小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

ホリスティック医学シンポジウム2014東京

2014-11-06 | つぶやき
11月9日(日)日本ホリスティック医学協会恒例のシンポジウムが
東京千代田区にある全電通労働会館で開催される。

今年のテーマは
「終末期に寄り添うホリスティックケア―ふれあうこころ・支えあうかたち―」。


例年のように、帯津良一会長の講演に始まり、
在宅医療、緩和ケアを専門にしているドクターや
ホスピスの看護師さんの講演、パネルディスカッションがある。

取材に行くことになるのでしょうけど、何だか元気が出ないなあ。
空元気でも、出しているうちに、ホントに元気になれると思うから、
その一瞬、一瞬にこころを込めているけれど、
せっかくワークショップなどで出かけたのだから、
のんびりウインドウショッピングでもすればいいのに、
すぐに帰ってきてしまう。力が湧いてこないって感じ。

ボッチが逝ってしまって2週間余り。
雄叫びに近い鳴き声、不規則な足音、
気配もなく静まり返った部屋の中で、ボッチのことを想う。

「緩和ケア」という言葉が耳に痛い。
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「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」へ

2014-11-02 | つぶやき
10月31日、11月1日と講習会が続いた。
11月1日は、落合恵子さん主宰のクレヨンハウスで、
土曜日の朝、定期的に開催されている
「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」に出席。

講師が毎日新聞特別編集委員の岸井成格さんだったので、
早めに申し込んでいたのだった。
テーマは「3.11から集団的自衛権へ」。


岸井さんが新聞記者になって初めて取材したのが水俣公害事件であり、
その後、公害問題、環境問題と深く関わってきたそうで、
現在、NPO法人「森びとプロジェクト委員会」の理事長として、
ドングリを拾って苗を育て、
その苗で各地に森づくりを進める活動をしているのだそうだ。
まず森の再生に挑んだのが足尾銅山で、
東北の被災地でもできる所で植林を始めているという。
森づくりの指導者が植物生態学者の宮脇昭教授いうから、
素晴らしいじゃありませんか。

原発問題だけでなく、尖閣諸島、北方領土などの領土問題、
小選挙区制の功罪、天下の悪法3点セットのこぼれ話などなど、
政治の裏側を垣間見る「ここだけの話」も興味深く、
参加費が税込1,000円では申し訳ないような中身の濃さだった。

聴講者の1人の女性が強い口調で、
「現政権には民意が反映されていない。
どうしたら民意が反映されるのでしょうか」と
岸井さんに質問していたけれど、民意って、なんでしょうね。

国会議員を選んだのは私たちだからね、
投票率は情けないくらい低いけれど、
それでも選ばれたという意味では「彼らは民意の現れ」。

私には信じられないのだけど、10月の世論調査では、
安倍内閣の支持率が47.9%もあったという。ええ~っ?!
不支持率はたった28.2%。びっくりだ。

岸井さんが「番組内で特定秘密保護法や
集団的自衛権などを取り上げると、視聴率が落ちる。
なので、メディアは取り上げなくなる。
国民は危機感を持っていないのでしょうか」と言っていた。

そんななか「メディアの情報をただ受信するだけでなく、
自分たちも学ぼうと考えて」始めたという、
「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」のような企画が
継続されていることは、意義深いことだと思う。
「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」は、
震災後(原発事故後)3カ月も経たぬうちから開催され、
以降、さまざまな講師を招いて続けられている。

11月22日は作家の森絵都さんが「原発と動物のいのち」について、
12月27日はエコノミストの浜矩子さんが「原発のない地球的経済」
というテーマでお話をするらしい。
どちらも魅力的。
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アニマル・ヒーリング体験セミナー

2014-11-02 | 犬&猫との暮らし
10月31日の夜、
動物生薬学の専門家で、プロのヒーラーでもある
イギリス人のエリザベス・ワイターさんを講師に迎えた
「スピリチュアル・アニマルヒーリング体験セミナー」に出席した。

ワイターさんの母国イギリスでは、日本とは異なり、
スピリチュアル・ヒーリングを受け入れてきた歴史が長く、
一般の病院でも保険を適用して、ヒーリングを受けることができる。
だから、動物に対するヒーリングも、
当たり前のように受け入れられているのでしょうね。

何でもワイターさんは、もう5年にわたって毎年来日しており、
2週間ほどの滞在期間中に、アニマル・コミュニケーション、
アニマル・ヒーリング、動物生薬学などのワークショップを開催し、
個人セッションにも力を入れているらしい。

2時間の「体験セミナー」は、いわばその前説的なもので、
彼女の人となりに触れ、どんなワークショップが展開されるかを
紹介していくものだった。

私は、彼女の著書である『アニマル・ヒーリング』を読んでおり、
彼女が「アニマル・ヒーリングとは、動物薬学や栄養学、
キネシオロジー、食餌からストレスへの対処まで、
多岐にわたるトータルなケアを行うこと」と言っていることに共感していた。


「体験セミナー」があることを知ったのは9月下旬で、
ちょうどボッチが酒井先生のもとで糞詰まりを解消したあとのこと。
これからもっとボッチをトータルにケアしよう、
猫のための「動物生薬学」にも興味があったので、すぐに申し込んだのだ。

ボッチのことを思いながら申し込んだ講座だったのに、
開催された時には、もうボッチがいなかった……。
そんなことになるとは、想像もしなかった。

『アニマル・ヒーリング』には、
「死は終わりではない」というタイトルの章がある。
あらゆる意味で「終わりではない」のだろうけれど、
整理のつかない気持ちにも、まだ終止符が打てない。
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