小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

口腔鼻腔瘻の好発犬種

2022-09-16 | 犬&猫との暮らし
せっかく手術したのに、口鼻瘻管(口腔鼻腔瘻)が再発した模様。
手術前のように鼻をフガフガさせたり、くしゃみをすることも多い。

『日獣会誌(74)』の「ミニチュアダックスフントの
上顎犬歯歯周病の特徴的な進行パターン」と論文に

“ミニチュアダックスフント(以下MD)は
上顎犬歯部の歯周病による口腔鼻腔瘻の好発犬種であるが,
その進行パターンについては未だ不明である.”と書いてあった。

酒井先生がおっしゃっていたように、やはり好発犬種なのだな。


歯もなく、上顎の歯槽骨が溶けて鼻先がくにゃくにゃ。
こんなふうになってしまうのかと、かなり驚いた。

散歩中も「顔が小さい」とよく言われるけれど、
小さいというか、シュッと細いのよね。

犬歯を抜いてからは「よく噛む」という行為もしなくなり、
歯槽骨が吸収される一方なので、よけいに顔が細くなった。


散歩を続行するか、どっちに行こうか思案中。


「どうするの?」と聞くと、ふっとこちらを見る。
思案中なのでやや険しい顔。


私の足に顎を乗せて、ソファでくつろいでいる顔は
穏やかで、子犬のよう。可愛いなあ。
風太は感情が顔に出やすいので、けっこう面白い。
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セミが食べたいの?

2022-09-08 | 犬&猫との暮らし
口の中に悪性腫瘍が見つかったけれど、
幸い風太は変わりなく、毎日元気に過ごしている。

執着心が強くて、頑固でちょっと困ることもある。
気になることがあると、かなり長い時間ガン見したりする。
相手が人だと申し訳なくなるくらいだ。

さて、マンションのエントランス周辺には、夏の朝は
毎日のようにセミやコガネムシが転がっている。

カナブンやハナムグリもいるのだろうけど、
ここはひとまとめに「コガネムシ」にさせてもらおう。

そう、風太は落ちてるセミやコガネムシを見つけると、
跳んでいき、ちょっかいを出す。

歯がないので簡単にくわえられないのだけど、
力尽きてそこに転がっていたセミなど、
最後の力を振り絞ってビー、ビー鳴きながら
思い切りバタバタ抵抗するから、怖いったらない。

下手したら、自分の口に入りきらないような
大きなセミにも挑んでいくので、ハラハラする。

一度見つけると、すごい執着心で追いかけ回すので、
私はエントランスに出ると同時に、風太が見つけるより先に
セミやコガネムシを見つけて拾うようになった。

拾うったって、セミが急にビービーするのは怖いし、
コガネムシも指にしがみつかれると痛いから、
ハンドタオルで捕まえる。
それを風太に見つからないように、
逃がしたり、木立に放り投げたりする。

一度見つけると、納得いくまで何とかしたらしく、
強引に抱いて、他の場所に風太を移動させても、
虫のいた場所に引き返そうとするのだ。
ほんっとにしつこいの。

ああ、この夏、私はどれだけ
瀕死のセミやコガネムシを捕まえたことか。

死んでいるコガネムシには、あまり興味がないみたいなのだけど、
生きているかどうかは、匂いで分かるのかしら。

風太、セミやコガネムシが食べたいの?
美味しそうなの?

遊んでいるだけなのか、虫と遊びたいのか、
最終的に食べ尽くすのかどうかは分からない。
最後まで見届ける勇気が、私にはない。
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