小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

犬も膀胱炎は手強い

2021-09-24 | 犬&猫との暮らし
風太の血尿に慌てて、9月10日に受診した時は
潜血反応もあり、1週間分抗生剤を処方された。



翌週17日、採尿して受診。
新品の惣菜用の小さなカップ片手に、
(そう、風太のオシッコを受けるために100均で買ったのだ)
風太が片足をあげるのを待ちかまえ、
うまくオシッコをキャッチして、シリンジに吸い上げた。

その日の検査では、潜血反応はなくなったものの、
細菌はまだ見受けられたため、今度は別の抗生剤が処方された。

前に処方された抗生剤の効果が、イマイチ芳しくなかった。
効果が薄いのに、そのまま使い続けると、
薬剤耐性菌が発生してしまう恐れがある。

そこで、別の抗生剤に変えたわけですが、
今日の「カップで採取→シリンジ吸入」からの尿検査では、
効果はあったものの、まだ完全に抑えきれていないという。
で、もう1週間、毎日抗生剤を飲ませることに……。

人間の場合も、犬の場合も、膀胱炎はなかなかしつこい。

20年以上にわたってお世話になっている、講談社発行
『イラストで見る犬の病気』の「膀胱炎、尿道炎」のページには

“一般に雄では前立腺が細菌感染に対する防御機能を果たしているので、
雌よりも上行性の膀胱炎はおこりにくい。
しかし慢性的な前立腺の感染症があると膀胱炎を続発することがある。”

と書いてある。

本来なら、前立腺が膀胱炎を防ぐ働きをしてくれるのか。なるほど。

前立腺は、人間も女性にはない組織なので、
実感として分からない。
男の人は、臓器として「あるぞ」と実感できるのかな。

犬の前立腺は、膀胱のすぐ後ろに、
尿道を取り囲むようにしてあるというのだけど、
犬の場合は、前立腺のさまざまな病気も
早い時期に去勢することで、かなり防げるというから、
やはり避妊や去勢は大事なんだよね。

長く未去勢だった風太は、どうも「下」方面に問題があるようね。
とりあえず、あと1週間の投与でスッキリするとよいのだけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬の糞お断り合戦

2021-09-17 | 犬&猫との暮らし
友人の歯科医・氏家先生と、蕎麦で熱燗を楽しんだのは、
去年の12月のことだから、もう9カ月も会っていない。

新型コロナの流行前は、毎月のように顔を会わせ、
勉強会や研修会の後に飲み食いを共にしていたので、
こんなに長く、親しくしていた先生方に会えないのは、
さすがに寂しくなってきた。

氏家先生は時々、愛犬のミニチュアシュナウザー
「アンジュ(フランス語で”天使”の意味)」君と
散歩に行った際に見つけた、面白いものや気のきいた
(コロナ収束後に行くつもりの)お店の写真を送ってきたりする。

数日前の朝、「はい、承知しました!」というコメントとともに、
先生が送ってきたのが、これ。



それに、私が返信したのが、これ。
「踏んでいるところが生々しい(笑)」と。

 

対して、先生からは「ゆげが、生々しい!」との返信が。
朝から犬の💩話で、笑いあったのだった。

こんな他愛もないやり取りさえ、貴重なことに思えてくる今日この頃である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

膀胱炎の犬のオシッコは本当に臭い

2021-09-12 | 犬&猫との暮らし
風太のオシッコを採取して、病院に持参した。
早朝の散歩時と通院時に、カップに受け止めて採尿したのだけど、
人が見たら、なんと思ったでしょうか💦

風太の血尿は、膀胱炎のせいであろうということだった。
1週間、抗生剤を飲んでも改善しなければ、
膀胱結石が疑われるということだが、何とかこのまま治まってほしい。

犬の膀胱炎は、細菌感染が原因であることが多いといわれている。
人間の場合は、外からの細菌感染もあるが、ストレスなどによって
膀胱内の常在菌のバランスが崩れて、膀胱炎になることがある、
と漢方内科の先生が言っていた。

腸内でも細菌のバランスが免疫機能に関与しているように、
膀胱内細菌も絶妙なバランスで、機能を維持してくれているのだね。

人間の場合もきっと匂いが変わると思うのだけど、
膀胱炎の犬のオシッコは、とにかく臭い!!!
繁殖した菌の匂いなのだけど、「生臭い」とでもいうかなあ。
いつものオシッコ臭とは違うので、すぐ分かると思う。

膀胱炎のせいで頻尿だからか、今、風太はあちこちに粗相をする。
端から絨毯敷きの仕事部屋に粗相をされると、
なかなか消臭できないので、心底トホホなのだ。
黒犬たちと入居した際に、床をリフォームしておくべきだった(泣)

風太は、トイレのしつけがされていなかったのか、
預かりはじめの頃も、呆れるほどあちこちにしていた。
もちろん仕事部屋の絨毯にも、すでにされている。

決まって「かけション」をする場所があったので、
まずはそこに、かけション用のトイレシーツセットを設置した。

  

トイレパレットは敬遠されたので、
トイレシーツを床の直敷きすることにした。

粗相をされても、決して風太を叱ることはせず、
「ここにしてもらいたくなったなあ」とか「ああ、悲しいなあ」などと、
大きな声で嘆きながら、せっせと床掃除をしていた。

トイレシーツを置いた場所に、ちゃんとオシッコをした時は、
粗相された時の嘆きより大きな声で、盛大にほめちぎってご褒美をあげた。
そうしているうちに、オシッコしたことを教えに来るようになった。

外していることも多いのだけど、
本人はトイレシーツ目がけてしているつもりのようなので、
ちゃんとほめてあげることにしている。

今は、床置きトイレの規模がシーツ4枚から2枚に縮小。

 ⇒ 

室内のペットシーツにオシッコができるようになったからこそ、
オシッコ臭の変化にも気づき、すぐに血尿も発見できたのだから、
やはり室内でも、トイレができるに越したことはないと思った。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風太、今度は血尿

2021-09-09 | 犬&猫との暮らし
やっと雨が止んだので、一昨日は荒川の河川敷に、
そして昨日は「朝霞の森」に風太を連れて行った。



本来はケージ車載が望ましいのだけど、助手席にハーネスで固定すると
大人しく乗っているので、よしとしている。
連れ出したのは、車に慣れること以上に、
広々とした場所で、思い切り駆け回ってほしかったからだ。

けれど、川の土手道は草ぼうぼうで、
風太にとっては視界が悪く、広々感なし!
草地の広場は初めての場所のせいか、心なしか緊張していた。

  

黒ラブたちのように、全身で「わあい!」を表現して走り回る、
ということもなかったが、細いロングリードなどを手に入れて、
一緒に走り回ったりすれば、いずれ外遊びも楽しめるようになるかも。

お天気の日にはなるべく連れ出そう、と思っていたのに、
今朝、風太くんはいきなりの血尿。
慣れない車での散歩がたたったの?

未明に、私の枕元や床に粗相をしたのだけど、
いつもと違って、臭いオシッコだったことが気になった。
ブナやカヤで経験した膀胱炎が疑われるような匂い…。

イヤだなあ~と思っていたら、早朝の血尿だ。
運悪く今日は酒井先生の休診日。
血の塊や薄く血が混じったオシッコを頻繁にする。
私は朝からずっと床掃除に追われている。

保護犬なので、病歴が分からないのが痛い。
腎臓病などの重い疾患じゃないといいのだけど。
明日は朝イチで、風太のオシッコ持参で通院しなくちゃ💦
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虹の橋を渡るとき

2021-09-06 | 犬&猫との暮らし
「寅です、ご無沙汰してます。」という方が
こんなtweetをしていた。

“ある研究者から聞いた話です。
犬や猫等の動物には体験した事への恐怖はあるけれど、
体験したことのない自らの死への恐怖は理解していないそうです。
最後のその瞬間は、飼い主が側に寄り添い
「ここに居るからね」と撫ぜてくれているだけで
恐怖もなく心穏やかに幸せを感じ生を全うできるのだそうです。”

「ここにいる」、それだけでいいんだよね。

「体験したことのない自らの死」というのであれば、
人間だって「自らの死」は体験したことはないはずなのにね。
人間の死への恐怖は「執着」からきているような気がするな。

もし、この「ある研究者から聞いた話」が本当なら、
そう、愛するワンコやニャンコが最期の瞬間に、撫でられるだけで、
恐怖もなく、心穏やかに幸せを感じて、生を全うできるのなら、
飼い主にとって、どんなに救われることだろう。
「苦しまないでほしい」というのが最大の願いだから。

どんなに尽くしても、
飼い主には「ああしておけばよかった」が残るから、
病の苦痛もなくなってくれるのなら、
それすら感じずに最期に迎えられるなら、本当にうれしいんだけどな。


仕事中の私の椅子に伸びあがって
「オシッコしたよ」の報告をする風太
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ禍の防災の日に

2021-09-02 | つぶやき
昨日も今日も、寒いったらない。なんでしょ、いきなり。
昨日は「防災の日」でしたが、
コロナ禍のこのうすら寒い雨の日に、巨大地震に見舞われたら、
きっと私は心が折れて、気力を失ってしまうだろう。

雪がちらついていた東日本大震災の被災地を思うと、
想像するだけで恐ろしく、大変な中を生き延びてきた皆さんに
ただただこうべを垂れるのみだ。

昨日も今日も福島沖を震源とする地震があったけれど、
日本では毎日どこかで揺れている。
毎年のように「100年に一度」の水害が起き、
各地で「記録的な大雨」が記録されている。

大地震が発生すると火山噴火が誘発されるといわれているし、
私たちは今、何が起きてもおかしくない大地の上に
暮らしているわけですよね、しかも感染症が蔓延しているただ中で。

こういった時代に生きるということを、今一度考えてみようと、
自然災害を前に人は無力ではあるけれど、
なにがしか助けになる備えがあれば、尽くしておこう、
ということで、ホリ協の会報でも防災特集を組みました。

     

事務局長と2人で何度も何度もやり取りをして、
何度も構成をし直して、書き直して仕上げた渾身の1冊。
前号と併せて、コミュニティの力を再考する内容でもある。

地域コミュニティとのつながりが薄い私は、
その在り方を考え直さなくてはいけないかもなあと思ったわねえ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする