小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

駅弁王子・ヨネスケさんのお話

2009-04-29 | つぶやき

 月曜日にラジオ日本の喫茶室で、ヨネスケさんにインタビューする機会がありました。まぁインタビューというほど大げさなものではなく、広報誌で駅弁に関する連載を依頼し、快諾してくれたヨネスケさんに推奨の駅弁の話を聞きに行ったわけです。

 ヨネスケさんといえば「突撃!隣の晩ごはん」で日本一の不法侵入者として有名ですが、彼は駅弁・空弁に関してもたいそう詳しく「ヨネスケの駅弁!空弁!食べて答弁!」というブログを開設しています。
 小林しのぶさんが「駅弁女王」なら、ヨネスケさんは「駅弁王子」。王子というには、ちとトウが立ってる? それなら「駅弁キング」かな。


 全国津々浦々訪ね歩いている方ゆえ、食べた駅弁の数も半端ではなく、今年に入ってからはほぼ毎日違う駅弁をブログで紹介している。すごい!

 なんでもマネージャーさんと二人で往復4個の駅弁を賞味し(それぞれ二人が異なる駅弁を買い味見するので4個ということになります)、「しかも今まで食べたことがないものを選ぶわけだから、大変なのよ」と言ってました。もう一度食べたいという駅弁も泣く泣く我慢するそうです。

 駅弁・空弁に関しては、それに関わる裏事情や鉄道事情などもよく知っていて、とても面白かった。画面で見るとおり気取らない方で、これからの連載も楽しみ。

 ちなみに私の好きな駅弁は、東海道駅弁の元祖と謳っている東華軒の「たいめし」と崎陽軒の「シウマイ弁当」です。もちろん、おぎのやの「峠の釜めし」も、蛸つぼ弁当「ひっぱりだこ飯」も美味しいけどネ。

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まむしに咬まれたケンちゃん

2009-04-28 | 犬&猫との暮らし

 昨日午後、取材のテープ起しをしていると、携帯に車屋さんから電話が…。車検に出していた車の修理箇所がなかったために「もう上がったよ」という連絡でした。
 よかった~。すぐに代車のセダンに乗って、愛車を取りに行きました。うちの犬たちが採光度抜群の代車に乗ったのは1日だけ。今朝は乗り慣れた車で河川敷に出かけることができました。車検代およそ11万円、やれやれ。

 河川敷に行くと、時々会う11歳の猟犬がいました。イングリッシュ・セッターにしては短毛。でもポインターではないみたいだし…。とりあえずおじさんが言うように「猟犬」ということで済ませています。連れているおじさんは足が悪くなったと言い、いつもスキーのストックをついています。

 初めて会ったとき、おじさんはストックを持っているし、犬は片方の前肢にガムテープを巻いているかと思えば、口吻をカラス防止ネットのようなもので覆っているし、ものすごく怪しくて「あまり関わらないでおこう」と思って、軽い会釈だけで通り過ぎようとしたのに、おじさんが何となく親しげに近づいて来たのです。

 仕方ないので「ワンちゃん、どうしたのですか」と聞いたら、「皮膚病になっちゃったんだけど、舐めちゃ治らないから、舐めないように口を覆っているんだ」と言うのです。続けて「岸近くにいるタヌキに皮膚病を移された」と、一時期皮膚病で悲惨な状態になっていた、今は亡きラブくんの飼い主さんと同じことを言う。

 それにしても、その口輪といい、患部に巻かれたガムテといい、それはいかがなものか…。聞けば「口輪は自作なんだ」と自慢気に言うのだけど、窮屈そうに縛り付けられていて、見るからに気の毒な感じでした。
 それからしばらくして遠目に、口輪が外された犬と散歩しているおじさんを見かけたので、きっと皮膚病も治ったのでありましょう。

 で、久し振りに会ったのだけど、その犬は本当に大人しくて、うちの犬たちも騒ぐことなくまみえることができるいい子なのです。名前も知らなかったのでおじさんに尋ねると「みんな、そう聞くけど、犬だからケンだ。ケンちゃんだ」と言う。「ワンちゃん」じゃないだけ、いいか…。
 垂れ下った乳首の大きさからして経産婦(経産犬?)みたいなので、どう見てもメスのよう。なのに「ケンちゃんだ」というから、これまた仕方なく私も「ケンちゃん」などと呼びかけてみました。

 すると、ケンちゃん、あっちこっちキョロキョロ。「こいつは猟犬だから、名前を呼ばれると、獲物がいるのかと思って辺りを探すんだ」と言う。うーん、そうなのか…。

 「ほら、この口の横と前脚に咬まれた傷があるでしょ。まむしに咬まれたんだよ」とおじさんが言うので、ぎょっとして顔や脚を見ると、確かにケロイドのように膨らんだ傷痕がありました。
 それより何より問いただしたいことは、まむしの存在です。うちの犬たちも咬まれるかもしれぬ。えらいこっちゃ!

 「この河川敷にもまむしがいるんですか!」とやや大声になったのですが、おじさんからはまったく的を得ない答えが返ってきました。「こいつは猟犬だからね、草むらに入るから」。
 そうじゃなくてぇ、この辺にまむしがいるかを聞いているんだってば。「この辺にもいるのかしら」と食い下がる私。「猟犬はあっちこっち走り回るからねえ」と言う。

 ……、話にならんと思い、「で、咬まれたあと、どうしたんですか? 血清を打ったんですか」と質問を変えました。
 「人間の場合はね、そういうでしょ。顔なんてものすごく腫れちゃって、脚もね、丸太みたいになっちゃった。でも、犬の血清はないんだってさ。先生はなんか毒消しを注射したんだね、毒消しを。それで治ったわけだよ」。ものすごく呑気な感じで語るおじさん。
 「犬は強いねぇ」なんて言うので、「なんたってケンちゃんは猟犬ですからね」と言ってあげました。
        

           立ち話に飽きたケンちゃん 

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犬車はやっぱりセダンじゃダメですね。

2009-04-27 | 犬&猫との暮らし

 狂犬病の予防接種に駐車場の更新に、車検! なんと物入りなことだろう。4月末で車検が切れるので、慌てて車屋さんに持ち込むと、休業日や祝日が絡むので4日ほどかかるという。

 うちでは車がないと、ちと困る。犬たちを運動に出すにも通院させるにも、車は必須なのです。

 で、代車を貸してくれるというのでお願いしたら、シビックのセダンでした。古い車種なのはいいけど、助手席をリクライニングできない。可動部分が錆びているのか、シートが直角のまま動きません。
 助手席はトチの特等席で、私の車の場合、シートを思い切り倒してやり、帰りに疲れても寝そべることができるようにしてやっています。トチにはしばらくこの直角シートで我慢してもらわなくてはなりません。

 後部座席もほかの2頭が寝そべることができる広さはなく(なにしろセダンなのだから仕方ない)、イレギュラーな出来事に弱いクリなど、車中ずっとあわあわしてます。
 おまけにスモークフィルムなど貼っていない採光度抜群の広い窓ガラス。太陽が降り注ぐ車内は、外の気温より何度も熱くなってしまう。快晴の今日はみなでハアハアしてました。

 もし私が、黒ラブ3頭がすし詰め状態になっている車を見かけたら、「あんな犬を飼っているのに、なぜ車を選ばないかねえ」と突っ込みを入れるでしょう。そんな状態の車内を気にしながら、和光樹林公園に向かいました。

 帰り道、疲れてしまったトチは直角シートが辛くなったのか、後部座席にノソノソと移動して行き、足元のスペースによっこらせっと横になりました。(後部座席への移動さえ、前部のシートの間がやっとこさ通れる広さしかないので、むりくり移動して行きました。)
 代りにクリが助手席にやってきて、ブナはブナで後部座席を独り占めして、長く伸びていました。「これでいい、これでいい」と独りごちながら運転して帰ったのでした。

 明日は空が明るくなったら、すぐにお散歩に出かけよう。まだ車内が熱くならないうちに。

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『カヌーライフ』vol.3

2009-04-26 | 
 『カヌーライフ』vol.3が発行されました。季刊だった同誌がエイ出版から発行されるようになった昨年は、ハイシーズンに2回の発行になり、今年は4月、7月、10月と3回発行することになったとのこと。

 私はもうフィールドに出ることはないので、取材記事や構成に深く関わっていませんが、シニアエディターのどびーとのよしみで、大会情報やリザルトの収集などをお手伝いしています。

 この号のカバーを飾る堀田貴之氏とは昔、取材で一緒に熊野川を下ったことがあります。あのときは冒険家であり、作家だったカナダ人のローリー・イネステイラーさんも一緒でした。

 堀田さんとローリーさんは20年近く前、ジョン・ダウドが著した「SEA KAYAKING」を翻訳し、日本のシーカヤック黎明期に足跡を残した人たちです。ローリーさんは今は亡き人になってしまったけれど「堀田さんはアウトドアズマンとして、まだ健在だったんだぁ」とちょっと感慨深かった。

 野田知佑さんの連載も始まり、連載にはカヌー界の名立たるメンバーが名前を連ねている。いいですねぇ。
 
 昔に比べ、やわらかく深く広がっていく『カヌーライフ』誌なのでした。
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どうもボッチは…。

2009-04-25 | 犬&猫との暮らし

 ボッチに対して、気になっていることがあります。
 時々ものすごい雄たけびをあげるボッチ。避妊もしているし、さかっているとは思えないのだけど、いったい何だろう。それがひとつ…。
 
 もうひとつは、近くで呼びかけてもすぐに反応しないこと。引き取ることを決めて、便秘も解消され始めた頃から、ボッチは耳が遠いのではないかと思うようになりました。雄たけびもそれと関係しているのではないか…。

 かつてボッチは悪性リンパ腫になり、抗ガン剤治療を受けたことがあると聞いていました。「それがボッチにとっても自分にとっても、とても辛かった」と飼い主だったMさんは語っていた。
 以前シッターをし、とても私を慕ってくれていたゴールデンのピーチを悪性リンパ腫で見送っているので、その怖さは痛いほど知っています。

 「ただ、今となっては本当に悪性リンパ腫だったのかどうか…」なぁんてMさんは言ったけれど、もしガンでもないのに抗ガン剤を投与されたとしたら、そのダメージはいかばかりか。

 いつもかかっている獣医さんに「ボッチは悪性リンパ腫を克服したそうなんです」と言ったら、ものすごく驚いていた。悪性リンパ腫から生還できる例はそれほど多くないから。本当に悪性リンパ腫だったとしても抗ガン剤の副作用はかなりキツかったと思います。

 もしかしたらボッチはその副作用で耳が遠くなったか、よく聞こえなくなったかしたのかなぁ。4年前に預かったときには、そんなこと思いもしなかったし、変な雄たけびもあげなかったのだもの。

 どこかが引きつっているかのようにびっこを引き、どってこどってこ、音を立てて走るボッチ。おまけに耳元でよほど大きな声で呼ばなければ気づかないボッチ。甘えてすり寄ることも少ないボッチ。

 切ないけど、ボッチはそんなこと意に介さない様子で、ふすまにバリバリと爪を立て、犬たちの腹下をすり抜けて走り回っています。だから私も特別扱いはしない。それもボッチの個性だから。

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花びらの絨毯

2009-04-21 | 犬&猫との暮らし
 今朝は散歩に出るのが少し遅くなったので、河川敷よりやや近い城山公園に行きました。

 ソメイヨシノより開花が遅い八重桜が満開で、落ちた花びらが風に吹き寄せられ、公園の片隅を彩っておりました。あまりにきれいだったので、あまりきれいじゃない黒犬たちを並ばせてみました。

 携帯写メなので、鮮明ではありませんが、花びらの絨毯の上でパチリ。どこを歩いても、花の美しい季節ですね。
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『魂の民主主義』

2009-04-17 | 

 『リトル・トリー』を読んだ流れから、インディアンの文化に触れる書籍を数冊読みましたが、その中の1冊で時代小説家の赤木さんから贈られた本が、この『魂の民主主義-北米先住民・アメリカ建国・日本国憲法』。

 11世紀後半、部族間の殺し合いのど真ん中に飛び込み「暴力より話し合いを」と説得し続け、最終的にインディアンたちによるイロコイ連邦の建国へ導いた若者の話に始まり、連邦建国と同時に成立したイロコイ連邦憲法がのちにアメリカ合衆国憲法、そして日本国憲法にどのような影響を与えたかということが綴られています。

 もともと、現在のニューヨーク州北部に位置するオンタリオ湖南岸沿いに住んでいたモホーク族、オナイダ族、オノンダーガ族、カユーガ族、セネカ族がイロコイ族としてまとまり、イロコイ連邦が発足。1142年、発足するにあたり、5部族すべての人々に対して、全117項目に及ぶ新たな社会の詳細なルールが提示されます。それが「大いなる平和の法」と呼ばれる、今もって効力を失っていないイロコイ憲法なのです。

 連邦大会議の見事な構成と役割分担、他者の意見を尊重し、たとえ少数意見でも互いが納得するまで話し合いを続ける討議方法には、現代人が置き忘れた「魂の自由」を尊重するインディアンの姿勢が如実に表れています。800年以上も前に、すでにこのような民主主義のルールを創り上げたインディアンの叡智に、改めて感銘を受けました。面白い本です。

 著者は星川淳さん。現地での聞き取りも含め、10年に及ぶ調査を経て書き下ろしたものだそうです。初版は2005年6月。発行は築地書館で1,500円+税。
 

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感激!名入りラベル付き焼酎

2009-04-16 | 食・酒
 ブナの姉妹犬・ほたるの飼い主である清美さんから、超感激の品が届きました。私がとあるパーティーにご招待したお礼のようなのですが、そんなご招待はこのステキな贈り物に比べたら「屁」のようなものです。

 私の名前はどうでもよいのですが(しかし、達筆な筆による字面の美しさには感動。漢字だけは美しい字を選んでくれた両親に感謝。高校のとき、アンパンマンみたいな顔をした書道の先生から「名前負けだ」と言われたことを思い出した…)、「人生ど真ん中。トチ、ブナ、クリ、ボッチと共に乾杯!」と書かれていることに、センスのよさと心遣いが感じられ、嬉しいったらありゃしない! ボッチのことも忘れずに入れてくれたことも嬉しい。よかったね、ボッチ。

         


 中身は麦焼酎です。中身ももったいなくて呑めないけれど(いや、明日には「中身は呑むことにしよう」と思うだろうが)、空になっても瓶は捨てられないなぁ~。瓶は一生の宝物だわ。
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壊されたタッパー

2009-04-12 | 犬&猫との暮らし

 お役所の月刊広報誌の原稿もほぼ入れて、ひと息ついてビールを飲んで、仕切り直してからほったらかしになっていた他の仕事に取り掛かろうかという、まさにそのとき、霞ヶ関からお呼びがかかりました。もう夜7時半を回っていたのに、です。

 編集長の有里子さんに「もう私、ビール、飲んじゃったよ」と言うと「私だって飲んじゃったよ~」と言う。じゃあ、これは行けない理由にはならないな。行かねばならないわけですね、校了も迫っているし。スタッフ全員に招集がかかり、ばたばたと用意をして一路霞ヶ関へ。

 地下鉄のダイヤが乱れていて、集合時間の9時に間に合いそうにないので、編集長に電話をかけると「今、先方から電話があって、担当者に急用が入ったから会合開始時間が30分遅れるってさ」って、「ええ~っ!」でしたよ。急な時間変更はこれで3度目。

 で、9時半から5月号に関する最終的な要望をあれやこれや告げられて(重大な問題ではなかったので一同胸をなで下ろしながら)、結局私が家に帰ったのは深夜12時を過ぎていました。

 家に帰って「やれやれ」とソファに腰かけると、何かが刺さった。何?と思ってソファを確認すると、なんとタッパーがバキバキに壊されて散乱していたのでした。こういうことをするのは、クリしかいない。何のタッパーだったけ?

 削った鰹節が入れていたタッパーでした。調理台の届かぬところに置いたはずだったのに、根性で伸び上がってくわえ落としたものと思われます。ソファの上をよ~く見ると、鰹節も舞い散っておりました。クリはよく腹いせにこのようなことをしでかします。急にバタバタと出かけて行ってしまったことに納得できなかったようです。

 以前は帰宅するとバナナのヘタだけが2本転がっていたことがありました。皮はどうした、皮は! 皮まで食べてしまうとは…。「そんなひもじい思いはさせてないでしょ!」と怒鳴ってやったけど、2本のバナナを3頭でいったいどうやって食べたのだろうと考えたら、おかしくなっちゃって、それ以上怒れなくなってしまった。分け合って食べたの? それともクリだけがこっそり食べたの? 不在時にビデオで録画しておきたくなるような出来事でした。 

 

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たね坊のぬか床

2009-04-10 | 食・酒

 「たね坊のぬか床」なるものを頂きました。「届いたその日から簡単に美味しいぬか漬けができるよう、熟成発酵させたぬか床セット」だそうです。1.8kgの熟成ぬか床と漬けこむタッパーウエア、熟成足しぬか付きで定価3150円。

 以前、ぬか床を毎日かき混ぜられなくてダメにしてしまったことがあります。ぬか床を熟成させるには時間と手間が必要です。今なら毎日かき混ぜられるので、ぬか床を育てようとぬかを買い求めたばかりでした。

 「たね坊のぬか床」は毎日かき混ぜなくても大丈夫なんだとか。便利なものができましたね。
 そういえばよく読売新聞の日曜版に宣伝が掲載されている「かぶちゃん農園」でも、やはり毎日かき混ぜなくてもいい発酵ぬか床を売っています。こちらはビニール袋入りで、野菜をそのビニール袋に漬けこめばOKというもの。こちらは1kg1袋1000円です。

 たね坊のぬか床の保管場所は冷蔵庫の野菜室がベストとのことなので、今、ひっそりと野菜室に入れられています。まだ何も漬けられずに…。
 ぬか漬けはきゅうりが一番好きなのですが旬じゃないし、あまりぬか漬けにしたことがないセロリ、みょうが、オクラあたりに挑戦してみようかな。
 
たね坊倶楽部 
http://www.meiyu-shoji.com/index.php
かぶちゃん農園 http://www.kabuchan.co.jp/

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永田農法

2009-04-08 | 旅先でのお話

             愛犬を抱く永田照喜治さん
              (撮影/沢海厚さん)

 昨日は「スパルタ農法」「ルーツ農法」とも呼ばれる永田農法の生みの親、永田照喜治さんに会いに、浜松へ行ってきました。永田農法は最小限の水と液肥だけで野菜や果物の持つ自然の力を引き出し、栄養価や糖度の高い作物をつくる独自の農法で、永田さんが研究と工夫の末に確立したものです。痩せた土地でもおいしい野菜や果物を作り続け、83歳になった今も、国内はもとより海外へも農業指導に出かけています。

 今、日本では農業人口が減少しているから、派遣労働者で失業した人たちを取り込めないか、などと言っている人がいるわけですが、永田さんは「農業人口が減ることなど、30年以上前から統計的に分かっていたこと。むしろ減ってもいいんだ。やる気のある人以外やらんでよろしい。農業も装置化して耕作ロボットを使えば、人手がなくても大規模農業は可能だし、水やりや肥料やりも電子制御で無線でやればいい」という意見をお持ちの方。

 だいたい「農業と介護をバカにしている」とおっしゃる。そうだ、そうだ。介護のなり手がないといえば、安い賃金で働く外国人を引っ張ってきたり、「何をやっとるか」という感じで話されたので「まったくそのとおりですね」と言いながらも、官公庁の広報誌には永田さんがいうところの「農業人口が減っても大丈夫」とか「農家にもっと自由に農業をさせてくれたら、自給率は上がる」とかは、書けないな。書いてもすぐに差し戻されるか、真っ赤っかになって返ってくるか、でしょう。

 ひと昔まえなら、官公庁の広報誌で取り上げることもなかったでしょう、農政とは対極にいるような人だから。今はすっかり穏やかになられたのかもしれませんが、気骨のある好人物でした。個人的には、永田さんのような作物つくりがいいと思いますね。作物の生命力を引き出す育て方は、ヒトの自然治癒力を信じる暮らし方に通ずるもの。

 食べさせて頂いたトマトのしっかりとした皮や旨味に驚き、また芯まで食べられるエグミのないパイナップルに舌鼓を打ったのでした。永田農法恐るべし。

 浜松へは東名高速道路沿いの美しい桜を見ながら向い、取材後は浜松駅前の「八百徳」で美味しい鰻を食べ、帰りは夜桜を見ながら帰ってきました。もちろん帰宅後も仕事が待っていたけれど、鰻で精をつけたので夜中まで気力も持ったのでした。

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トチ、15度目の桜

2009-04-06 | 犬&猫との暮らし

 ここのところ忙しかったので書き残しておくことが溜まっていて、吐き出すように思わずブログを更新し続けている私…。明日は永田農法の取材で浜松に行き、今週は原稿書きや入校でバッタバタだと思うから、書けるときに書いておこうという気持ちになってます。

 今日は大変麗しい日和で、河川敷で満開の桜も愛でてきました。トチは昨年とさほど変わらぬ健在ぶりで、毎年撮影する場所で今年もカメラに納めることができました。頑張ってくれて、ありがとう、トチ。

 河川敷近くの桜も美しく、また電車から眺めた黒目川沿いの桜並木も圧巻でした。わざわざ花見に出かけずとも、近くでもりもりの桜が見られるのは嬉しいことだ。

     
 
 土手道で会ったイングリッシュ・セッターがやけに大人しかったので「大人しくて、いい子ですね」と言うと、連れていたおじさんが「もう歳だからね。なんたって11歳だ」と言いました。「えっ? うちのこれは14歳ですよ」と言うと、「ひえっ、すごいね」と驚いていました。

 できれば来年も3頭と一緒に桜を見ることができればいいなぁ。

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伝統シーカヤック造舟所「イサナ・カヤック」

2009-04-06 | つぶやき

        
 
 何の写真だろうって、不思議でしょ?「引き曲げ式アルミ管曲げ機」、カヤックの骨組みを造るための道具だそうです。
 カヌービルダー、シーカヤックインストラクター、著述家などなど、多彩な顔を持つ洲澤育範さんが、3月28日に新たな一歩を踏み出しました。「I-sana Kayak(イサナ・カヤック)」という、カヤックとパドルの製造販売組を立ち上げたのです。

 伝統シーカヤックと双刃の櫂…。カヤックはアルミ管で骨組みを造り、ナイロン布を船体布にし、パドルはウッド製。「極北の民が創りだした暮らしの道具を、現代の知恵で受け継ぎ、作り、売り、広め、さらに極北の民になんらかの『お礼』をすることを目的としている」のだそうです。洲澤さんはいつも志が高いなぁと感心しちゃう。 

 「イサナ・カヤック」のメンバー 
 舵取り/SANDWALERS・
内田正洋
 売主/HORIZON・尾崎志郎
 作主/EL COYOTE・洲澤育範
 
 シーカヤックをやっている人(単なるレジャーとして旅先でやってみたという程度じゃなくて)なら、この3人の名前を知らない人はいないでしょう。

 ちなみに下の写真は、洲澤作のウッドパドル。EL COYOTEのワークショップではこのタイプも製作しています。「イサナ・カヤック」ともに興味のある
方はhttp://elcoyote1990.com/へ。

       

   

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多飲多尿になったトチ

2009-04-05 | 犬&猫との暮らし

     トチ、おしっこ中。「こんなところ写さないで!」byトチ

 ここ1カ月くらい、打ち合わせや取材で帰宅が予想以上に遅くなりことが多くなりました。帰宅すると犬たちのトイレがびしょびしょになっていることがあります。 
 なぜトイレがびしょびしょになっているかというと、トチがかなり多飲多尿になったからです。クリは抗てんかん薬のせいで、もともと多飲多尿なのですが、トチが一度にするおしっこの量は、クリとは比べ物にならないくらい、すごい。ものすごくよく水を飲み、薄い色のおしっこを大量にします。

 ボッチも犬のトイレで用を足すし、トチが大量におしっこをするようになったので、ペットシーツの消費量が半端じゃありません。ワイドサイズとレギュラーサイズを使い分けているのですが、どちらもかなり使います。
 ワイドサイズでも月に200枚は使いますし、レギュラーサイズでも400枚近く、いやそれ以上使います。なので、ペットシーツのゴミが山のように出るので、ゴミ収集日に一度でも捨てそびれると大変なことになる。経済的にもこれまた大変。今日明日でなくなりそうだったので、慌てて買い出しに行ってきました。

 さて、多飲多尿が見られるメスの場合は子宮蓄膿症が考えられますが、トチはすでに避妊手術もしているし、嘔吐を伴う状態ではないので(子宮蓄膿症の場合、嘔吐を伴うことが多い)、まず違うと考えていいでしょう。

 そのほかに考えられるのは、慢性の腎不全や糖尿病ですね。糖尿病だと、多飲多尿でもおしっこの色や臭いは正常なのだそうだ。トチの場合は、かなり薄いけど…。糖尿病の場合は白内障を伴うことが多いといいます。目の状態のチェックもしなくちゃなりませぬ。が、トチのお目目は白濁もしていないし、まだそこそこ見えているようだし。

 狂犬病の予防接種の時期なので、獣医さんに連れて行った際に、ついでに看てもらおう。
 ちなみにうちでは狂犬病の予防接種も獣医さんでしてもらっています。主治医ならいつもうちの犬を看慣れているし、病歴が書かれたカルテもあるから安心です。特にうちはみな高齢犬だし、てんかん持ちのクリもいるしね。

 いずれにせよ、うちを空ける時間の長さによっては、もうひとつトイレを用意してあげた方がいいかもしれません。

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『音読の森』

2009-04-02 | 

 今日、『音読の森』5年生版が届きました。『音読の森』は教育同人社発行の小学生向けの音読集。つまり小学校の国語の時間に使う副読本です。平成23年度実施の新学習指導要領に対応した内容ということで、パンフレットには「いのちの大切さを学ぶ『いのちの詩』を全巻で掲載!」と書いてあるから、これがひとつのウリなのでしょう。

 で、目次を見てみたら、私の詩がその「いのちの詩」に選ばれており、金子みすず、工藤直子という大詩人の作品とともに掲載されていたのでした。金子みすずの詩は大好きなので、彼女の詩とともに編まれたなんて、なんと嬉しいことか! しかも金子みすずの詩も犬を題材にした、題名もズバリ「犬」という詩です。

 さらに、若いころに感銘を受けた八木重吉の詩も、尊敬するまど・みちおさんの詩も同じ5年生版に掲載されている…。高村光太郎の詩も、三好達治や草野心平、与田準一の詩も並んでいる…。光栄だなぁ。

 詩が掲載されているページの下段には、教師用指導のポイントや、チェック欄が付いた児童へのワンポイントアドバイスが載っています。
 私の詩「生まれ変わったら」の児童へのアドバイスはどのように書かれているのでしょう。

「各連に表されている作者の気持ちを考えながら読みましょう。
 一連ではかわいいチロをいつくしむ気持ち、二連では、幸せと感謝の気持ちをこめてささやく作者の気持ち、三連では、思い出をたどりながら強いきずなを確かめる作者の気持ち、四連では、自分の幸せな思いを共に生きているチロにも伝えたい作者の気持ち。」

 そうか、子供たちはそういうことに注意しながら、私の詩を声に出して読んでくれるのか。

 チェックシート欄には「チロに対する作者の気持ちが表れるように声の調子をくふうしながら音読しましょう。」とあり、横の四角の上に「できたら○をつけましょう。」と書いてある。

 みんなぁ、○をつけられるように、読んでね。

 共に暮らすうちの犬たちへの思いを込めた詩なので、それが「いのちの詩」として掲載されたことは、ことのほか嬉しい。

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