小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

老齢の大型犬に多い変形性骨関節症

2011-06-11 | 犬&猫との暮らし

 ブナの痛みの原因を調べるためレントゲンを撮った。やっと症状が落ち着いてきたので酒井先生にお願いしたのだ。

 ジタバタしないか心配だったが、ブナが立ったままの状態を維持するように先生が抱え上げ、そのまま台に横向きに下ろした模様。耳をすませていたけれど、X線照射室の中からはジタバタしている音は聞こえてこない。やれやれ。

 診察室のシャーカステンに撮影したレントゲン写真を貼り付け、先生が丁寧に説明してくれた。早い話、変形性骨関節症でした。心臓はちと肥大気味かも。
 でも、現状では骨腫瘍やほかの病が疑われるような状態ではないようで安心した。

 関節部にある関節軟骨がだんだん摩耗されていくと、硬い骨と骨が触れるようになって、関節の周辺に棘状の「骨棘(こっきょく)」ができる。軟骨がしっかりあれば骨同士が擦れ合うことはないのだけど、歳をとると軟骨もすり減るし、変形もする。
 それで骨同士が擦れ合うことがあるのね。擦れ合った骨はケバケバ、トゲトゲしてしまうわけです。

 こうして関節が変形したり、骨棘が神経に触れることで痛みが出るのです。高齢の女性で膝が変形し、杖をついている人を見受けますが、あれはかなり重度の変形性膝関節症。女性ホルモンの関係もあって変形性膝関節症の患者さんは女性の方が多いようだ。

 ブナの場合、肩甲骨のやや後部の胸椎に気になる骨棘が見られ、また肩関節、股関節が小さなトゲトゲが見られた。

 若い犬でも「犬種がもつ本来の骨格が生理的に耐えうる以上の体重が、常に関節にかかってしまった場合に起こる」ことがあるそうなので、やはり肥満は禁物なのである。

 トチが亡くなってから何となく2頭を甘やかしていたのだな。甘やかしておやつもあげ過ぎていたのだ。昨年の春、ブナを太らせてしまったのが、やはり一番良くなかった。私が悪かった。

 痛みが出るからといって運動を控えれば筋肉が落ちるし、肥満の原因にもなる。寝てばかりいては関節が硬くなる。
 かといって激しい動きは関節に負担がかかる。状態をみながら緩やかな運動、やはりゆっくり、関節を痛めない程度に歩かせるしかないか。その辺を見計らいながら生活させなくちゃいけないな。 

 朝起きてから、何となくウォームアップをさせてから散歩に出て、胸椎・腰椎に負担がかからないように気を付けるようにと言われた。車に乗せるときも前肢をかけて後肢をもち上げる方法はやめるようにしよう。全身を水平に持ち上げて乗せる。
 おいおい、私の腰に負担がかかるぞ。私は私で大腰筋、背筋の筋力アップが必要だぁ!
 
 そうだ、ボッチが爪を研ぐのでボロボロになってしまったソファーも買い替えどきなので、もう少し低いソファーにしようかな。

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車止めにハマる2頭

2011-06-11 | 犬&猫との暮らし

 ブナの疼痛が少し和らいだようなので、また河川敷に通うようになった。

 ブナ&クリはいつも2頭1組という感じで暮らしてきた。トチのように自立した感がなく、悪く言えば2頭で一人前?

 2頭並列で脚側歩行をしてきた歳月が長いので、ときどきこんなことに。河川敷への橋に設置されている車止めにハマる2頭……。

 2頭一緒に通れる幅じゃないったら~。よく見てよ~。

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