小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

忘却の彼方へ

2014-10-29 | 犬&猫との暮らし
妹ファミリーがボッチのために、
房総からたくさんの切り花を買ってきてくれたので、
部屋がお花畑のようになった。


バラの花束以外にも、何種類もの花束が……

兄嫁さんもわざわざ花屋さんに事情を話し、
ボッチに合ったフラワーアレンジメントを贈ってくれた。


先週は、あの非情な獣医の邪悪な言動に、
生命力を吸い取られてしまったようなに感じになり、
こころがひどく弱っていたので、
友人知人と電話で話をしたのに、
何を話したか、あまりよく覚えていない。

泣きはらしたボロボロの顔で、何もなかったように、
神保町の古本屋街で人と食事をしたり、
仙腸関節の調整に行ったりしたのに、
思考と言葉と行動がバラン、バランって感じで、
魂が抜けた操り人形みたいだった。

でも、もうあの獣医のことは忘れようと思った。
あの獣医と出くわしたことは、不慮の事故だと思うことにした。
怒りや不愉快さを何度もトレースするのはやめよう。
そんなことをすれば、そのたびに邪気が充満しちゃう。

Sどうぶつ病院のことは、忘却の彼方に葬り去ることにする。
純粋に喪失感だけに身をやつせないなら、
ボッチへの追悼にもならないもの。
それでは、なおのことボッチが可哀想だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

拾われた頃のボッチ

2014-10-24 | 犬&猫との暮らし
ボッチの元飼い主さんが、
ボッチが幼かった頃の写真を送ってくれた。






ちょっと悪そうな顔をしていて、可愛くて、泣ける。悔しい……。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボッチの配慮

2014-10-23 | 犬&猫との暮らし
「ボッチの死を元飼い主さんに伝えられないでいる」と書いて
1時間もしないうちに、元飼い主さんから電話があった。

「えっ? 今、更新したばかりのブログを読んだの?」と聞いたら、
「昨日の分かしら。今日のは読んでいないわよ」と彼女。

彼女は、バタバタと忙しくしていた日々が一段落し、
半年ぶりくらいに私のブログをのぞいたところ、
いきなりボッチのことが綴ってあって、驚いたというのです。

そして「知っちゃった以上、知らん顔もできないし、
ミホさんはなかなか言えないだろうから、
私から電話しようと思って電話したのよ」と言った。

それから2人で言い合いました。
「これはボッチが知らせてくれたのね」って。

ボッチだって早く知らせたかったのよね。
カラスにやられそうになっていた赤ちゃんだったボッチを
拾って育ててくれた人だものね。

ボッチ、ごめんね、幼少期の育ての母にすぐに知らせられなくて。
ありがとう、ボッチ。
知らせることができて、少し気が楽になったよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

告げられない思い

2014-10-23 | 犬&猫との暮らし
猫は猫の形をもった〈いのち〉、
犬は犬の形をもった〈いのち〉、
馬は馬の形をもった〈いのち〉、
ゴリラはゴリラの形をもった〈いのち〉、
人は人間の形をもった〈いのち〉、
たまたま違う〈いのち〉の形を持って生まれてきただけ。

もし人の医療に携わっている医師が
運び込まれてきた重篤な状態の患者を見て、
うろたえながら付き添ってきた家族に向かって
「ああ、これはもう死んじゃうね」などと軽々に言ったら、
きっと問題視されることだろう。

あの獣医は、
動物相手だから許されると思っているのだろうか。
それとも日頃、自分を主治医にしていない患者だったから、
ぞんざいに扱ったのだろうか。

ボッチの元飼い主さんは、
私がボッチを引き取ったことをありがたく思ってくれ、
毎年高価な果物などを送ってくれてきた。

彼女にもボッチの死を報告しなければ、と思うのだけど、
あの病院でのボッチへの対応を思い出すと、
彼女の感謝に応えてあげられなかったという
申し訳なさがこみあげてきて、
まだ伝えられないでいる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボッチとのお別れ

2014-10-22 | 犬&猫との暮らし
昨日はカヤの目薬を買いに行きがてら、
酒井先生にボッチの報告をした。

状況を説明しているうちに、あの病院でのやり取りが蘇ってきて、
「救命できないような状態だったにせよ、
酒井先生や鈴木さん(看護師さん)に看取ってほしかったです」と
本音を漏らし、こらえきれずに落涙してしまった。

「少しでも楽にしてあげようという気持ちも感じられなかったし、
そうした処置もほどこしてもらえませんでした。
あんな所で絶命させてしまった自分が情けないです。
ボッチに申し訳ないです」と泣く私に、
酒井先生はあくまでも温かかった。
先生から数歩下がった所で、直立して話を聞いていた看護師さんが
そっと涙を拭っているのが見えた。

容態が急変する可能性のある疾患についても、
あの獣医とは全く対照的に、いつものように丁寧に説明してくれた。
人間と同様に、猫にも心筋梗塞や脳梗塞もある。
少しずつ血栓が詰まっていき、急激に具合が悪くなることもあるし、
気づかぬうちに脳内出血を起こしていることもある。

これまでの便秘の状況からして、それだけで死に至ることは考えにくく、
ボッチは抗がん剤治療を受けたこともあるし、
何かプラスアルファがあったはずだから「自分を責めないで」と。

私が外出中のできごとであったり、さかい動物病院が休診日であったり、
とてもタイミングが悪かったのだけど、
それはオオタケさんのせいではありませんと、先生は言った。

今日22日の午前中、ボッチを荼毘に付した。
毎度お世話になっている東京家畜博愛院に妹が同行してくれた。
何度経験しても棺が炉に入れられ、
ごうっと燃焼が始まる音を聞く瞬間が辛い。

ボッチの骨は思いのほか小さかった。

火葬場から帰ると、さかい動物病院からボッチにお悔やみのお花が届いた。
悲嘆に寄り添ってくれる気持ちに胸が熱くなった。


ああ、ボッチが旅立ったのが、せめて酒井先生の診察台であったら……、
言っても仕方のない繰り言が私の頭の中で回り続けた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姪っ子のお別れの手紙

2014-10-22 | 犬&猫との暮らし
亡くなったボッチを連れて家に帰り、リビングを見回したら、
普段は立てかけてあるフォールディングテーブルが倒れかかっており、
周辺に本や新聞など、テーブル近辺に置いてあったものが散乱していた。

ボッチ、何があったの?
飛び乗れなかったの? それとも落ちちゃったの?

私が外出している間に、
何かしら容態が急変することがあったのかもしれない。

ボッチが突然逝ってしまったことを聞いた姪っ子が
「お別れをしたい」と言って来てくれた。

ボッチは突発的な動き方をする子どもがあまり好きではなかったらしく、
姪っ子が低学年の頃は懐いているというほどでもなかったのだけど、
最近、彼女が上手にブラッシングをしてくれるようになったので、
ボッチも静かにやらせるようになっていた。

姪っ子も「ボッチが慣れてきた」と喜んでいたのだ。
なので、冷たくなったボッチに何度も顔をうずめ、
本当に残念そうにしていたし、最後にブラッシングもしてくれた。

そして、ボッチに手紙を書いてきてくれた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぼっちへ

きょうの夕方にしんじゃったね。
せっかくなれたばかりだったのにね。
いろいろありがとう。ゆっくりねむってね。
さようなら。
みみちゃんといっしょにいてよかったね。
みみちゃんが「ひっかいたりしたけど、
ずっといっしょにいれてよかったな」っていってたよ。
これからもがんばってねむってね。
わたしからのプレゼントはぼっち(へ)の思いだよ。
さようなら。

きりより
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「みみちゃん」というのは私のことだ。
そう、姪っ子が言うように、
みみちゃんはボッチと一緒にいられて、よかったよ。
ただ、尽くしきれなかったという後悔でいっぱい。
あの病院へ連れて行ったという最期の選択を
誤った自分に悔しさが募る。

姪っ子が帰り際に「みみちゃん、お大事に」だなんて、
珍しく殊勝なことを言うものだから、
彼女を見送った後、みみちゃんは滂沱の涙でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボッチ、急逝

2014-10-20 | 犬&猫との暮らし
ボッチは、最悪なことに
愛のない動物病院の診察台で逝った。

当初Sどうぶつ病院の獣医は「糞詰まりで死ぬわけない」と言っていたが、
ボッチが巨大結腸症で便が溜まっていることを知ると、
「ここまで溜まっていたら、それもあるかもしれませんね」と、
後出しじゃんけんみたいなことを言った。

排便処置をお願いしたのだけど、急にのけぞったボッチを見て、
「あっ、もうダメだ」と言って、何もしないでボッチを見ていた。
そして、こう言った。
「ほら、この辺は動いているけど、もう息は止まっていますよ」

でも、ボッチの心臓はまだ動いていたし、身体も温かかった。
もう一度ちゃんと伸びをした。
「ボッチ、もう帰ろう」
私はボッチの頭をなでながら呟いた。

獣医が「段ボールをあげましょうか」と言った。
もう死んだから、段ボールに入れて帰れってか?
ひどいね、物じゃないよ。
ちゃんと専用バスケットに入って通院して来たのよ。
縮こまって硬直しちゃうかもしれないけれど、
来た時と同じバスケットに寝かせてやった。

さかい動物病院がお休みだったから、
仕方なくSどうぶつ病院にボッチを連れて行ったのだけど、
こんなことなら、思い切ってブナやクリを丁寧に診てくれた
笹塚の動物病院に車を飛ばせばよかった。

たとえ笹塚に着くまで、ボッチが持たなくても、
Sどうぶつ病院でボッチがこんな扱われ方をするなら、
そのほうがずっとずっと、ずっとマシだった。

先月の検査では腎臓の値がイマイチだったため、
一度採尿することを酒井先生に勧められていたけど、
猫のオシッコを採るのって、案外大変なの。
でも、いろいろ検査もしてやり、ボッチにも
まだまだこれからもっとやってあげたかったのに、
結局、あのどうぶつ病院では、
ボッチは糞詰まりのショックで死んだことになっているのでしょう。

Sどうぶつ病院では涙も出なかった。
獣医師の対応から何から、悪い夢を見ているようだった。

何か手を尽くしてもらえると思って通院したのに。
ショック状態だったなら、何か緩和する処置を取ってもらえると思ったのに。

「ああ、もう死んじゃう」と獣医に見放されて、
「頑張れ」とも「よしよし」とも声をかけられずに、
ボッチは逝きました。
手の尽くしようはなくても、こころのかけようはいくらでもある。
なのに、その病院の医師にはそれもなかった。

私にとってはボッチの死はあまりにも突然で、
どうしていいか分からない。
ごめんね、ボッチ。本当にごめんね。
逝ってしまうならせめて、酒井先生に看取られたかったね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひどい獣医さん

2014-10-20 | 犬&猫との暮らし
今朝はいつものように早朝4時くらいから騒ぎ回っていたボッチ。
食べている量と出している量がだいぶ違うし、
ずいぶん溜まっているであろうと思われるため、
明日さかい動物病院に排便処置に行く予定だった。

午前中用事があって、午後2時過ぎに帰宅。
帰宅すると、ボッチの様子がおかしい。
ヨダレを垂らしてぐったりしている。
いくら便秘が重症でも、こんな状態になったことはない。
前回の排便処置から1カ月も経っていない。
それまで人為的な処置は何年もしていなかった。
便秘以外の原因を考えるが、まったく思い至らない。

運悪くさかい動物病院は、月曜の午後は休診だ。
少し離れた場所にある救急病院に連れて行くか、
4時に夕方の受診を開始する近くの動物病院に連れて行ってみようか……。

ボッチは私のそばに寄って来るのだけど、どう見ても具合が悪そうだ。
倒れ込んだボッチに目の見えないカヤがぶつかるのは避けたかったので、
トチが使っていたクレートを組み立てて、その中にボッチを寝かせた。
何度も苦しそうに寝返りを打つボッチ。

「待っててネ、ボッチ。頑張るんだよ。
4時になったらすぐに獣医さんに連れて行ってあげるからね。
そうしたら、きっと少しは楽になるよ」
ああ、酒井先生の休診日であることが悔やまれる。

4時の受診に合わせて、市内でも近い場所にあり、
車も停めやすいSどうぶつ病院にボッチを連れて行った。

一刻も早く先生に診てもらいたかったが、看護師さんの問診に時間が割かれ、
その間にもボッチは苦しそうに喘いでいる。

やっと獣医が診察室に入って来たかと思ったら、
診察台の上に横たわっているボッチを見て、
「あっ、もう、これ、死んじゃうね」と、その獣医が言った。
確かにボッチはよだれを垂らし、息も荒い。

瀕死の状態なのかもしれないが、
なぜ今日になって、急にこんな重篤な状態になったのか、
訳も分からずに、私は態度にこそ出さなかったが、
内心とてもオロオロしていた。そんな私に向かって、
「検査するのはいいけど、その間、持たないかもしれないですよ」と
その獣医は抑揚もなく乾いた感じで言い、
「排便処置をしてあげられないでしょうか」と私がお願いすると
「こんな状態で、そんなことしている場合じゃないでしょ」と冷たく言った。

血液検査、レントゲン撮影はしてもらったけれど、
もうすっかり手を尽くす気がない獣医の態度をひしひしと感じた。
検査の間、その動物病院のスタッフは誰ひとりとして、
ボッチにも私にも励ましやいたわりの言葉をかけることはなかった。

「来なければよかった」とものすごく後悔した。
はっきり原因も分からないなら、
その獣医が言うように、たとえ「ダメ」でも、
家で過ごしたほうが、よっぽどましだった。

私は呆然として、思わずその動物病院の看護師に、
「先生はいつもこういう態度なのですか」と聞いてしまった。

酒井先生ならこんなに心ない態度はとらない。
さかい動物病院の看護師さんも、こちらが恐縮するくらい奥ゆかしい。
ともに暮らす動物たちが病に侵され苦しい時に、
せめて飼い主の気持ちを傷つけまいと気を使っていることが
手に取るように分かる。それで救われるのだ。

設備も整い、立派なパンフレットを備えている動物病院だったが、
威圧的でなじるような物言いの獣医師に私は狼狽し、
ボッチについて充分な説明もしてあげられなかった。
パンフレットに書かれている「当院の特徴」の項目にある
「インフォームドコンセントの徹底」が聞いて呆れた。

ペットが「瀕死」と言われ、そんな状態の飼い主に対する、
思いやりもいたわりもない獣医の態度と言葉の数々、
綴るのもイヤ、思い出すのもイヤ。

そんな動物病院の診察台で、ボッチを逝かせた私は
今、ものすごい後悔に苛まれている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モーニングラーメンって……。

2014-10-15 | 食・酒
兄貴たちが特に期待もせずに入って、
ハマってしまったという、下田市内のラーメン屋さんに連れて行ってくれた。
朝9時から開店しているという「一品香」。


「モーニング塩ラーメン」??? 
まあ、元気なら、私はイケますけど……。

看板にあるとおり、天然塩のラーメンがオススメだという。
干し貝柱や干しエビを使った中華スープと鰹節や鯖節、日高昆布でとったダシに
天然塩を合わせたスープがウリなのだそうだ。

兄貴は「下田名物の金目鯛とエビのすり身が入ったワンタン入りの、
天然塩ラーメンを食べてみてくれ!」と熱く語る。
なので、それを注文。1杯1,100円(だったかな)。


尖がったしょっぱさの化学的な味ではなく、
クセのない、まろやかな塩味とでもいうのだろうか。
スープを飲み干しても、後で喉が乾かないだろうなと思った。

ワンタンはプリップリで、かなりボリューミーなのだけど、
具がエビと金目鯛なのでしつこくない。
チャーシューもこの店の目玉商品で、手間暇かけて作られたという感じ。
厚く切られた身はジューシーで、口の中でほろっと砕けて旨かった。
切り落としのパックも売っていて、買って帰る人も多いらしい。

また食べたくなる魅惑のラーメンでありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下田に行こうよ、ということで

2014-10-14 | つぶやき
カヤと泊りがけで伊豆下田に行ってきた。宿泊は兄貴の別荘。
兄貴は若い頃から下田によく通っていて、行くたびに下田が好きになったそうだ。
一時は自分の会社の保養施設(といっても小さな借家だけど)も下田に借りており、
節約して貯金した末に、この春とうとう別荘まで手に入れたのだった。

で、そこに両親と私&カヤを招待してくれたというわけです。
兄貴が運転する車に兄嫁さん、4歳の甥っ子、両親と私、カヤが乗り込み、
金曜日の夕方に下田に向けて出発した。

あまり犬が好きではない兄貴が「カヤも一緒に」と言ってくれたので、
その言葉に甘えることにしたのだ。
目の見えないカヤはどこに行くか不安だろうから、
旅行なんてうれしくないだろうけど、
私にとっては一緒に連れて行けることはありがたいことだ。

兄貴と甥っ子

別荘の部屋にいるとき、カヤにはおむつをさせていた。
金曜の夜は移動で疲れたのか、カヤは私のそばでぐっすりと眠っていた。
(と思っていたのだけど、隣に寝ていた母のほうにも歩いて行ったらしい)

翌土曜日は景勝地や食事処、街中や温泉などなど、
兄夫婦がオススメの場所を一日たっぷりと満喫。
下田は思っていた以上に見どころも多く、魅力のある街だった。
それに当然なのでしょうけど、魚が美味しかった!!!

印象に残ったことなどは、この先ゆっくり綴るとして、
ちなみにカヤを、こんなふうに(↓)カンガルー袋に入れて、
下田の街を散策したのであります。


カヤのこの写真は、下田の街の中にある無料の「ハリスの足湯」で撮ったもの。




「ハリスの足湯」はお湯の温度もちょうどよく、思わずほっこり。
誰もいなくてラッキーでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十三夜から皆既月食へ

2014-10-08 | つぶやき
十三夜の日、10月6日はお月見の宴席にお呼ばれし、
それはそれは、美味しい手料理をいただきました。
「花より団子」でお月様を撮るのを忘れた。食べ過ぎて反省。
あらゆることにおいて「身の程」を知らなくてはなりませんね。

で、その翌日、10月7日のお月様。


10月8日は二十四節気の「寒露」、そして3年ぶりの皆既月食の宵。
ひんやりと、しいんと澄んだ宵の空気に
月はどんなふうに映るのでしょうか。


月食が始まって、6時半を回った頃でしょうか。


肉眼では、上の部分が薄い三日月のようだった。

どうしてこのような仕組みが出来上がったのかしら。
こうした人智の及ばない壮大な営みを見せつけられると、
いま、このときに生きているということは「奇跡」なんだなあと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麻布大観音

2014-10-08 | つぶやき
用事があって実家に行くときにはいつも
最寄り駅よりひとつ前のバス停で降り、長谷寺さんに立ち寄る。
観音堂に奉られている美しい観音様にお参りするのだ。




子どもの頃から「チョーコクジさん」として親しんできた長谷寺は、
曹洞宗大本山永平寺の東京別院で、専門僧堂。
昔は境内で盆踊りもやっていたけれど、今はどうなのかしら。

チョーコクジさんの十一面観世音菩薩像は「麻布大観音」と呼ばれ、
1977年の建立。正確に言うと「再建」なのだそうだ。




1945年の東京大空襲で、1716(正徳6)年に建立された先の観音像を焼失。
その観音様も2丈6尺もあったという。
再建された観音様はクスノキの一木彫りでさらに大きく、
高さ3丈3尺、約10mもある。


建立されたばかりの頃は、まあ、白くて美しかった。
やさしいお顔が輝いて見えた。
建立から30数年を経て、色は変わってしまったけれど、
いつ見ても慈悲深い眼差しで、
手を合わせていると穏やかな心持になってくる。

こころに突っかかりがあるときに参拝し、じいっと見上げていると涙が出てくる。
見守られている安心感に包まれるからでしょうか。

境内の墓地には、お参りしたことはないけれど、
日本画家の黒田清輝画伯や「喜劇王エノケン」こと榎本健一さん、
坂本九さんのお墓もあるらしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボッチの変化

2014-10-03 | 犬&猫との暮らし
ボッチは糞詰まりが解消されて、よほど晴れ晴れしたのか、
カヤにまで寛容になり、カヤのそばで寝そべっていた。


そんなポッチの変わりように私のほうが戸惑ってしまう。

ただし、こうしてボッチが気を許していたのは、ほんの1、2日。
再びボッチは何となく距離を置く生活に戻ったのだった。
手放しで甘えてくれてもいいのに、甘え下手だなあ、ボッチは。

これまでボッチをほったらかしていたことを反省し、
こまめにお尻を「赤ちゃんのおしりふき」で拭いてやり、
(ペット用ウェットティッシュより赤ちゃん用のほうが安上がりなので)
こびりついていたら、お尻だけお湯で洗ってあげている。
お湯でお尻を洗われるのは、まんざらでもなさそうだ。

今では排泄状況も記録している。例えば「今朝、親指大、排泄」とかネ。
観察を怠らず、イン&アウトプットのバランスを大きく崩す前に、
酒井先生に排便処置をお願いするつもりだ。

そうしてスッキリしたら、ボッチはまた添い寝をするかしら。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジューシーな日本梨「あきづき」

2014-10-03 | 食・酒
6月にお話を伺った福島の梨専業農家さん、
園地を津波に流されて一時は諦めかけた梨の栽培を、何とか再開し、
未だ仮説住宅住まいだけれど、今、収穫の最盛期を迎えている。

作付けしている品種はおなじみの「幸水」「豊水」に「新高」のほか、
「ラ・フランス」や比較的新しい品種である「あきづき」などで、
一度「あきづき」を味わってほしいと言っていた。

「あきづき」は「新高」と「豊水」の交配種に「幸水」を掛けあわせた赤梨で、
平成13年に品種登録されたそうだ。

復興に向けて頑張っている生産者さんを応援したかったし、
オススメの梨の味見もしたかったので、取り寄せてみることにした。
届いた「あきづき」はどれも大きくて、ずっしりと重い。500gはある。


さっそく食べてみた。
びっくりするほど果汁がたっぷりで、みずみずしい!!!
酸味はなくてさっぱりしている。シャクシャクしていてスイカのよう。
梨をこんなに「美味し~い!」と思ったのは、初めてかもしれない。

しつこくないのにクセになる味、幸せになる味。
「あきづき」は私の好きな梨第1位にランクインしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする