小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

書籍『NICU 命の授業』発行

2020-08-31 | 
8月19日に赤ちゃんとママ社から発行された豊島勝昭先生著
『NICU 命の授業 ~小さな命を見守る最前線の現場から~』。



本書の取材執筆のお手伝いのお話をいただいたのが、昨年の6月。

ぺりかん社の学部調べシリーズ『環境学部』の制作と並行し、
『命の授業』の制作についても、毎月何かしら作業していた1年でした。

新型コロナの影響で、3カ月ほど発行が延びましたが、
無事発行されて、ほっとしました。

赤ちゃんとママ社編集部の菊地香織さんが、
豊島先生の講演を聞いて胸打たれ、
先生の活動をぜひ書籍化したいと熱心に動いた結果、生まれた本。

私自身は豊島先生に、10年前にTBSサービスから発行された
『がんばれ!! 小さき生命たち』で大変お世話になったのですが、
豊島先生の、NICUに入院する赤ちゃんたちやご家族に対する思い、
新生児科医としての考え方は、まったくブレることなく、
というより、むしろ熱く進化していました。

赤ちゃんとママ社のPR文によれば、
「豊島先生が2008年から続けられている『NICU命の授業』について、
新型コロナ禍でリアルな授業がままならない今だからこそ、
より多くの方に伝えたいという、あふれる想いをご執筆いただいた」とのこと。

赤ちゃんが無事に生まれるということは、
決して当たり前のことではないんですよね。

障害をもった子どもたちが、地域で生きていく難しさも含め、
いろいろ考えさせられました。

NICUの現状に関心のある方は、豊島先生のブログ
がんばれ!小さき生命たちよ ver.2」を
ご覧になるとよいと思いますよ。

コメント (2)
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ボウフラ対策

2020-08-13 | つぶやき
今日は旧盆の入り、早いですねえ。
子どもの頃、母方の実家で、迎え火を焚いたことを思い出す。

時事通信のWEBニュースに
「安倍首相の夏休み、中ぶらりん コロナ禍で定まらず」
というタイトルの記事がアップされていたけれど、
「だから何なの?」って感じですね。

コロナ禍が深刻化するなか、
「臨時国会開会を!」という声も無視して、
充分お休み取っているじゃないですか。
「中ぶらりん」って、それはご自分のせいなのでは?

さて、厄介なリーダーの話から、今度は厄介な蚊のお話。

今年の長い長い梅雨の間、
植木鉢の受け皿には水が溜まりっぱなしだった。
7月末近く、シンガポールで新型コロナに続いて、
「デング熱が大流行」という記事を読んで、ぎょっとなった。

デング熱は、蚊が媒介する重篤化率の高い感染症なので、
シンガポールでは7月15日から、蚊の繁殖を見逃した世帯や
建設事業者への罰則を強化したという。

雨のやみ間に、植木鉢の受け皿をのぞき込んだら、
細い糸みたいなボウフラがたくさん、伸びたり曲がったりしながら
くねくねと楽しそうに(そう見える)泳いでいるではないですか!

蚊は、流れのある場所には産卵できないけれど、
ペットボトルのキャップ1杯分以上の
わずかでも、水が溜まるところなら、産卵可能なんだとか。

メスは産卵するために血を吸うわけで、
産む卵の個数は、吸った血の量に比例するらしい。

「ひえ~、消毒、消毒!」と思ったけれど、
やたらに薬剤はまきたくない。思案しながら見つけたのが、
ボウフラがわくのを予防するという「ノンワクメタル」。
(ベタながらナイスなネーミング!)



なんでも銅イオンが水中に溶け込んで、ボウフラを死滅させるらしい。
1袋に直径10m(もとい、指摘されて修正。10mm)くらいの
銅メタルが、12枚入って440円。
「1リットルの水溜まりに6枚くらいから始めてみて」と書いてある。

「そっか!」と思いながら、受け皿に投げ込んでみた。

投げ込んではみたものの、しばらくして「ん?」と思う。
うちの環境からすれば、何が一番のボウフラ対策かといえば、
受け皿に水を溜めないことじゃないのか?

そう、長雨の時期なら受け皿を撤去して、
メスの蚊とボウフラが喜ぶ水溜まりをなくし、
真夏になって受け皿が必要なら、復活させればいいだけの話である。

そして、復活させたらさせたで、受け皿に長時間、
水が溜まらないように、注意すればいいだけのことだ。

ああ、おバカでした。
うねうねのボウフラに、思考力を奪われてしまった。

「ノンワクメタル」は、たとえばお墓の水皿のように、
常に水を溜めておくとか、溜まった水をこまめにお世話できない、
といった環境なら、きっと有効なのだと思う。

ということで、買ったこの銅メタルは
実家のお墓に活用しようと思っている。
この盆休みに、お墓参りには行けないけれど……。
コメント (2)
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