小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

ボッチの薬

2010-04-29 | 犬&猫との暮らし

 4月に入って10日も間を開けたら、ボッチが重症の便秘になったので、半ば以降毎週1回、排便処理のため病院に通っています。

 ウンチを絞り出してもらってから、数日は私の親指ほどのウンチはするのだけど、それ以降は音沙汰なし。食欲はあってよく食べるのに、出る物が出ないのでは弱ってしまう。便秘になると、抱き上げると不機嫌になるので、分かるようになってきました。

 先生が押し出すと、今日もたまげるほど出てきました。1週間に1度ではダメみたい。3~4日おきに病院通い?

 今日、先生がほかのペットを診察中に、看護師さんにボッチの薬名を聞いてみました。「流動パラフィンです」と事務的に言う。
 ここの看護師さんたちはどうもみんな、人嫌い、動物嫌いなのか、ホント、愛想がないのよねえ。ちょっぴりでいいから「ほほ笑み」とか「いたわりの気持ち」とか、出せないものかなあ~。

 帰宅後、「流動パラフィン」なるものを調べてみました。
 三省堂の『大辞林』には、
「石油製品の一。ほとんど純粋な飽和炭化水素の混合物からなる無色透明な液体。化粧品の原料、精密機械の潤滑油、軟膏の基剤、浣腸剤などに用いる。ホワイトオイル。」
 と書いてありました。

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には、
「常温では無色の液体で非揮発性。水には不溶。化学的に安定な物質で、通常の条件では酸化を受けない」とあり、加えて
「流動パラフィンには多くの呼び方がある。ヌジョール (nujol)、ホワイト油、白色鉱油、水パラフィン、ミネラルオイル、ミネラルオイルホワイト、医療用パラフィン (medicinal paraffin)、パラフィンファックス、saxol、USP mineral oil、adepsine oil、Albolene、glymolなど」と。

 以前、尋ねたときに先生が早口で言ったのは、「パラフィンファックス」だったんだ。そして、流動パラフィンの最も身近なものが「ベビーオイル」だと書いてありました。

 私はボッチの排便状況を見ながら、これをシリンジで1~2cc、朝晩飲ませているのだけど、ボッチには「欠かさずに飲ませる」ことが必要で、忘れて1日に1回では効果が出ないようです。

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車内の2頭

2010-04-28 | 犬&猫との暮らし

 新しくセッティングしたレガシーの車内では、こんなふうにくつろいでいる2頭。

 移動時、犬たちの安全を確保するという観点からいうと、ケージを車載してその中に犬を入れておくか、レガシーには荷台と後部座席を仕切るネットが装備されているので、それで前方に移動できないように仕切って荷台に乗せておくか、あるいは犬用のシートベルト等を装着させて、車内の移動を制限するなどの対策を取った方がよいのです。ホントはネ。

 

 後部座席の背もたれは立てたままだけど、2頭がそれぞれ気ままに伏せていられるスペースも確保。倒しきった助手席に寝そべるブナ。クリはたいてい後部座席にいます。
 使い方は変わったけれど、みんなで慣れていきまっしょ。

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不思議な店

2010-04-27 | 食・酒
 ポルトガル風居酒屋の次に連れて行ってもらったのが、なぁんか不思議な店でした。

 アンネ・フランクの隠れ家に通じるような、狭くて、ちょっと暗い階段を上っていくと、色とりどりの水玉模様がガラスに張り付けてある扉があって(記憶が定かではないけれど)、中に入ると暗い店内。三方の壁一面が本棚になっていて、本がビッシリ。

 細長い部屋の中央にテーブルがあり、2人でいっぱいになってしまいそうなカウンターが入口を入ってすぐ横にあり、その中に「接客業には向いていないんです、僕」という感じの、物静かでやや暗い雰囲気の30、40代の若い(?)店主がおりました。

 えっ、呑み屋なの? 本屋なの? 何なの、ここ。

 サトー君がビールを注文したところを見ると、呑み屋らしいけど、ものすごくマニアックな雰囲気。「20年来の付き合いのライターさんなんですよ」とサトー君が店主に私を紹介していたのだけど、店主が言葉を発したかどうか、記憶にない。
 薄暗い空間にテロップで、店主の言葉が流れたかもしれない、そんな感じの影の薄さが何ともよかった。つげ義春の世界だぁー。

 面白くて、店内の本を見て回りました。

 と、なぜかそこに、私の大好きな「リサとガスパール」の本が。
 数年前、日本で開催された「リサとガスパール&ペネロペ展」の目録みたい。どういうチョイスでここにあるのか…。数冊置いてあったので、サトー君に小声で「これ、買えるの?」と聞くと、「売り物ですよ」と言うので、思わず購入。

 こんな不思議な店で、思い切り可愛い絵本を買うなんて、何だろう、いったい。お店の名前も聞かずじまいだったけど、深酒する前にまた行ってみたいなあ。
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高円寺、恐るべし

2010-04-27 | 食・酒

 昨日、何年かぶりで編集者・サトー君に会いました。サトー君は私の2冊の野外料理本、犬の本を担当してくれた編集者で、かれこれ20年以上のお付き合い。お互いに年は取っても中身変わらず、楽しい時間でした。

 地元の高円寺で、彼がお気に入りの店に連れて行ってくれたのだけど、最初に案内してくれたポルトガル風居酒屋「restaurante São João 酒飯 清浄」の料理が絶品でした。

 「酒飯 清浄」は間口の狭い小さなお店ですが、白を基調にした、雑貨屋さんのような佇まいの可愛いお店で、ポルトガルで料理修業をしてきたという、一見とっつきにくそうで、純和風の顔つきのオーナーシェフが、カウンターの中で黙々と創り上げる料理の旨いことと言ったら、あなた! 

 手が込んでいるようには見えないけれど、確実に火加減、オリーブオイルの量など、微妙は手作業がモノをいうであろう「しらすのアーリオ・オーリオ」は絶品でした。

 「アーリオ・オーリオ」の「アーリオ」はイタリア語でニンニクのこと、「オーリオ」は油のことで、特にオリーブオイル。地中海沿いの国々ではオリーブオイルを多用するものね。

 「しらすのアーリオ・オーリオ」は、オリーブオイルにニンニクや唐辛子の風味をつけた調味オイルで、しらすをじっくり(?)炒めた料理らしいのだけど、ニンニクの味や香りが立ち過ぎず、しらすの塩味や風味がしっかり残っていて、本当に美味しかった。薄く切ったフランスパンにつけて食べるのですが、いくらでもお酒が飲めちゃう。

 ということで、サトー君と2人でビールで乾杯したあとは、ハウスワインのボトルを空にし、それでも足りずにデカンタで呑み、焼酎「喜界島」を呑んだかと思えば、「珈琲焼酎」なるものをメニューの中に見つけ「呑んでみます」とそれを味見し、「あっ!紅茶焼酎もあるんだ」と、今度はそれをサトー君に呑ませ、つまりはしこたま呑んだわけです。

 珈琲焼酎は、珈琲豆を焼酎に漬け込んだヤツ。梅の代わりに珈琲を漬けたもので、オリジナルなのだとか。

       

 紅茶焼酎はアールグレイの茶葉を漬けた焼酎で、どちらも旨かった!

 お店の雰囲気からは予想できないけれど、シェフの風貌からは十分納得できる和風のメニューもいっぱいあって、心も体も清くなるようなお店でした(酒をしこたま呑んでおいて、「清くなる」もないけれど…)。

 「酒飯 清浄」は高円寺の北口を出て、環七通りを渡ってすぐの所だったと記憶しております。1階はカウンターだけだったけど、2階もあるらしい。

 美味しくって、楽しくって、サトー君にちょっと仕事を押しつけて、すっかりいい気分なって店を出たら、「もう一軒面白いお店がある」という。

 「ううむ、期待できそう。高円寺、恐るべし」と思いながら、サトー君の後にくっついて行ったのでした。

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レガシーも犬車に

2010-04-25 | 犬&猫との暮らし

 犬たちの車載空間を作るために、今までしていたようにレガシーの後部座席を前に倒しこむと、予想していたようなフラットな状態にはなりませんでした。

 カペラよりグレードの高い車なので、座席は座り心地を重視した厚みのある布張りで、後部座席の中央に折りたためる肘かけが設置されているため、背もたれを前に倒しても完全にフラットにならず、荷台に向かってスロープみたいになっちゃう。

 おまけに背もたれも厚みがあるため、前倒しにした上に犬たちが座ると、天井に頭がついてしまうような感じだし、乗り込むにも高さがあって、高齢の2頭とも補助なしでは乗り込めない。
   
 今までのように犬が運転席と助手席の間に前足をかけて伏せるには、後部座席の足元のスペースが広く、かなり無理な体勢になってしまう。

 長座布団を買ってきて荷台に敷き、背もたれとのスロープを埋めてみたり、いろいろと試みたのだけど、犬たちにとっては居心地が悪そうで、移動中落ち着かない様子。どうしたものかと考え続けました。

 後部座席の背もたれを取っ払っちゃおうか。でも、6月末の車検時にまた元通りにしなくてはいけないから、それも大変。

 「後部座席の足元のスペースにRVボックスを置いて、寝ころべるスペースを作ったら?」という妹の助言を採用し、昨日はさっそくRVボックスを買いにホームセンターへ。もちろん巻尺持参で。

 結局、今までのように後部座席の背もたれを前に倒して、後方全部を犬スペースにするのはあきらめ、後部座席の背もたれは立てたままで、運転席側の後部座席の足元スペースにRVボックスを置き、中央部分の段差には硬質発泡スチロールでできたブロックを置いて高さを揃えました。

 助手席を目一杯前にスライドさせてヘッドレストを外し、思い切り後方に倒しこむと、後部座席の足元スペースにぴったりにはまる寸法です。よしよし! 座布団を置いて隙間をなくし、カバーをかけて敷き物を敷いて、できあがり!

  
 施工前             施工後
 (後部座席の背もたれは前倒しに)(背もたれは立てたまま)


 これで後部座席に、2頭が寝ころべるフラットなスペースが確保できたのでした。
 今朝はこの状態で散歩に出かけたら、2頭ともこのスペースに伏せで休むことができ、ホッとしました。

 かつて、久しぶりに会った友人をカペラに乗せたとき、「この車は妹と犬しか乗せないから、汚しっぱなしよ」と私が言ったら、彼が「僕は妹じゃないから、犬ってことか」と言ったので大笑い。
 そうなの、私の車は人を乗せるための車じゃなくて、基本、犬車なのですよ。

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レガシー来たる

2010-04-25 | つぶやき

 いよいよカペラワゴンともお別れ。18日、業者に持ち込んだときの淋しさったら……。今まで何台か車を乗り換えてきたけれど、こんな気持ちになるのは初めてでした。
 3頭の犬たちの快適空間を考えて選び、使い勝手としては目指した通りの車だったので、それだけ思い入れがあり、生前のトチとの生活を振り返りながら、業者を後にしたのでした。

 で、翌日、レガシーを引き取りに行き、無事陸運局でナンバープレートを付け替えてきました。

 車庫証明やら印鑑証明やら委任状やら、こちらが手配する書類を揃えて陸運局の周りにある代書屋さんに依頼すると、すぐに必要な書類を作成してくれ、印紙代を含め2700円。

 代書屋さんが陸運局のどこに行ってどういう手続きをするといった順番も丁寧に教えてくれるので、そのとおりに窓口を周り、ナンバープレート代1480円だかを支払い、自分でナンバープレートを付け変えて、係りの人に封カンしてもらえば終了。

 名義変更は簡単だったし、自分で行った方が安上がり。廃車してくれた業者さんも、自分で行くことを勧めてくれました。

 帰宅後すぐに保険屋さんに車輛変更の通知をすると、エアバックが装備され、車のグレードが上がったせいか、安くなっていた。3年間継続契約にしたこともあるけど、毎月900円の減額。来年、再来年とさらに安くなっていきます。

 ガソリンは「レギュラーでも大丈夫だよ」とアドバイスしてくれる人も数名いたのですが、ハイオク仕様で作られた車なら、やはりハイオクでこそ、その車の性能が活かされるのだろうし、多分メーカーのエンジニアもそういう思いで作っているはずでしょ。

 仕事やレジャーで年中遠出することもないので、レギュラーガソリンより経費はかかるけど、リッター10円なら目をつぶろうと思っています。保険料の減額分をガソリン代に補填したと思えばいいことだしネ。

 前の持ち主のカサハラさんが満タン給油してくれたので、まだ自分では入れていません。
 そういえば、廃車を依頼した業者さんに「前の持ち主さんは」と言うところ、私は「前の飼い主さんは」と何度も言ってしまい、笑われてしまった。

 さて、レガシーはエンジン音だか、グーンという音はするけど、ハンドルは軽く、足回りは快調。久しぶりに車内で音楽を聞きました。

 笹塚には行ったけれど、場所を地図で確認したところ、だいたいの行き方を頭の中でトレースできたので、ナビはまだ使わず。
 一応入力して案内を求めてみたけど、そちらに気を取られるのが面倒だったので、すぐにスイッチを切ってしまった。まあ、いつか活躍してくれることでしょう。

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笹塚動物病院へ-その2

2010-04-24 | 犬&猫との暮らし
 笹塚動物病院で「一応レントゲンを撮りましょう」と言われました。「えっ? 鎮静をかけて?」と聞くと、「いいえ、5人(先生と看護師さん)でちゃんと押さえますから大丈夫。ブナちゃんは大人しそうだから、何とかなるでしょう」と言う。

 レントゲン室は地下にあるらしく、待合室に面した扉を開けると、面白いことにそこにエレベーターがありました。エレベーターといっても、天井のない頑丈な木箱みたいなヤツで、ブナは先生と一緒にその箱に乗って降りて行きました。

 その間、車に待たせているクリの様子を見に行くと、今まで1頭で車内に待たされたことのないクリはひどく落ち付かない様子で、私を認めてワンワン吠えていました。

 何枚かのブナのレントゲン写真を見せてもらいながら、説明を受けたのですが、骨にガンがあるとか、軟骨がすり減っていてひどい骨棘ができているなど、深刻な状況は見受けられず、「骨もきれいで、ちゃんとしていますよ」と言う。

 「もう12歳ですから、加齢によって筋肉も衰え、そこにもってきて体重が増えたので、なにかの拍子に筋を違えたとか、筋肉を痛めたということもあろうと思います。まずは減量を目指しながら、関節痛によいとされるコンドロイチンを熱心に補ってあげるといいでしょう」とのこと。

 フードの相談にも乗ってくれ、あれこれ丁寧に教えてくれたし、減量サポート食によって、高齢犬の栄養が偏ることを心配する私に、効果的な総合栄養補助食品のサプリメントがあることを告げ、「それは1日分に換算すると60円くらいですよ」と、飼い主にかかる負担についても前もって話してくれたのでした。

 コンドロイチンでは最近盛んに宣伝しているゼリア新薬の「コンドロイチンZS錠」が、犬にも効果があるという報告がされているので、おすすめするということでした。

 副院長先生(院長先生の奥さんらしい)も小柄ながら存在感のある人で、押しつけがましくないけれど、伝えることはきっちり伝えておくといった凛としたところもあり、安心できた。

 初診料、レントゲンを5枚くらい、それから栄養補助用サプリメント「ボマジール」を買って11,450円でした。決して高くないと思いました。

 減量サポート食はインターネットで安く買えるだろうから、注文して取り寄せるといいと言ってくれ、コンドロイチンは帰りにドラッグストアで入手してごらんなさいと言う。
 帰り道、ドラッグストアに寄って「コンドロイチンZS錠」を買い、帰宅後すぐにヒルズ「r/d」の缶詰とドライフード、クリのためにロイヤル・カナン「エイジングケア」のドライフードを注文しました。

 「ブナ、目指せ、32kg!」と声をかけたら、ブナはちょっとうらめしそうに私を見上げ、「お母さんも目指せ、減量!」と目で語っておりました。

 信頼できる、いい動物病院だった! もっと近ければ、うれしいんだけどなあ。猫の蘭丸に始まり、今まで何カ所も獣医さんにかかって来たけれど、一番温かみがあり、感じもよく、安心できた気がします。

 猫の便秘への対処については和光の先生の手技が随一なので、ボッチの排便処理は和光へ。クリの抗てんかん薬やフィラリア予防薬の購入、ワクチン、狂犬病の予防接種などは、やはり近い和光へ。

 でも、ブナとクリ、ボッチに何か心配な症状が出た場合には、頑張って笹塚まで行くことにしようかと思いました。
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笹塚動物病院へ-その1

2010-04-24 | 犬&猫との暮らし
 痛み止めを飲ませて、ブナの様子を観察していましたが、やはり元気がない。笹塚動物病院に連れて行こうと決心しました。

 19日は午前中、買い換えた車の引き取りに行き、その足で午後、陸運局に名義変更に出かけました。車話はいずれまた。20日は緊急の取材が入り、1日取材と原稿書きに追われていたので、21日になってやっと、ブナを笹塚動物病院へ連れて行ったのでした。夕方の診療時間に合わせ、新しい車レガシーに、クリも乗せて笹塚へ。

 うちから笹塚までは24kmくらい。中野通りから路地を入って200mほど。笹塚動物病院には駐車場がないのですが、近くにコインパーキングが何カ所かあり、運良く一番近いパーキングに停めることができました。

 初診の問診を済ませると、「外でブナちゃんを歩かせてみてもらえますか」ときれいな若い女の先生が言う。若い女医さんの先輩らしき、もう少し年配のやはりきれいな女の先生も出てきて、何度も前を行き来するブナの様子を観察。

 そのあとは丁寧に手足を触ってチェックしてくれた。前足に違和感があるようだけど、どちらの足とはやはり言えないと言う。それでも、最近かかった獣医さんで、こんなに丁寧に歩き方を観察したり、触診されたことはなかったな。

 待合室や診察室は広くないのですが、獣医さんや看護師さんが何人もいて、どの人も感じよく、ブナに声をかけてくれたり、触ってくれたり、自然に接してくれて本当に好感が持てました。病院の外にベンチがあり、そこで待っていてもいいようでした。

 ブナの体重を計ると、なんと36.2kg! 少し前に会ったグラッシーの飼い主さんに「ブナは太ったね」と言われ、私もそう感じていたけれど、食生活でとくに何かし過ぎたということもなかったので、まさかこんなに太っていたとは思いませんでした。

 ブナが生きてきた中で、もっとも重い! 35kgは超えさせまいと思っていたのに…。「この体重はなんとかしないとねえ」と先生方、おっしゃるとおりです!
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ブナ、不調

2010-04-24 | 犬&猫との暮らし
 先週の土曜日、季節外れの雪が庭に積もっており、犬たちの散歩は中止にして取材に出かける用意をしていたら、ブナの様子がおかしい。
 前足のどちらかは分からないけど、びっこをひいて歩き、ブルブル震えているし、呼吸も荒い。また、何かの拍子に「キャン」と鳴く。緊急事態というほどではないけれど、あきらかにいつもと違いました。

 その日は、民俗学者の新谷尚紀先生の「葬儀と結婚の歴史と民俗」という講演があり、どうしても行かなければならなかったので、後ろ髪を引かれる思いで出かけました。

 帰宅後、様子を見ていると、時々ブルブルし、やっぱり軽くびっこをひくし、全体的に元気がない。翌日の日曜日、ハンナの飼い主さんに勧められている笹塚動物病院に行ってみようと思い、診療時間を調べてみたら、なんと日曜・祝日は休診日。

 和光の病院に行けば、多分「痛み止めを飲ませて様子を見ましょう」と言われるに違いないのだけど、それでもブナが痛いのならそれを軽減してあげたいと思って、日曜日に和光の病院へ。

 「痛み止めを飲ませて様子を見ましょう」と言われたら、「痛み止めはあくまでも対処療法だし、それで痛みが薄れても原因が分からないので、何か検査はできませんか」と聞いてみようと思っていました。

 触診した結果、何をされても悲鳴をあげることはなかったし、歩き方もものすごくびっこをひいているわけではないので、よく観察しないとどっちの足が痛いのかも分からない。
 診察中、犬も我慢してしまうこともあるので痛くでも鳴かないことがあります。でも、鳴かないからと言って、痛くないわけじゃないのです。それに「犬がブルブル震えるのは痛みがあるからです」と言われたので、やはりブナはどこか痛いのです。

 案の定「痛み止めを飲ませて」と言われたので、「現時点で何か検査は」と聞くと、ちゃんとレントゲンを撮るには、動かないように鎮静をかけなくてはならず、ブナは朝ご飯を食べていたので、その時点でできる検査はないようでした。

 痛み止め「Metacam」が処方されましたが、「激しい、慢性的な筋骨格の障害における炎症や痛みの緩和」に処方される薬でした。胃に負担になる強い薬らしい。当日は4錠(通常の2倍)、その後は1日2錠ずつ飲ませ、5日分。初診料と薬代で「9660円です」って、エラく高い薬で、びっくりでした。 
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グレートデーンのゆうた君

2010-04-22 | 犬&猫との暮らし

 初めて和光の動物病院で、グレート・デーンのゆうた君の見たときは、まだ8カ月と言っていたけれど、顔は幼いもののすでにラブラドールより大きかった。
 ハールクインと言うのでしょうか、マーブルケーキのような珍しい毛色。カッコいいなあと思って見ていました。

 そのあと再び病院の待合室で見かけたときには、もう成犬(グレート・デーンのネ)の大きさになっていて圧倒されましたが、やっぱり顔はちょっぴり甘えん坊のような可愛い顔。

 そして、今日、ボッチの排便処理で病院に行ったとき、またまたいました! ゆうた君が。許可を得て、思わずパチリ。毛並みもよく、触るとスベスベで気持ちよかった。ホント、穏やかでいい子。

        

 80kgくらいあるらしい。食事や運動の世話が大変だろうねえ。

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狂犬病予防接種

2010-04-13 | 犬&猫との暮らし
 今日は動物病院へ狂犬病の予防接種をしに行きました。冬に後戻りしたような昨日の寒さがウソのような温かな一日。近所では色鮮やかなシバ桜が目を楽しませてくれました。

    
 
          
 散歩の途中は、つららのようなブナのヨダレが(散歩中になぜ垂らす!?)目を楽しませてくれました。

 さて、市内でも保健所やあちこちの公民館の駐車場で予防接種を行っていますが、うちは動物病院で接種させています。
 市が指定する場所での接種だと、見知らぬ獣医さんが機械的に注射していき、犬の扱いにも慣れていない市の職員がこわごわ犬に接していたりするので、現場が全体的に落ち着かない雰囲気で、どうも気が進まない。

 今日は病院の待合室に患者(患犬・患猫)はなく、診察室に2頭を連れて入ると、ものの5分もせずに2頭の注射が終わり、とても楽でした。

 以前、飼い犬のダイスケが亡くなった後に予防接種がありました。区内の指定接種場所にトチだけを連れて行き、ダイスケが亡くなったことを区の職員に告げたら、その人がほかの職員に「この犬は廃犬にしといてー」と大声で言ったのを聞き、「なぬー! は、は、は、廃犬っ?!」と怒りがこみ上げてきました。

 なんて配慮のないもの言いか! 飼い主にとっては犬とはいえ、長い間ともに暮らしてきた家族の一員なのだから、「廃犬」などという言い方はされたくない! いたく傷ついたのでした。

 そんなこともあり、区役所や市役所の職員には警戒していました。とくに今回はトチが亡くなったことを告げ、登録を抹消してもらわなければならないから。そこで「廃犬」などと言われたら、ショックだものね。
 
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帆翔第46号

2010-04-12 | 

 現代詩誌『帆翔』46号が発行され、その合評で5日に開催された同人会は、まずお茶の水の山の上ホテルにある「新北京」での昼食から始まりました。  

 というと、たいそうな感じですが、帆翔の同人会は「合評」とか「開催」などという堅い漢語とはかけ離れた会合で、小学館で学術書の編集に携わっていた岩井さんや時代小説家の赤木さんの、歴史の生き証人としてのお話は面白くて、時間がたつのを忘れます。

 美味しいものを食べてから、小学館のOB会事務局の部屋に移動して、詩誌に寄せられた読後感が書かれた手紙を読んだり、テーマもなく歓談をします。他愛ないことのようですが、いつもずっしりと豊かな時間が流れます。

『帆翔』46号に掲載した詩です。

 土手道の朝

 犬と歩く河川敷の土手道で
 毎朝
 何人もの人とあいさつをする

 おはようございます
 おはよう
 おはようございます

 どこに住み
 何をしている人かも知らないけれど
 一日の産声のようなあいさつを交わす

 犬を散歩させている人も
 健康のために歩いている人も
 顔なじみの人も
 初めて会う人も

 おはようございます
 おはよう
 おはようございます

 広い川面や草むらに
 朝の光がふりそそぎ
 新しい命を迎えるような
 わくわくした気持ちになる

 そんな風景の中で交わす
 朝のあいさつは
 人のおかげで自分があるという
 当たり前だけれど温かい
 祈りにも似た気づきを
 与えてくれる


 こんなふうに、犬の飼い主さんたちとも言葉を交わしてきました。ダン吉君の飼い主さんとも。

 ダン吉君が亡くなったことで、ナガイケさんはもう河川敷へは来なくなるでしょう。一人、朝の挨拶を交わす人が減ってしまうのは淋しいことだな。

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ダン吉君、トチと会えたかな

2010-04-11 | 犬&猫との暮らし
 今朝、糖尿病で心臓病でアトピーのため、耳も聞こえず目も見えなくなっていたヨーキーの車ダン吉君の飼い主さんが桜並木の広場にいたのですが、ダン吉君の姿が見えませんでした。彼が散歩をする早い時間に行っても、ずっと会わずにいたので、ダン吉君の具合が悪いのかもしれないと少し気になってはいたのだけど…。

 聞けば、ダン吉君、3月20日に亡くなったのだそうです。「もうペットロスで、仕事も手につかない。桜を見るのも辛い」と飼い主のナガイケさん。「わかる…」と言いながら涙目になってしまった私。

 具合が悪くなって入院していたダン吉君の最期は、安楽死の道を選ばなくてはいけなくなったそうで、たくさんのチューブを付けていたダン吉君に薬が注射され、心電図がピーっと静かな音を立てて動かなくなるのをじっと見守っていたというナガイケさんの話を聞きながら、トチの最期を思い出してしまった。

 でも、私がダン吉君なら、ナガイケさんには感謝の気持ちしかないと思うな。飽きたからとか、買うのが大変などという安易な気持ちで保健所に飼い犬を連れて行く飼い主がいる一方、ナガイケさんは毎月10万円もの出費もいとわず、ダン吉君に毎日インシュリンを2回打ってあげ、目が見えなくても耳が聞こえなくても、いつも散歩に連れ出してあげ、6年にもわたるダン吉君の闘病生活を支え続けてきたのだもの。

 どれほど手をかけ、心を砕いてあげてきたことか。頭が下がります。7~800万円もかかったという医療費も「お金じゃないからね」って、淋しそうに笑いながら言ってた。

 ずっと病気だったけど、ダン吉君、幸せだったよね。今はペットロスで何も手につかないかもしれないと言ってたけれど、ナガイケさんも幸せだったよね、ダン吉君と暮らせて。

 ダン吉君の亡骸は自宅の庭に埋めたそうです。

 トチ、ダン吉君がそっちに行ったよ。もう会えた?
 ダン吉君、トチに会えた? 生前トチの匂いをかいだこと、あるでしょ? だから、分かるよね、トチのこと。 
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2010年桜の下で

2010-04-04 | 犬&猫との暮らし

 トチ、天国から桜が見えますか。うちの周りは満開ですよ。お前と一緒に15回目の桜を見ようねと言ってきたので、それがあっけなく叶わなくなってしまって所在ないです。桜を見るのが切ないです。

 今日、いつもの河川敷を散歩していると、わざわざグラッシーファミリーが探して立ち寄ってくれました。で、グラッシーのお父さんがデジカメで撮ってくれた2頭の写真……。

 じっくり眺めてみたら、ブナの顔がトチにそっくりでびっくりした! やはり親子なんだねえ。

 

 こちらは数日前に城山公園で撮ったもの。このブナはブナらしい
赤ちゃん顔のブナ。クリは私から距離を取って「座れ、待て」をさせると、緊張するのか、いつも耳が寝てしまう。

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降ってわいた車乗り換え話

2010-04-01 | つぶやき

 先月、カメラマンのカサハラさんが唐突に、私の車の走行距離を聞いてきました。「7万5000kmだよ」と告げると、「ううむ、そうですか…」と言葉に詰まっている。
 
 カサハラさんは化学物質過敏症の彼女のために、自分の車を買い換えなくてはいけなくなり、下取りに出しても大した金額にもならないので廃車にするかどうか、迷っているらしく、それでもまだ十分走るには走るので、欲しい人がいたら譲ろうと思って、連絡をしてきたというわけなのです。

 カサハラさんが「ううむ」と唸ったのは、私の車の方が走行距離が少なかったからでした。カサハラさんの車は8万8000km走っているらしい。

 車はレガシーツーリングワゴン250T。2月初めに撮影を依頼したとき同乗させてもらった限りでは、私の車よりはるかにキレイで、最新型でした。

 本当は最新型じゃありません。平成11年式だから、もう11年経とうとしている。でも、何を隠そう、私の車は平成8年式のカペラワゴン。

 アンテナは手で延ばしたり、押し込んで短くしたりするヤツだし、今どきナビもなければ、ETCも付いていない。付いていないのではなく、付けていないのだけど。
 おまけに、昨年11月にバッテリーを充電するときに誤ってショートさせてしまったばかりに、オーディオ本体のヒューズが切れて、まったく音なしの車内。ヒューズを交換するにはオーディオ本体を外さなくてはいけなくて、自分ではお手上げ。
 
 なので、車内はずっと静かで、しいんとしています。仕方ないので淋しいときは、自分で歌ったり、犬たちに話しかけたりして、余計に虚しくなっております。
 まあ、オーディオといっても、これまた今どきCDは聞けず、カセットとラジオしか聞けない年代物。しかもカセットレコーダーは壊れていて、ラジオしか聞けないシブイやつ。

 カサハラさんの車はというと、ナビもETCも付いているし、オーディオもCDが聞けちゃう今どきの装備。それに4駆です。それを「5万でどうですか」という。

 ううむ、どうしよう。カペラワゴンは私が初めて買った中古車です。中古車が初めてなわけじゃなく、自力で買ったのは初めてという意味で、3頭の犬たちのために犬仕様の車を何か頑張って手に入れたのですよ。

 全然「今どき」じゃないけど、トチとの思い出がいっぱい車載されている私のカペラ。あちこち修理費用もたくさんかかって、どちらかというと「ハズレ」の車だったけど、特に不自由も感じていなかった。

 でも、今どきの装備が付いている赤いレガシーも魅力的。車長、車幅、車高はカペラワゴンとほとんど変わらない。

 マイナス要素としては、ハイオク仕様であることと、3ナンバーなので自動車税が6000円ほど高いことと、車検が7月に切れるので乗り換えてすぐに車検が来ちゃうこと。

 「ううむ、どうしよう」と妹たちに話したら、「お買い得じゃない! これから自分でナビやETCやオーディアを付け換える費用を考えたら、断然お買い得だよ。廃車手続きとか教えてあげるし、買い換えなよ。ん?何?ハイオクなの?自動車税も高いって?」と言いながら、素早く計算して彼女が算出した答えが「毎月1500円くらい出費がかさむくらいだよ。でも、ETCで高速代が割引になるし、月々1500円くらいなら痛くないでしょ」という。確かにねえ……。

 ということで、結局買い換えることにしました。譲渡証明書やら私の車の廃車手続き、車庫証明など、作成する書類などありますが、おそらく今月末には確実に今どきの車に乗っていることになりそうです。

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