小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

CO2排出権取引投資の勧誘

2014-09-29 | つぶやき
普段は「ヒツウチ」の電話には出ないのだけど、
キーボードを打ちながら、うっかり受話器を取ってしまった。失敗。

「こちら○○○プランニングと申しますが、
スーパーなどでエコバックが推奨されるなど、
“地球にやさしい”といった言葉もお聞きになったことがあると思います」
と、いきなりエコ生活とか地球環境の話をし始め、
こちらが割って入るスキも与えない。
いったい何のセールスだろう。

しばらく「はあ、はあ」と聞いていたのだけど、
「CO2の排出権取引」という言葉が出たとき、
投資の勧誘であることが分かった。
私が「つまり投資話を持ちかけているわけですね?」と聞くと、
「そうです。いい話なのでぜひお勧めしたくて」という。

京都議定書の話をしたり、温暖化対策の話をしたり、
地球にとって世界の人々にとって、非常に価値のあることだと、
とても善いことに投資するといった印象を植え付けようとする。

オバマ大統領が石炭火力を大幅に減らす規制案を打ち出したことから、
今後ますます排出量取引市場が拡大、活性化するから、
投資をしておいて損はないと言い、
もちろん先物取引だから元金割れもあるけれど、毎月3%は確実に利子がつく。
銀行や郵便局に預けるより、よほどお得だと力説する。

「ごめんなさい、興味がありません」と告げるも、
一向に理解してくれず、延々と私を説得しようとしていた。

聞きながらネットで「CO2の排出権取引」を調べてみたら、
案の定「CO2の排出権取引にまつわる投資詐欺被害やトラブルが多発」と、
高齢者の被害事例が掲載されている。
排出権取引は素人が手出しできない、煩雑な先物取引らしい。

一方的に話されていた十数分の間に、
「ごめんなさい。いくら説明されても、まったく興味がありません」と
5、6回丁寧に、噛んで含めるように言ったと思う。
投資詐欺かどうかは話に乗ってないから分からない。
ただ、あまりにしつこかったので、本当に閉口した。

いくら仕事熱心でも、人を不愉快にさせちゃダメだよ。
相手の声のトーンとか、言葉の選び方に込められた思いとか、
そんなものをちゃんと読み取らなくちゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みるみる快活になったボッチ

2014-09-28 | 犬&猫との暮らし
大量の糞詰まりが解消されたボッチ。
見違えるようにいきいきし、とてもうれしそうだ

何が驚いたかって、みるみる被毛が変化したことだった。
バサバサ感、ベタベタ感がなくなったのだ。
人間だって便秘でニキビができたりするのだから、
猫だって当然皮膚に悪影響を及ぼすことは考えられる。
それにしても、あまりにも短時間に変化したのでビックリした。

加えて、なぜかものすごく懐いてきて、
夜は私の枕元で眠るようになったし、いつでも近くに寄ってくる。
こちらも極端すぎるほどの変化である。

便秘でもボッチはぐったりはしていなかったけれど、
人格(猫格)が変わるほど辛かったのか。
そりゃそうよね、あの量だものね。

レントゲン写真で骨盤や背骨の状態を診たけれど、
便秘の原因と考えられそうな異常は見られなかった。
若干腎臓が小さめではあったけれど。

前の飼い主さんとの暮らしのなかで、
いつ、何がきっかけで便秘になったのか聞いていなかったし、
今後ボッチの腸のアトニー状態が回復するか、
また少しずつ詰まっていくかは分からない。

多分、ボッチは便秘を一生返上できないかもしれない。
それならそれで、ある程度溜まったなという頃に通院して、
今回のように出してもらうしかない。

被毛の様子や態度から、そのタイミングは判断できそうだ。
排便量や吐いた日などの記録も付けてあげることにした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボッチ、久々の糞詰まり

2014-09-28 | 犬&猫との暮らし
自力で完璧に排便できないボッチは、その糞切れの悪さを解消するために、
お尻を床や敷居にこすり付ける。
ああ、その臭いに私は夜中でもガバと跳ね起き、
オレンジエックスのスプレーボトル片手に、せっせと拭き掃除。

この数カ月、ボッチの食べている量と出している量がひどくアンバランスであり、
よくこすり付けるし、よく吐く。あまり元気もない。
被毛もバサバサ、フケだらけで、いかにも不健康な感じ。
どうしても出せないウンチが溜まっているのかもしれない。

そこで26日(金)、ボッチを初めて酒井先生に診てもらった。
おなかを触ると、確かに糞詰まりの状態のようだけど、
硬い便が詰まっている感じではないらしい。
不自然な足の動かし方も気になるし、骨盤の状態を見るためにも
やはりレントゲンを撮ることにした。

上がってきた写真を見て、私は診察台に突っ伏しそうになった。
ボッチに申し訳なくて!
横行結腸にまで詰まっているウンチの影……。
ボッチ、ごめん!!! ここまで溜まっていたとは……。 
これじゃあ、胃が圧迫されるから、吐くよね。
力めば膀胱も圧迫されるもの、チビるよね。

それでも便が硬くならず、本人が苦しんでいなかったのは、
「繊維質の多い特別療法食のおかげだと思う」と先生。
そうなのです! ロイヤルカナンの消化器サポート(可溶性繊維)がなければ、
ボッチはもっと頻繁に医者通いをしなければいけなかったでしょう!

結局、生理食塩水を注入して便を柔らかくして、
浣腸をして出すことになった。
一旦家に帰って待つこと40分。

ボッチを迎えに行き「こんなに出ました」と見せられた量たるや、
目を疑うほどであった。小さなバナナ2本分はあった。
思わず私は「この割合で私が糞詰まりになったら、死んじゃう!」と叫び、
すごく反省してうなだれると、先生も困ったように笑っていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あちこちで「原発さえなければ」と

2014-09-24 | つぶやき
「さようなら原発全国集会」で目を引いたのが、
「希望の牧場・ふくしま」のクルマ。
先月末に観た映画『遺言 原発さえなければ』を思い出した。



 
「希望の牧場・ふくしま」の活動は、針谷勉氏著(サイゾー発行)の
『原発一揆~警戒区域で闘い続ける“ベコ屋"の記録』に詳しい。

今回、千葉県鋸南町に「汚染土壌埋立処理施設」設置計画が
持ち上がり、住民運動が展開されていることを知った。


採石を行っていた開発会社が採石場の掘削穴に、
汚染土を埋め立てる計画を打ち出しているらしい。
鋸南町といえば、妹たちの移住先にも近い。困ったことだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9.23さようなら原発全国集会

2014-09-24 | つぶやき
代々木公園でデング熱が発症した影響で、
「川内原発再稼働するな!フクシマを忘れない!さようなら原発全国大集会」の
会場が亀戸中央公園になった。デモも亀戸中央公園~錦糸町周辺。
直前の変更で主催する方たちは大変だったと思う。ご苦労さまでした。


本来なら「首都圏反原発連合」「さようなら原発1000万人アクション」
「原発をなくす全国連絡会」の3つの団体が共催するはずだったのだけど、
会場の規模から、今回は「さよなら~」の単独集会となった。
それでも新聞発表では1万6000人の参加とのこと。






鎌田慧さん、澤地久枝さん、大江健三郎さんなど、
発起人の方たちのトークショーが終わってから、
デモが出発するまでけっこう長い時間がかかったけど、
その間ジンタらムータのライブを楽しんだり、
梯団を送り出す場所でドラム隊の曲に乗っていました。


ロックチンドン奏者こぐれみわぞうさんの演奏、ステキでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀戸天神にお参り

2014-09-24 | 旅先でのお話
「さよなら原発全国集会」の開催場所が亀戸中央公園に変更されたというので、
ついでにお参りしたことのない亀戸天神に行ってみることにした。


総武線錦糸町駅からスカイツリーが間近に見え、位置関係がよく分かっていない私は
「へえ~」と声に出しそうになってしまった。
あんなに間近にスカイツリーを見たのは初めてだった。


亀戸天神では境内の太鼓橋からスカイツリーが見える。へえ~。


放生会で放たれたのでしょうか。池には日光浴中の亀がいっぱい!
あれれ? どう見ても外来種のミシシッピアカミミガメだと思われる大きな個体もいる。
イシガメやクサガメとの交雑種もいるかもしれないな。


境内では藤棚がちょうどいい木陰を作っていた。
そういえば亀戸天神は藤の花の名所、江戸時代から親しまれてきたらしい。
来年は藤の花の時期に来てみようと思った。

亀戸天神のご祭神は天満大神(菅原道真公)。
幼い頃から見事な詩歌を詠み、文章博士(もんじょうはかせ)となった道真公に、
少しでもあやかりたいと一心にお参りした。


また、兄の友人が重い病気になったと聞いたので、
その人の快癒も併せて、お祈りしてきた。
藤の花の名所だということにちなんで「ふじみ(不死身)」、
兄のお友達の分も「身体健全と延命長寿」のお守りを買った。


身体の具合が悪い方、どなたかの健康を願っている方、
どうぞこのお守りにお祈りください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

顔は7秒で見慣れるという話

2014-09-21 | つぶやき
気功教室などによく一緒に行くY子さんに、
「お相手を紹介しましょうか」という話が立て続いたと言ったら、
「いいじゃないですか」と言った。

「でも、結婚をゴールにしたお付き合いを始めるって、
何か限定的で窮屈な気がするなあ」と言うと、
「もったいない」と彼女が言った。もったいないって?

「結婚するかしないかなんて、あとで何とでもなるものです。
人と出会う機会は大事なのだから、どんな形であれ、
それこそ限定して考えないほうがいいですよ」と言う。
彼女は人と出会う機会を放棄するのは、もったいないと言うのだった。

私が「こう見えて、私、すごく人見知りするし、見た目もよくないし、
年も取ったわ」と、シャンソンの歌詞みたいなことを言うと、
彼女はひと言バシっと言い放ったのである。

「大丈夫、顔は7秒で見慣れます!」

カフェの椅子から転げ落ちそうになりました。
「たった7秒で?」と爆笑しながら、私は聞いた。

「そうです。顔なんて7秒で見慣れます。
あとは話していて楽しいとか、気が合うとか、その人の良さが伝われば、
顔なんて何の問題にもなりませんよ」
と彼女はとっても力強く言ったのだった。

まあ、見た目の問題より(見た目も問題あるけどね)
私自身が面倒くさがり屋ということもあり、
わざわざお膳立てされる新しい出会いが億劫だと思っていたのね。

Y子さんは続けた、私があたふたするくらい真剣に。
「間口を狭めないで、いろいろな人と出会ったほうがいいです!
あなたは直感で判断できる人だから、
それを大切にしていけばいいんです!!」

彼女は算命学の鑑定士でもあり、
NLP(神経言語プログラミング)も学んだうえで、
人のさまざまな相談に乗っている人なので、妙な説得力がある。

それにしても、7秒ねえ、7秒にはハマりました。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

結婚のご予定は?の巻

2014-09-21 | つぶやき
昨年あたりから両親が「いい人はいないのか」
「孤独死したらどうする」と、うるさく口にするようになった。
「あなたがそんな(独り身)では、お父さんが
『死んでも死にきれない』と言っている」と母が言う。
「なら、死なんでよろしい」と言いながら、私は適当に受け流していた。

ところが最近両親は、4年生の孫娘(私には姪っ子)の学力が
きちんと身についているかと、そちらに関心が向くようになり、
私のことは「あっち」に置かれることになった。よし、よし。

と思っていたら、不意に遠方に住む知り合いの生産者さんから
「結婚のご予定はありませんか? 友人に独身でいいヤツがいます」
というメールが来た。ご予定はないので、そうお伝えした。

と、またしばらくしたら、いつも自家製の有機野菜を届けくれる
近所の年配の女性と立ち話をしているときに年齢の話になり、
「まあ、まだ若いじゃないの!
(そりゃあ、確かに70代の彼女に比べたら若いけど、世間的には……) 
長く看病していた母親を見送って、
今は犬と暮らしている独身の甥っ子(だったか)がいるのよ。
よかったら、紹介しましょうか」と、彼女が華やいだ声で言ったのだ。

私はニコニコしながら、何度も大きく首を横に振った。
好きな人がいるということは、ステキなことでしょうけど、
何も結婚したいわけじゃないんだもの。

彼女は「まだ若いのに(決して若くありません!)もったいない」と言ったのだけど、
その「もったいない」というのは、
何に対して、何がもったいないのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンドケアについて

2014-09-20 | 健康・整体
日本ホリスティック医学協会の会報vol.89では、タッチングケアについて特集した。


『手の治癒力』の著者である山口創さんの講演録をはじめ、
ベビータッチや看護ケアに最適なタッチに関する寄稿のほか、
手を使うさまざまなセラピーの解説も掲載している。

私も「動物たちとの触れ合い 言葉に頼らない“いのち”の交流」と題して
コラムを寄稿させていただいた。

「各種セラピー豆知識」として、26種類のハンドケアを解説したのだけど、
それぞれのセラピストさん、施術家さんには一家言も二家言もあり、
言い回しにこだわりがあるために、細かい修正が入ることも。

セラピストさんや施術家さんの中には、
自分がする操法や手技がもっとも優れており、
ほかの方法を認めたがらなかったり、
著名な指導者に教わらなければ、知識や技術は「本物」ではないと、
非常に限定的に考えている方をときどき見受けるのだけど、
人の身体はまことに多様なもので、無限の可能性も秘めている。

人の身体は、ひとつの療法だけで変化させられるほど、
単純ではないし、しかも自分の力だけで変化させられると考えるのは、
少~し思いあがりなのではないか、と常々思っていた。

そういう自信も必要なのでしょうし、
施術される側は良くなるために施術してもらいに行くのだから、
何も変化がなければ「意味がない」と言いたくなっちゃうだろうけど、
ここでは、そういうことが言いたいのではないの。

ハンドケア解説の最後に、翻訳家で協会の副会長である上野圭一先生が、
「ハンドヒーリング」と題して、コラムを寄せてくれた。

上野先生は「ホリスティック」と言う言葉を、長い間の試行錯誤の末、
「全体的=相互連関する万物が織りなす網の目を通して見た」と
訳すようになったそうだ。
それを頭に入れたうえで、大切な部分だけ抽出します。

ハンドヒーリングは古代の洞窟絵画や聖書にも登場する、
もっとも古い技法のひとつである。
それは、古代人たちも気づいていたであろう
その「相互連関する万物が織りなす網の目」に沿って
施術者がエネルギーを移送する、
ホリスティックな技法だと考えることができる。
神や精霊の働きそのものである「網の目」の存在に気づきさえすれば、
施術者はなにも力む必要がなく、
むしろ脱力して超越者の見えない力におまかせすればいいという
まことにやさしい技法であるような気がする。

 
力みなさんな、驕りなさんなという、助言でしょうか。
複雑な人の身体に向き合う心得みたいな、
基本的なことを忘れないようにね、と遠まわしにおっしゃっているのね。
さすが上野先生!と思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝霞の森へ

2014-09-19 | 犬&猫との暮らし
予定を前倒して原稿を納品できたので、カヤを連れて、「朝霞の森」に行った。


ここ1週間あまり、長時間パソコンに向かう日々が続いていて、
首の根もとが痛み、クワシャでのセルフケアでしのいでいたのだけど、
追いつかなかった。

珍しく、マッサージをしてもらいに行こうかと気弱になった。
でも、ふと、それより大きな木に会いに行こう、と思った。
きっとこれは自然欠病症なんだよ。
電磁波にやられっぱなしだったんだもの。

朝霞の森は、晩年のクリをよく連れて行った場所。
起伏のある河川敷の道より平坦な朝霞の森のほうが
足が萎えたクリには、歩きやすいと思ったからだ。

クリが亡くなってから、初めて訪れた市民広場、人影はまばらだった。
みんな、蚊に刺されたくないからかな。

そういえば、今年1月、朝霞の森で手榴弾に似た金属物が見つかり、
市からしばらく閉鎖するという発表があった。

ここは戦時中、軍服などを作る旧陸軍の被服廠があった場所だそうで、
戦後は米軍が接収し、米軍基地「キャンプ朝霞」として使われていた。
返還された後、数年前に国家公務員宿舎の建設が計画されたのだけど、
市民ほか、あちこちから反対の声があがって計画は頓挫。
そこで一昨年、市民広場として開放したのだ。

久しぶりに行ったら、中央の広場は草ぼうぼう。


「草刈りをしないエリア」の立札に、
取ってつけたように「生き物のすみ家」と書いてあったけれど、
多分、こまめに草刈りをする費用がないのだろうと思う。


カヤは、慣れない土の上がまだあまり好きではないみたい。
あくびを連発していた。


20メートルくらい歩くにも、何度も立ち止まるから、
駐車場に戻るまでとっても時間がかかったけれど、カヤを待つ間、
私はたっぷりとモミジ葉スズカケやシラカシの大木を眺め、
首を回しながら、何度も深呼吸をした。

やっぱり木立のあるところはいいな。
帰宅後、カヤはしばらく爆睡していました。カヤには冒険だったのね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『きっとうまくいく』

2014-09-16 | つぶやき
先週、時代小説家のAさんから電話があった。

「あなたは『きっとうまくいく』という映画、観たことありますか?」とAさん。
「いいえ、ありません」
「じゃあ、ぜひご覧なさい! 僕はもう3、4回観たよ」

これまでAさんの5本の指に入る映画は、
『アラバマ物語』『ショーシャンクの空に』『夢の香り』『七人の侍』と、
もうひとつは忘れてしまったのだけど、
その5作品を凌ぐ感動巨編なのだという。

「巨編」と言ったのは上映時間が2時間50分もあり、
劇場で観覧する場合は「トイレを我慢しなくちゃいけないから」ですって。

『アラバマ物語』は私がオススメして気に入ってくれたもの。
『ショーシャンクの空に』は私も大好きなので、この映画の話では盛り上がる。
『夢の香り』は観たことがなかったけれど、Aさんがビデオを贈ってくれた。

私なら『夢の香り』より『ニューシネマパラダイス』『ライフ・イズ・ビューティフル』を
5本の指に入れるかな。

インド映画だということにちょっと驚いた。
インド映画といえば、すぐにはあの『踊るマハラジャ』しか思い浮かばず、
顔の濃い人たちが歌って踊る、派手でにぎやかなイメージだった。

Aさんには触発されるなあ、父より1歳年上の85歳なのに、
何でも柔軟に受け入れるし、受け入れられるんだもの。

明日17日にAさんと会食することになっていて、
「そのときにあなたが観ていれば、きっとその話で盛り上がるよ」
などと言われたものだから、先週TSUTAYAに出向いてDVDを借りてきた。

物流関連の社史やホリ協の会報に掲載する書籍紹介の執筆作業に追われ、
ゆっくり観る時間がなかったのだけど、昨夜遅くなってようやく観ることができた。

面白かった! Aさんの言う通りだった。

確かに出演者全員が踊って歌うシーン満載で、インド映画の特有の華やかさ。
でも、学歴を重視する教育への批判や若者の自殺などの社会問題も描かれており、
シリアスなのに笑いと涙を誘う3人の友情と愛の物語、
実に巧みに組み立てられた、素晴らしいストーリーでした。

明日のランチはきっと『きっとうまくいく』の話で盛り上がるでしょう。
うん、Aさんが「5本の指に入る」「№1かもしれない」と言うのも分かる。

「きっとうまくいく」、とてもステキなおまじない…、きっとうまくいく。
そう、そう強く思っていれば何か辛いことがあっても、きっとうまくいくよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月光

2014-09-09 | つぶやき
美しい色だった。6時40分くらいの満月。


今年は暦の関係で「中秋の名月」の出現が早く、
例年なら9月中旬から10月上旬のところ、
9月8日の昨日が中秋。実に38年ぶりの早さだとか。

10月6日は「十三夜」、11月5日は「後の十三夜」、8日は「十五夜」と、
お天気に恵まれれば、あと3回も名月と出会えるそうだ。

姪っ子の「月の観察」の宿題に付き合って、外に出て空を見上げた。
橙色の真珠のよう。

私の大切に思う人たちが健やかでありますように。
すべての人がしあわせでありますように。
争いごとがなくなりますように。

月に祈った宵でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盲導犬への誤解

2014-09-01 | 犬&猫との暮らし

盲導犬のオスカー君が何者かに刺された際、
吠えなかったという報道を受けて、
「抑圧されて働かされる盲導犬は可哀想」という声や
「痛みに耐えさせる訓練をしているのか!」という怒りの声が
盲導犬を育成している団体や利用者さんなどに届けられたそうだ。

今日、全日本盲導犬使用者の会が急遽、声明を出したけれど、
同会で訴えているように、犬は適切なしつけがなされ、
愛情と良質な飼育環境が与えられ、人間と信頼関係が結ばれていたら、
攻撃的な行動に出たり、むやみに声をあげる必要がないから
吠えたてたりしないのです。

盲導犬に限らず、聴導犬や介助犬などの補助犬、
警察犬、麻薬探知犬、救助犬、検疫犬などの使役犬はみな、
抑圧されて働かされているわけじゃない。

なので「抑圧されて働かされる盲導犬が可哀想」などと
心配しなくてもいいし、どの使役犬も痛みに耐える訓練などされていない。

全日本盲導犬使用者の会では
「彼らは抑制されることにより声をあげないのではなく、
人間を信頼しているからこそ声をあげないのです」と述べている。
ほんとにその通りだと思う。

家庭犬だって飼い主を信頼し、そういう関係を結んでいたら、
むやみに吠えまくることはしないと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする