルの外に出しておいても、あまり心配がなくなったのでヤレヤレであった。

 今朝はもう歩行補助用のハーネスをはずし、普通のハーネスで散歩に出た。眼振もよおく見ないと分からない程度になってきた。もう振れていない?と思うほど。
 食欲もあり、よく水も飲む。排便もほぼ正常。

 トイレパレットの代わりに新聞紙にペットシーツを敷いているのだが、滑るので排泄しにくようだ。前肢が滑って、左右に広がって行ってしまう。爪を切ってもあまり改善されそうにない、考えものである。

 あっ、そうか、出入りする側に立ち上がりがない、幅の狭い囲いを作ればいいのか。奥行きがあればその中で方向転換はできるもの。どこからか大きな段ボール箱を調達してこようっと。

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ブナ、若干快復

2011-12-16 | 犬&猫との暮らし

 今日は会議や取材が立て込んでいたので、朝9時半くらいから夕方6時くらいまで、ブナを病院に預けて仕事に出た。ブナが不在だったということは、その間クリは1頭(ボッチはいたけど)で留守番をしていたということである。

 実はクリを1頭で9時間近く留守番させたのは、初めてのことだ。大丈夫かなと思っていたけれど、吠えていた様子もなく(聞き取りによる)、ブナはブナで初めは落ち着かずにハアハアと荒い呼吸をしていたけれど、ヒイヒイ鳴くこともなく、大人しくしていたという。

 病院に迎えに行くと、ケージなどに引っかからないようにハーネスは外してもらい、犬用の病室でケージの外に出してもらっていた。ケージの中では滑って居心地が悪そうだったので、外に出して寝そべるスペースを確保してくれたのだそうだ。
 爪が伸びているので、滑ってしまったのだろうが、これは爪を切ってあげていなかった私が悪いのです。

 ですが、とてもありがたい対応だった。酒井先生は「初診の状況より改善が見られる」と言い、私もそう思う。
 内耳がすっきりしないのか頭を振るのだが、おととい、昨日は頭を振ろうとするたびにふらつき、よろけ、支えなければ倒れてしまうので、完全にブルブルできなかった。それが今日はブルブルっとやっても、倒れずに自力で体を支えることができる。

 自宅に連れて帰ると「おなかがすいた」と言い、特別に用意した缶詰のフードを完食。「サークルから出して」と言うので出してやると、オシッコをしに行った。再びサークルに押しこめると、病院での不安な一日を取り返すようにぐっすり眠っている。

 いいぞ、いいぞ、その調子! 
 犬の関節疾患に有効とされるサプリメント「テオタブ」と神経回路も整える生薬「六神丸」も欠かさず与え、声掛け、マッサージもいつもよりたくさんしてやっている。
 いいぞ、いいぞ、その調子! がんばれ、ブナ、がんばれ、母さん(私のことね)。

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原発事故が収束したって?!

2011-12-16 | つぶやき

  経産省原子力安全・保安院は、何度も海に流れ出た放射能汚染水を「なかったこと」にしてきたらしい。今後も海に放出し、汚染したとしても「ゼロ扱い」にし続けるそうである。 原子力安全・保安院は直ちに「原子力危険・不安院」に名称変更したほうがいい。

 どうしたら、そんなふうに言えるのか、まったく理解に苦しむ。それならフクイチの、その「処理水」と呼ぶようになった汚染水を放出している付近で「泳いで見せなさい」と言いたい。

 一方、首相は首相で「原発事故は収束した」と宣言したそうな。それなら、防護服も身につけずにフクイチに出向き、フクイチで働く人々に話を聞き、1号機から4号機まで、圧力容器の底から何から何まで「実際にその目で確かめてからおっしゃい」と言いたい。

 今日は、日本人で初めて国際連合食糧農業機関の「模範農業者賞」を受賞した福島市の女性から、福島の原発事故による現状を聞いてきたばかりなので、なおのこと、あまりの「おめでたさ」に口あんぐりです。

 さすが民主党政権では「最速」で不支持率を更新している首相だけある。10年後、20年後の日本史の教科書、あるいは関連書籍にはどう書かれるのだろう。興味深い。

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冷温停止って?

2011-12-15 | つぶやき

「政府は、冷温停止状態の目標時期について当初は来年1月としていたが、その後、年内に前倒しした」そうだが、「冷温停止状態」はイコール「冷温停止」ではないんでしょ?

 というより、炉心も溶融していない正常時にのみ、「冷温停止」という言葉が使われるのであって、炉心がメルトダウンしていて、圧力容器の底が抜け落ちてしまっている状態で「冷温停止」っておかしいでしょ?

 野田さんはいつも煙にまいたような、何か上っ面な言葉を並べたてるけれど、それで国民が納得し、騙されると思ってるのだろうか。TPPについても何事においても、核心の部分で、どうしたいのか、どうしようとしているのかがよく分からない。

 彼はそれで「説明になっている」「国民には通じる」と思っているのだろうか。だとしたら、「相当なアホだ」と言われても仕方ないと思うよ。海外からもバカにされないか、心配になる。

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安心して眠るブナ

2011-12-15 | 犬&猫との暮らし

 ブナがサークルの中で伏せながら顔を上げる。「なあに? 心配しなくていいよ」と言いながら、囲いの上から体をなでたり、頭に軽く触れてやると、安心したようにまたゆっくりと顔を布団に下ろす。

 まだ軽い眼振はあるし、やや首も斜傾気味だけど、サークル内で落ち着いた様子だ。ああ、よかった、こうしてあげられて、と思う。

 ブナもクリも年を取り、1頭でも家で待つことができるようになった。若い頃は、とにかくみんなで一緒に出かけたくて(なんたって、いつも3頭一緒だったからね)特にブナとクリ(ノエホタ母はまとめて「ブリ」と呼んだりする)は、1頭だけで家で待たせるとクンクン鼻を鳴らし続けたり、情けない声で短く遠吠えのような声をあげたりしていたものだ。

 トチが亡くなってから、2頭のうち1頭だけを留守番させるのを不憫に思い、大丈夫かと気を揉んだものだが、杞憂だった。どちらかを病院に連れて行かなくてはならなくて、1頭だけの留守番をさせても、今では静かに家で待っている。

 ボッチのことも3頭がやさしく迎え入れてくれて有難かった。臭い猫ションや猫糞を自分たちのトイレにされても文句も言わず(言っていたかもしれないけど)、クリなど「ボッチがしました」と教えに来るくらいである。

 年を重ねると、それなりに受け入れて行くものだなと思った。人間と違って、悪あがきをしなくなるみたい。老いるにつれて受容する幅を大きくしていく動物の「生」を、見習いたいものだと思う。

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ブナの病室

2011-12-15 | 犬&猫との暮らし

 昨夜はブナが横になっている犬布団の隣でシェラフにくるまって寝た。何個かあるシェラフの中でも一番高級なマーモットのダウンのシェラフが、押入れの一番出しやすいところにあったので、それを使ったのだけど、寒冷地用なので暑かった。おまけにクリが無理やり中に入って来たために、さらに暑くて、寝苦しいったらありゃしない。

 まあ、ブナには何事もなく夜が明けたのでよかったのでだけど、ブナは朝、エサを食べるのを拒んだので、水だけ飲ませて犬布団に寝かせておいた。深く寝入っていたので、その間にクリを散歩に連れて行く。

 帰宅した途端に、ノエホタ母から電話があった。彼女は「よろけて倒れるダメージを予防するために室内に何か敷いたりするより、倒れることを予防することが先決だと思うから、可哀想な気がするかもしれないけれど、数日間ケージに入れておいてほうがいいのではないか」と言う。

 ノエホタ母のうちの先住犬、ノエルも一度、前庭障害を患い、見事快復したのだった。上皮性腫瘍の術後、トチに眼振が見られたときも、ノエルの話を聞いていたのですぐにピンときたし、ノエルが快復した例を見てきたので、それほど不安にならずに済んだのだ。
 前庭障害看護の先輩であるノエホタ母のアドバイスは、もっともだと思った。「とにかく養生が一番なんだから、動き回れないような場所に入れておいたほうがいい」。

 今は畳んであるが、うちには3頭分のケージがある。そういえばトチはケージにとても慣れていて、若い頃は安心できる自分の居場所として愛用していた。高齢になるにつれ不安感に苛まれるようになり、年中私にくっついているようになったけど。それはブナも同じだ。

 トチの使っていたケージを出そうかと思ったが、それでも中にマットレスを敷くとかなり狭くなってしまう。「狭いほうがいいのだ」とノエホタ母は言ってくれたけど、トイレへの出し入れ、マッサージ(Tタッチ)を一日何回かやってあげることなどを考えて、ベビーベッドを改造して、ブナの病室を作ることにした。

 底板を固定することで、四方の壁を頑丈にする。私の電動ドライバー、大活躍。出入りしやすくするために手前側を扉にすることにして、蝶番を3カ所につけ、反対側に昔の便所鍵(ひっ掛けるタイプ)を2か所につけた。一方向が開くので、補強する棒を渡した。これらは大工仕事が趣味で、自分で家まで作っている妹の案。彼女の持っていた木ネジや蝶番が多いに役に立った。

                          

 長辺左右に下から渡した形状記憶マットレスを敷き、その上に長座布団をセットしたら、サイズもぴったりでずれない。奥には、妹のワンコ、ゴナに買ってあげた無圧マットレスを設置した。ブナが体を伸ばして横になることができ、起き上がってへたり込んでもマットレスがダメージを防いでくれる。上部が開放されているので、ブナにも押し込められている感がないと思われる。
大きさ的にも強度的にも思い通りの物となった。

 動く気配を察して出してやるとトイレに向かう。ハーネスで補助をしながら連れて行くとちゃんと用を足す。支えてやっていないと、排泄したブツを踏んづけてしまうので、まだハーネスの補助が必要だけど。

 同じ姿勢で寝たきりだと、褥瘡や関節、筋肉も固くなってしまうのが心配なので、たまに見に行ってTタッチをしたり、体の向きを変えてやる。ここならむやみに動き回って、よろけて倒れることもない。ノエホタ母が言うとおり、動き回らないようにしてやることが一番だった。

 夕方、ドライフードは食べなかったけれど、鶏のささみを水煮にしてやったら、ガツガツと食べた。よかった、よかった。

 ブナが養生するために環境は格段に進歩した。これで安心して短時間なら買い物にも出られる。

 gooペット「読みもの-特発性前庭疾患」に次のように書いてあった。

「特発性前庭疾患は時間と共に穏やかに改善していくケースがほとんどですが、症状が徐々に重くなっていくようなら要注意です。その場合は脳に異常がある可能性があるため、改善は難しくなります。

 特発性前庭疾患に対しては、病院での治療より毎日一緒に暮らす飼い主さんや家族の看護がとても大事になります。

 この病気に限らず、毎日の生活をペットと共に二人三脚をすることによって、病気は何倍も早く治る可能性があります。ペットが飼い主さんの看護を必要としていることを常に頭におきながら治療に専念すれば、治った時の喜びはまた一段と大きなものになるでしょう。 」

 そうそう、ノエホタ母が言うように、必要な看護をきちんとしてあげることが大切なのだと再確認した。ブナもクリも高齢だから、思いがけない疾患に見舞われることもあるだろうが、ときに人の手も借りながらでも、最期まで尽くしてあげることが飼い主の義務だと改めて思ったのでした。

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踏ん張れないブナ

2011-12-14 | 犬&猫との暮らし

 足腰が弱っているせいか、とにかく踏ん張れないブナは、よろけると派手にこけてしまう。「眼振」はトチが前庭障害になったときのほうが激しかったが、よろけ方はブナのほうがはるかにひどい。床に絨毯を敷いてやったほうがいいかもしれないな。

 夕方、エサを出してやると、ゆっくりだけど食べ始めたので、ずっとハーネスで支えてやった。食べられるうちは大丈夫。これは大切な基準だ。

 犬トイレは左官屋さんが使う練り船なので、立ち上がりがある。ブナはそこに足を引っ掛けてよろけるし、うまく方向転換ができなくなっているので、しばらく練り船は片付け、新聞紙を広範に敷きつめて、その上にペットシーツを並べた。ペットシーツで滑るようなら、直接新聞紙に用を足してもらおう。

 年末までに5件くらい取材が入る予定だ。まいったな。すでに16日は午前中に打ち合わせ、午後には取材、その後、会議が入ってしまった。8面サークルはあるが、サークルをたてて囲ってやっても、ブナの体格ではサークルに倒れこめば、サークルごと倒れてしまうだろうから、かえって危険だ。

 明日1日様子を見るにしても、16日はさかい動物病院で預かってもらうことにした。病院ならケージに入れっぱなしでも、何度かは見回ってもらえる。いざというときも安心である。午前中預けに行って、仕事に出て、夕刻飛んで帰って迎えに行くことにしよう。

 頻繁に通院しなくてはならないときに、クルマの不調は痛いけれど、どうかレガシーよ、しばらく騙され続けておくれ。

 それにしても、歩行補助用のハーネス、買っておいてよかった。とにかく最善を尽くそう。

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ブナ、特発性前庭障害になる

2011-12-14 | 犬&猫との暮らし

 14日の朝、ブナが目を覚ましてソファーから下りた時、よろけて転倒した。その後、ふらつきが治らず、後肢がしっかりしないままだった。
 いつものよろよろが少しひどくなった程度なのだろうと思い、胸部に当て布が施されている介護用のハーネスをつけて散歩に出たのが、あらぬ方向に行こうとする。

 「こりゃいかん」と思い、すぐに引き返し、病院に連れて行くことにした。クリを家に待たせて、ふらつくブナを駐車場まで歩かせ、レガシーを騙し騙し運転して、さかい動物病院へ。

 診察中、軽い「眼振」が何度か見られた。「前庭障害でしょうか」と聞くと、「今のところの診断では、それが疑われる」ということだった。前庭疾患は原因不明で起こるため、確定診断がないのだという。

 老齢による特発性前庭障害。治療方法もなく、自然治癒を待つしかないのだけど、平衡感覚や体のバランスを保つことができないので、よろけて頻繁に転倒する。壁や家具、ガラスなど、あちこちにに頭や顔、体をぶつけないように注意しなくてはならない。本人は船酔い状態だから、食欲もなくなるかもしれない。3日間くらい食べなくても大丈夫だろうが、水分補給は必須だといわれた。

 そこで酒井先生が太いシリンジをくれた。水が飲めないと困るので、シリンジで飲ませてあげるようにとのこと。
 何しろ体が大きいので、どこかにぶつけたり、転倒したりしたときのダメージも大きい。室内のあちこちをやわらかいものでカバーしなくちゃいけないかも、と思いながら、とりあえず連れて帰り、犬布団に「寝ていなさい」と連れて行くのだけど、不安なのか動き回ろうとする。仕方なくハーネスはつけたままで、ブナが動くたびにフォローする。

 トイレの中にへたりこむのはいいけれど、倒れて顔や頭をどこかにぶつけては困る。ハーネスで吊るようにしながら、何とかオシッコをした。こりゃ、しばらく家は空けられないぞ。

         
         疲れてハーネスをつけたまま、寝入ったブナ。普段と
         違う様子が心配なのか、近くに寄り添うクリ

 ソファーの段差も危ないので、転んで足腰を傷めないように、ベッドのマットレスの上に無圧マットレスを敷き、段差を緩和した。

                  

 特発性前庭疾患の解説に「老齢の時期に多く発生するため、このまま痴呆の症状が出て起立不能の状態が続き、寝たきりになるケースもあります」と書いてある。それは何とか避けたいな。トチ、お前の娘を助けてね。

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お気に入りのワンコ・ケアグッズ

2011-12-14 | 犬&猫との暮らし

 リバージュ・シリーズの中で、最初に使ったのが「イヤークリーナー」だった。犬の耳掃除に関しては獣医さんによって指示が異なるし、トチは耳のケアにずい分てこずった。おまけに強い洗浄によって前庭障害になってしまったので、化学物質が含まれる洗浄液はあまり使いたくないと思っていたところ、見つけたのがリバージュのイヤークリーナーだった。

 主成分が高密度の安定純水と微量の天然成分ということで、分子レベルの難しい話は置いておいても、とりあえずいろいろと混ざりものがなく、安心して使えるのではないかと期待して購入。耳の中に直接スプレーしてパフで拭いてやったり、パフに吹きつけて、それで外耳を拭いたりしている。

 そのあと、口内を清潔に保つという「ナチュラルマウスフレッシュ」や被毛ケア用の「ユーカリNEWブラッシュアップスプレー」、部屋の掃除や消臭に使える「ユーカリプタススプレー」を買って使っている。

 犬たちが舐めても心配ないことへの評価は高い。犬のトイレ周りの掃除に使っているプタススプレーの、ほのかなユーカリオイルの香りも気に入っている。

 あまり頻繁にシャンプーもせず、さらに高齢になったため、シャプーに気を使うようになったけれど、「ブラッシュアップスプレー」のおかげで、少し気が楽になった。

         
         いつも近くに固まっている3頭

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次のクルマがこない訳

2011-12-13 | つぶやき

 修理屋のおじさんが手に入れてくれるというクルマが「シビック」とだけ聞き、正確な情報は聞かずに帰って来た間抜けな私。ちゃんと確認しておきましょうということで(当たり前だけど)、聞きに行ったところ、ちゃんと分かりました。

 初年度登録が平成16年度の「シビック CBA-EU3」だった。走行距離は8万8000キロくらい。「隣のうちのだから見に行くか?」とおじさん。おじさんが車検などを請け負っているクルマなんだそうだ。

 なぜ今の持ち主が手放せないかというと、契約した新車の納車が遅れているからだそうだ。人気車種の上、タイの洪水も影響しているらしい。そのため新年が明けてからになるという。

 シビックの後部座席はこんな風にフラットになる。全長、車幅ともに今乗っているレガシーより短いけれど2頭には十分だ。

         

 これなら犬たちも居やすいし、何より修理屋のおじさんとは足掛け10年の付き合いで、信頼を寄せている。ずい分修理もお願いしてきたし、車検もお願いしている。歩いて行ける場所にある修理屋さんで、メカ音痴の私の頼みの綱なのだ。

 なので、おじさんが勧めてくれ、「もう少し待っていてよ」と言うので、素直に待っていることにしたのだ。ああ、早く今の持ち主に新車が納車されないかなあ。

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若松と千両

2011-12-13 | 旅先でのお話

 仕事で若松と千両の一大生産地、茨城県波崎地区に行った。

 お正月に飾る松は、大きな枝から切ってくるものとばかり思っていたが、違った。播種から3~4年の若い松を収穫するのだそうだ。

         

 初めて見た松の圃場。10cm間隔で植えられている若松。こんなふうになっていたのか。若松とは文字通り、若い松のことで、品種はクロマツである。これを収穫し、余計な枝を払い、長さを揃えて束ねて出荷するのだ。

 千両の圃場も初めて見た。

         

 直射日光を嫌い、半日陰で育つ千両は、寒さにも土壌病害に弱いという。そのため竹簾で囲まれた独特な囲いの中で育てられる。この囲いは「楽屋」と呼ばれているそうだ。楽屋には鍵がかけられており、厳重に管理されていた。
 千両の世話をするために楽屋の中に入るときは、殺菌した長靴に履き変えなくてはいけないらしい。さすが「千両」、永年性のお金のなる木だものね。大事に育てなくちゃ。

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隠岐島後で食べたもの

2011-12-13 | 食・酒

 隠岐島後では郷土料理の店「味乃蔵」で昼食を取った。
 これは「隠岐そば」。江戸のそばのつもりで食べるとびっくりする。つなぎを一切使っていないからだというが、コシはなく、柔らかくて細切れになる。関東や信州のそばとはまったく別物だ。

 これがまたサバの出汁が利いていて、ゴマと柚子の風味がアクセントとなり、抜群に美味しかった。ほぐれ切ったサバの身も入っている。また食べたい逸品でした。

 白いかの刺身、焼き物、揚げ物、すべて美味しかった。いかの味が濃く、柔らかくて、美味でした。
 

 
店ならではのカツオの塩辛       これはつぶ貝の刺身
 
 編集ゆうさんの毎度の「せっかくだから」によって、昼からカメラマンと3人で地酒を頂きました。

 隠岐プラザホテルの夕食に出た「焼き飯茶漬け」は、中華料理かと思いきや、隠岐独特の味噌を付けて焼きおにぎりをお茶漬けにしたもので、島では家庭の味だそうだ。
 朝食に出た「もずく粥」は香り豊かで、つるつるとした食感。やさしい味付けで何杯もいけそうだった。

           

 短い滞在時間だったけれど、隠岐の食を堪能できて嬉しい旅だった。

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