小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

進む海洋汚染

2011-05-31 | つぶやき

 東電が「福島第1原発5、6号機の取水口付近の海面に油が漏れ出しているのを社員が発見した」と発表した。

 ええ~っ、い・ま・ご・ろ~?

 地震発生時は重油タンク2基に給油中で、津波の衝撃でタンクの位置がずれたことも分かっていたなら、もうとっくに油が漏れ出していることくらい分かりそうなもんじゃない! 今頃「発見した」だなんて子供だましみたいな発言はやめてほしいよ。

 なのにまた「漏洩は以前から続いていた可能性があるという」って、以前から続いていた可能性も何もあなた……。

 高濃度汚染水やら重油やらがダダ漏れだなんて……。

 明日から青森・岩手へ取材に。沿岸部が被害を受けた久慈市にも立ち寄る。漁師さんたちに会うのは辛いなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不要家電を被災地へ

2011-05-31 | つぶやき

 朝刊を読んでいたら、目に飛び込んできた記事。
「家庭で不要になった家電製品を被災者に送る計画がボランティア団体の手で進められている。第1弾として31日、東京・板橋区内で家庭から家電製品を持ちこんでもらい、輸送準備に着手する」

 31日? 今日じゃない! 

 私はすぐ問い合わせ先に電話を入れた。取りあえず今日が初めの一歩。今後はまだ未定だとのこと。

 ふんばろう東日本支援プロジェクト 
http://fumbaro.org/

 うちには比較的新しい2ドア冷蔵庫が使われないまま保管されていた。父が欲しいと言っていたので買ってあげたのだが、運び込む直前に父が転倒して肋骨を折り、その計画は保留になったまま。

 その後、父は扱いやすい1ドアの小さな冷蔵庫を知らぬ間に手に入れていて、結局2ドア冷蔵庫はそのままにうちに置かれていたのである。

 被災地から避難してきた人で、冷蔵庫を欲しい方がいたら差し上げたいなあと何度も思っていたものだから、即決で集荷場所に持ち込むことに決めた。

 電話では、きれいに掃除して通電を確認したら、梱包して持ち込んでほしいと言われたので、取り急ぎ通電を確認。OK! 
 で、エアキャップを買いに行き、我ながら見事と思える梱包をし、妹の手を借りて集荷場所の廃校となった小学校に運び込んだ。

 「これから通電を確認しますので、ちょっと待っていてください」と受付のボランティアさん。「もう確認してきましたよ」と言うも、エアキャップの見事な梱包はベリベリとはがされていく。「ああ、頑張ったのになあ」と心の声。

 運送費の募金をして、受け取る被災地の方へのメッセージを書き(何かラブレターのような内容になっちゃって恥ずかしくなった)、帰って来たのだった。

 「テレビ東京ですが、ちょっとお話を」とマイクがこちらへ。なんかしゃべった気がする。「現地では食料は届いていますが、こういった家電が必要になっていますよね」と話を向けられたが、心の中では「まだ満足に食料が届いていない場所もあるのではないかなあ」と心配になっていた。

 そんなこんなであったが、とりあえず被災地のどなたかに「冷蔵庫を買わなくて済んで、よかった」と喜んでいただけたら、とてもうれしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遺伝子組換え作物の承認申請について

2011-05-30 | つぶやき

 福島第一原発の放射能汚染が進むなか、生産者&消費者の目の届かないところで、またしても未来の子どもたちへ負の遺産を残すかもしれない認可申請が出されている。

 「枯れ葉剤」を製造し、遺伝子組み換え作物の種子を量産しているアメリカの化学薬品メーカ・モンサント社が、農水省にセイヨウナタネ・トウモロコシ・ワタなどの遺伝子組換え作物の栽培・流通・輸入等を可能にするよう、申請を出している。

 モンサント社はかつて、遺伝子組み換え作物の除草剤残留濃度が、基準値を超えてしまうという都合の悪い実験結果に対して、基準値を上げさせて安全であることにしたという巨大企業だ。

 放射性物質に汚れた作物を流通させるため、被災者がパニックになるから、などという理由で、暫定規制値を上げた構図と同じじゃない?

「アグリビジネスの巨人“モンサント”の世界戦略」
http://www.veoh.com/watch/v14247268KysQzHds

TPP遺伝子組み換え条約について
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/archives/9944429.html

 遺伝子組み換え作物の輸出入の拡大は、遺伝子組み換え作物と在来種との交雑や遺伝子組み換え作物の国内の農地への拡散、「スーパー害虫」の登場など、さまざまな環境問題につながるのではないかと懸念されている。
 現時点では遺伝子組み換え作物がどのような問題が起こし、それがどれだけ深刻なことになるのかを予測することは不可能だ。だからこそ予防という観点からの規定も必要だろうと思う。

 一方で「世界的な穀物価格が高騰し、食料危機も懸念される今、遺伝子組み換えを推進すべきだ」という意見もある。

 農水省は生物多様性影響評価を行った結果、学識経験者(御用学者?)は「生物多様性への影響がある可能性はない」という、どこぞのデタラメ委員長のような言い回しの意見を得て、「生物多様性に影響が生ずる恐れはないと判断している」ようだ。

 果たして信頼できる判断だろうか。今、起きていることをみれば、政府の発表に疑問符をつけるのは当然である。 

 既得権益がその判断を曇らせていたら?
 もし、その判断が間違っていたら、環境に負荷を与えず、消費者に安心できる作物を供給しようと頑張ってきた農家さんたちの努力が水の泡になってしまう。農地が汚れるということは、川も海も汚れるということだ。

 今回の原発事故がきっかけとなり、知らないこと、気づこうとしないことが、本当はたくさんあったこと、たくさんあることに気がづいた。
 知って怒っても怒りっぱなしで何も意思表示をしなかった自分に対して、これではいかんのじゃないかと反省した。

 農水省および環境省は、5月23日から6月21日までの間、これらの遺伝子組換え作物承認に関するパブリックコメントを求めている。
 生産者&消費者が意見を述べないと、知らない間に認可・承認されてしまう。

 賛成であろうと、反対であろうと、何について疑問かなどなど、国民がそれぞれの声を伝えて行くことが大事だと思う。
 まあ、それには、すべての国民の耳に届くように、問題提起されなければいけないのだけど。

農水省パブリックコメントのサイト
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110523.html

環境省パブリックコメントのサイト
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13803

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リハビリ・マッサージ

2011-05-29 | 犬&猫との暮らし

 ブナの3日間のステロイド薬の投与は終了。まだ以前のように軽快に歩くことはできないけれど、だいぶ前肢のびっこが軽くなったような気がする。

 酒井先生は「ブナちゃんの表情がだいぶ明るくなりましたね」と言う。そういえば、そうかも。
 犬の表情や全身から見て取れる感情の起伏にも注意してくれる獣医さんは、あまり多くない。うれしいことだ。

 本当なら横向きと仰向けの状態で一度レントゲンを撮っておきたいそうだが、レントゲン台に乗せることはまだ無理みたい。
 健常な状態なら、多少バタバタしても何とか言い聞かせて落ち着かせることはできるけど、今のように胸椎・腰椎のどこかしらに異常が疑われる場合、「少々のバタバタ」でさらに悪化させてしまう恐れがある。手荒なことはできないもの。まして仰向けは無理。

 犬の仰向けって、喜んでゴロンとおなかを出す、あのポーズですよ。大型犬を診察台の上で仰向けにさせるのは大変なことなのだ。
 ただ、仰向けのレントゲン写真より、横向きのレントゲン写真のほうが、得る情報量は多いのだそうだ。なるほど。

 先生は「仰向けは無理でも、横からのレントゲンを撮ってきちっと検査したいけれど、もう少しブナちゃんの状態が落ち着くまで、鎮痛作用のあるサプリなどを使いながら待ってみましょう」とおっしゃる。 
 早めに診断材料が必要なら「少々のバタバタ」でもそれを避けるために、麻酔をかけてレントゲンを撮るという選択肢はあるかと聞くと、「関節のレントゲンを撮るために、全身麻酔をかけるのは本末転倒といいますか、別のリスクを冒すことになるので考えていません」とのこと。

 酒井先生は「疲れ切るほど長く歩かせることはよくないが、ある程度四肢を動かすことも大切で、少し動いて筋肉が温まったら、関節のリハビリ・マッサージをしてあげてください」と言った。ブナが痛みを感じないくらいに、関節の曲げ伸ばしをするようにと。

 私が、さかい動物病院に通い始めてから、通院のたびに
いいなと思う点は、いろいろ丁寧に話してくれることに加えて、先生が対処療法だけでなく、全体を観て日常的な予防・手当というものも重視して飼い主に勧めてくれる点だ。

 Tタッチや軽い皮下マッサージはやってあげていたけれど、関節には気が回らなんだ。関節も可動域を考慮しながら、やってあげよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すり替えられている善意

2011-05-29 | つぶやき

 「きっこ」さんという女性がツイッターでこのような内容のことを呟いていた。

 食品の規準値を大幅に引き上げて、通常時には絶対に流通されない高レベルの放射能に汚染された農水産物であるにもかかわらず、それを買って食べてあげることが「復興支援」だと思い込んでる人がいるけれど、これは「被災者」を支援していることではなくて「東電」を支援してることになるのだと。本来は東電が賠償すべき問題なのだと。

 まったくその通りだと思う。

 「風評被害に惑わされないようにしよう」なんて言われるけれど、「風評被害」というのはあくまでもまったく根拠のない悪評による被害であって、現に今、農作物や土壌などへの放射能による実害が出ている以上、それを心配している消費者が安全性もはっきり確認できないものを買い控えようとする動きは「風評被害に惑わされている」ことではない。

 きっこさんの「東電を支援することになる」という視点、拍手です。
 (きっこさんのブログ http://kikko.cocolog-nifty.com/) 

 農家さんや漁師さんを本当に守る気があるなら、政府は「風評被害に泣く福島や茨城の野菜や魚介類を買って支援しよう」などと、すり替えた形で国民の善意を煽るのではなく、東電とともに捨てられる農作物や流通できない魚介類の処分と生産者への補償に奔走するべきです。

 これから産地偽装も頻発するだろう。それを助長しているのが永田町や霞が関からの発表だということに気づいてほしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さかなクンが描いてくれた絵

2011-05-26 | つぶやき

 さかなクンにインタビューしたとき
「私はボラの顔が一番好きです。正面から見るとすごく可愛い。ガッチョ(メゴチ、ネズミゴチ)の顔も好きですね」
 と言ったら、さかなクンが
「ギョギョー! ボラの顔が好きだなんて、魚の可愛さをよく知っていますねー!」
 と感嘆してくれ、私のノートをすくっと手に取り、ササササッーと描いてくれた絵。

                 

            正面から見たボラとガッチョの顔。

 幼児の頃から絵を描くのが大好きで、初めはトラックばかり描いていたというさかなかクン。
「トラックを斜めから見ると、燃料タンクや何か分からなかったけれど、いろいろな部品が見えてカッコよかった。ライトは目のように見えて面白かったんですね。斜めから描くのが大好きだったんですよ~」
 というようなことを言いながら、おまけにトラックも描いてくれた。

 さかなクンは、絶滅したと思われていた秋田県田沢湖の固有種「 クニマス」が、山梨県の西湖で生存していたことを発見するきっかけになった話や、東京海洋大学准教授としての講義内容などを熱心に話してくれたのだけど、正直で素直で、本当に全身全霊、魚が大好きなのだ。魚への熱い気持ちも知識も半端じゃなかった。

 さかなクンは、今、放射能による海洋汚染が進んでいること、内水面の魚にも影響が出ていることに哀しそうな表情を浮かべていた。

 大変気持ちのよい青年(というほど、若くない?)でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハーネスでお散歩

2011-05-26 | 犬&猫との暮らし

 ステロイド剤を減量して、あと3日投与することになったのだけど、どうもまだ前肢がもたつくブナ。

 注文していた歩行介助用ハーネスは届いたのだけど、老犬になってころびそうになったとき、カラーで首が締めつけられないようにと、普通のハーネスも買っ
てあったのを思い出した。

                    
                       ブナ、ハーネスでお散歩中

 ガタガタの路面でつまづかないように、おとといからハーネスでお散歩。これで軽く吊り上げるように支えてやると、つまづいても顔を地面にぶつけないですむ。

 足がもたついても散歩には行きたいんだよね。そうだよね、食べることと散歩が「命」だものね。あっ、あと寝ることもネ。

 長く歩かせて足腰に負担をかけないよう、家の前の路地を行ったり来たりするだけ。それに付き合うクリが運動不足にならないように、一度2頭で家に戻ってブナだけ置いて、再びクリと周辺の散歩に出る。

 しばらく河川敷に行っていない。早朝の心地よい川風に吹かれたいよね。また行けるようになるかしら。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『放射能汚染の現実を超えて』

2011-05-24 | 

 6月1日に扶桑社から発売される京都大学原子炉実験所・小出裕章助教授の書き下ろし『原発のウソ』を注文した際に、緊急復刊した『放射能汚染の現実を超えて』も注文し、今日それが届いた。

             
             河出書房新社 1,365円

 復刊にあたってのまえがきから引用されている帯の内容を記しておきます。

「原子炉の心臓部である炉心が大規模に溶け落ちる『メルトダウン』を防いでいるのは、生身の人間たちの苦闘である。そして、この苦闘は今からまだ何カ月も続かざるをえない。運良く、その苦闘が身を結んで破局的な事故を防いだとしても、破壊された原子炉を始末するには、何十年もの苦闘が待っている。」

 何十年も先、私はもうこの世にいないかもしれない。何十年先、今はまだ小さい甥っ子や姪っ子が大人になったとき、彼らの健康がむしばまれても証言してもあげられないし、守ってもあげられないのだと思ったら、説明のつかない焦りを感じた。

 細切れの情報をつなぎ合わせるために遅ればせながら、ほかにも小出先生の著書『隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ』を買った。

              
            創史社発行・八月書館発売 1,470円 

 それから、放射線が染色体を侵す恐ろしさが描かれた『朽ちて行った命』も。茨城県東海村の臨界事故で被曝した患者のすさまじい治療記録。

                           
                新潮文庫 460円

 染色体は「細胞の核分裂のときに現れる糸状の構造で、遺伝に重要な意味をもつ」とされているでしょ。
 細胞分裂が活発な子どもたちが、自然界で浴びる許容範囲以上に放射性物質を体内に取り込み続ければ、どれほどリスクがあるか、普通に考えても分かりそうなものだ。

 文科省は何をグズグズしているのかな。文科省前で訴えていた福島のお母さんたちの涙の意味をしっかり受け止めてほしいよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮城県ボランティア報告

2011-05-22 | つぶやき

 兄から、彼のボランティアを応援してくれた仲間たちに向けて、宮城県岩沼市にボランティアに行ったときの報告が届いた。兄がゴールデンウィーク後、ボランティアが減少する頃を見計らって行くと言っていたので、同行できない私は前もって、防塵マスクやゴーグルほか、備品を送ってあげていた。

         

 私が行った岩沼市の災害ボランティアセンターは、当初より県外のボランティアを受け入れているところです。そのため、住民よりのリクエストへの参加ボランティアのマッチングや機材や人員の配送もかなり手慣れてきている感じがしました。

 ゴーグル、手袋、マスク、長靴や釘などの踏み抜き防止中敷きなどもろもろ用意していったのですが、長靴やマスク、ゴーグルなど貸し出し用もありました。

 全国から夜行バスや車でボランティアが来てましたが、体力に自信のない私は息子とで新幹線で行きましたが、丁度始まったボランティア切符で帰りは5000円で帰ってこれました。

 私たちの作業は津波で流れ込んだ土砂のかき出しで、午前中2時間、午後も2時間程度でした。他にも仮設住宅への物資の運搬などの作業がありました。

 午後にある家の庭の土砂の片付けをしているときに、その家の者でない人たちの家族のアルバムや結婚写真などを見付けて、まだ被災地の復興が進んでいないことを改めて感じ
ました。

 たまたまその日は、JpSartの理事の岐阜のODSSの北川さん達が、モンベルのアウトドア義援隊と立ち上げた登米市のRQ災害支援センターのボタランティアとして、気仙沼で炊き出しに行っていたようです。総勢28名で岐阜から車で行ったはずです。
 彼らは各県の社会福祉協議会の災害ボランティアセンターや消防団とは別に、大きな災害地の外れで取り残されて困っている被災者を探して支援をしているとのこと。

 家が全壊したり、まったく住めなくなった場合などでなくても、津波が床上まで浸水し、保険の適用を受けることもできない程度だったり、掃除したり、お金や手をかければ、なんとかその家に住めるのだけど、お金も人手もなく困っている高齢の被災者などもたくさんいて、そういった人たちのニーズに災害ボランティアの活躍するシーンが多いと感じました。

 私たちも昨日は釜石と南三陸町へ行ってみましたが、ピースボートやその他のボランティア達の作業も、そういう方向へ変わってきつつあるようです。

 今回の収穫は、以前仕事でお世話になっった仙台以南の地区にほんのちょっとだけ災害支援のお手伝いができたかもしれないことと、12歳の息子が大人に混じった作業で少しも大人に劣らずやりぬいたことと(かなりきつかったようですが)、体はあちこち痛くなってますが、久々の肉体労働でまだ行けそうに感じられたことでした。

           *****************

 甥っ子はとても貴重な経験をしたと思う。
 もちろん報道もされているけれど、見せてもらった何枚かの写真を見る限り、がれきの撤去や片づけにはまだまだ時間がかかりそうだ。兄も長期的にボランティアの手が必要だと感じたそうで、また少しでも役立ちたいと言っていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近買ったもの

2011-05-22 | つぶやき

 運動不足解消と省エネのために勢い注文してしまったのが、「自分の足で漕いで充電できちゃう! まわしたエネルギーを充電バッテリーに貯められる」と謳われていたマリン商事の「充電丸」という充電機。

         

 ペダルを毎分45~90回転のスピードで漕ぐと、8~10時間の運動で約100W/1時間分充電。フル充電するとLED5灯で72時間、9灯で40時間のエネルギーが得られるそうだ。

 充電丸で充電した電気は、携帯電話、CDプレーヤー、ipod、MP3、デジカメ、ノートパソコンなど、100W以下の電化製品に使用できる。 価格は9800円。
 6月発送予定だそうだ。届いたらせっせと漕ぎ漕ぎして充電に励みます。

 もうひとつは、歩行が怪しいブナのために「Doctor's Advice  PEPPY(ペピイ)」の通販で、昨日注文した補助ハーネス。

          
            「ペピイ」カタログより

 私にとっては必須条件ではないけれど、一応「抗菌防臭」と謳われていた。ブナの胴周りや首周りを図って合ったサイズをオーダー。ちなみに価格は4800円。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステロイド系鎮痛剤を試す

2011-05-21 | 犬&猫との暮らし

 ブナは食欲もあり、排泄もいつも通りだけれど、肩を交互に上下させながらカックンカックン歩く。
 先生が頸椎から胸椎にかけて触診すると、ブナは違和感を感じるようで、ぶるぶる震えたりする。先生も感じることがあるらしく「ううん」と唸る。
 そんなブナに対して、3日間だけステロイド系の鎮痛剤を試すことになった。

 先生は「なるべくなら使いたくないけれど」とおっしゃっていたけど、それはステロイドが効果をあげる一方、副作用もあり、そのバランスにおいて「諸刃の剣」とされてきたからだろう。

 先生はそういうことも充分考慮して、投与量や投与方法を吟味し、副作用を最小限に抑えながら効果を得ることを目指して、使うことを決めたのだと思う。なので、3日間、ステロイド系の鎮痛剤を投薬することにした。

 病院で処方される薬の多くは化学物質だから、副作用が全くない薬は少ないのではないかと思う。先生方も製薬会社が発表している情報と、先生方の臨床例を照らし合わせて判断するしかないわけで、すべてにおいて「絶対」はないのではないかと思うのです。

 ブナの体格からすると、小さな小さなステロイド系の錠剤を今日だけは4錠、明日からは3錠。「多飲多尿になるかもしれない」とおっしゃったので、「いちいち外に連れ出して排泄させるわけじゃないので大丈夫です」と答える。

 現代はインターネットで動物の薬も、たいていは調べることができる。私も分かる範囲で調べるけれど、同じ薬でも「こんな副作用があった」という情報もあれば、「うちの子にはこれが合っているようだ」という情報もある。あたかもその薬が毒であるかのような極端な糾弾発言に出会うこともある。 

 飼い主は自分の犬や猫の状態しか情報提供できないし、犬種ごとに年齢ごとに、個体差の幅が大きいために、それぞれの飼い主さんが書いていることだけで、その薬の成否を判断するのは非常に難しいと思うのだ。

 不安になったら主治医とよく話し合うとか、セカンドオピニオンを得る努力をするという方法をとることが望ましいのではないかと思う。

 クリは投与している抗てんかん薬によって、ほかの2頭に比べたらびっくりするほど多飲多尿だ。数時間の外出時でも水を飲ませることと排尿をさせることに気を使うけれど、でも、クリにはこの薬が必要なのだ。年に1~2度血液検査をして、肝機能の状態を調べ、状態が悪かったら改善する方法を先生と話し合いながら決めていくしかないと思っている。

 今回ブナの疼痛によって、またいろいろな薬を知ることになったけれど、一生同じ先生に診てもらえるのであれば病院にカルテはあるのだし、飼い主としての基本的なスタンスはきっと変わらないだろうな。
 大切なことはやっぱり、何でも相談できて、飼い主と一緒に治療方針を考えてくれる先生かどうかに尽きる気がする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相変わらず前肢が不自由なブナ

2011-05-21 | 犬&猫との暮らし

 5月17日に病院に行き、炎症鎮痛剤を処方してもたっらブナ。その後、追加で坐薬を処方してもらったけれど、相変わらず前肢をカックンカックンして歩く。

 安静が大事ということで、4日間散歩に行かなかった。クリも散歩に行けないのは可哀想なので、耳が遠くなったブナが寝入っているときに、こっそりクリだけを連れ出したりした。

 さすがに今朝は猛烈にせがまれて、家の近くをちょこっとだけ歩かせたが、前肢の反射がイマイチで、一度途中でまたつまづいて、ぐしゃっと前のめりにこけてしまった。軽く地面にぶつけた鼻っつらに砂がついた。

「ごめん、ごめん。すぐに支えてやれなくて」
 幸い鼻は擦り切れていなかったし、ちゅるちゅるとちゃんと濡れていた。

 もらっていた薬がなくなったので、クリに留守番をさせて病院へ。「一番近いところはこの駐車場しか空いていなかったんです」という病院の駐車場は、路面が悪く、かなりでこぼこしている。ブナはまたそこで、足をとられてつまづいていた。

 ブナの痛みはなかなか思うようにとれない。なんらかの理由で神経伝達に支障をきたしているのだろうと推測されるが、その何らかの理由のゼロではない可能性に、脳に腫瘍がある場合も考えられるそうだ。

 そうか、脳に腫瘍か。でも、先生がいうところの脳腫瘍の場合の他覚症状は、今のところ見られないように思う。急に吠えたり、ぼうっとしていることもない。

 なにしろ「頭が痛い」とか「どうもめまいがしてフラフラする」とか言わないので分からないけれど、きちんと検査しなくては何とも言えないもの。
 脳腫瘍という言葉を聞かされて、今「ひゃー! ど、どうしよう!」と取り乱すのはまだ早いし、仮にそうであっても出来うる限り最善を尽くすしかないので、あたふたしてもしょうがない。

 今は、レントゲンなり、CTなりの検査ができるよう、ブナの痛みを治めてあげることが先決である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抗てんかん薬

2011-05-17 | 犬&猫との暮らし

 ここ1カ月くらいの間に、てんかんの持病のある人の交通事故が相次いだ。 
 薬を飲み忘れてクレーン車を運転していた男性が、突然意識を失って歩道に突っ込み、小学生6人が犠牲になった事故と、やはりてんかんの持病がある歯科医師が電車に衝突してしまい、死傷者がでた事故。

 人間の場合、自分にてんかんの持病があれば、きちんと投薬を続けるなり、コントロールすることができるだろうに、と思うのだが、こういう事故が起きるとてんかんの持病がある人への偏見を助長しそうで、とても残念だ。

 クリがてんかん持ちなので、たとえ人間のことでも、てんかんに関わる事故や記事があると目がいってしまう。

 抗てんかん薬には何種類かあるが、犬の場合は、発作が出そうなときに自分から飲むということができないから、クリには朝晩飲ませて血中濃度を一定に保つフェノバール(フェノバルビタール)錠を飲ませている。

              

 和光の病院にはクリの抗てんかん薬を買いに行くだけになっていたのだけど、さかい動物病院に相談したら「処方できますよ」というのでお願いすることにした。もちろん今までの経過はすべてお話したうえで、だったけど。
 「薬が入りました」という連絡を受けて値段を聞いたら、えらく安いのであった。和光と酒井先生のところでは200錠で4000円くらい差がある。

 思わず酒井先生に聞いてしまった。
「先生、計算間違いしていませんか」
「いえ、この値段です。30mg
の錠剤は大型犬に処方するサイズで、うちではおそらくクリちゃんにしか処方しないでしょうから、毎回受注発注ということになりますが。一生飲ませていくことを考えると、あまり高くつくと飼い主さんの負担になるし」

 あまりにも和光の病院と金額差があるので、私はつい「大丈夫ですか、この値段で」と言ってしまった。すると、酒井先生は笑いながら「大丈夫です、原価割れはしていません」だって。ちなみに小型犬の場合は粉末を分包して出しているそうだ。

 これでもう10年近く通った動物病院に行くことはないだろう。
 もう少し飼い主の気持ちに寄り添う優しさが欲しかったけれど、クリのてんかん薬の処方からトチのガンの手術やブナの避妊手術、ボッチの便秘の排便処置まで、本当にいろいろお世話になった。有難うございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブナの腰痛

2011-05-17 | 犬&猫との暮らし

 数日前、近所での散歩中、ブナが何でもない段差につまづいて、グシャッという感じで前のめりにこけた。だいぶ足腰が弱ってきたから仕方ないのだけれど、大きな犬が転ぶのを見るのは、切ない。

 それから少し左前肢を引きずるような、びっこを引くような感じになった。あちこち触っても腫れているような場所はなく、筋でも痛めたのかなあくらいに思っていたのだけど、昨日から時々悲鳴をあげるようになった。体位を変える時にどこかが痛むのだ。

 ハアハア息が荒く、両前肢をぽプルプル震わせている。しっぽを垂らしたまま、腰を丸めがちにびっこを引き引き歩く。相当痛むのだと思う。

 今朝は散歩は取り止めて、さかい動物病院に連れて行った。ちょうどフィラリア予防薬を投与する前の検査もしてもらわなくちゃいけないし。

 ブナを院内に残し、フィラリア検査の採血をしてもらったクリを車に置きに行こうとすると、ブナがヨタヨタと付いてこようとした。酒井先生がブナに「無理しちゃダメ、無理しちゃダメ」と言いながら、ブナを抱えるようにしている姿に何だか少し心打たれた。

 触診などを済ませた先生の見立てでは、これは前肢が痛むのではなく、やはり腰だろうということだった。前肢が痛むのであれば、足をかばって縮込ませてびっこを引くことが多いという。この歩き方は腰の痛みをかばった歩き方だと。

 ああ、そうだったか。手足が痛むびっこの引き方ではないんだ。勉強になった。
 「人間で言えば、ギックリ腰の痛みだと思ってもらえばいい」と言われ、ものすごく反省する。ギックリ腰なのに安静を保ってやっていなかった。昨日は短い距離ではあったけれど、散歩にも連れて行ってしまった。ごめん、ブナ。無理をさせて。

        
      「前にカモがいるんですけど」と戻ってきてしまったブナ

 取りあえず痛み止めの座薬を入れてもらい、鎮痛剤を処方してもらった。少し落ち着いた頃、きちんとレントゲンを撮って診察することにし、フィラリア検査も先送りに。レントゲンは麻酔なしでやれるということなのでほっとした。

 昨年4月、やはり腰痛で苦しむブナを連れていった時の和光の病院との対応の差は、ここでも明らかで、よく話を聞いてくれ、何とかしてくれようと親身になってくれる先生が近くで開業してくれて、本当によかったと思う。

 今、ブナは私のそばでぐっすり眠っている。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電気料金値上げ反対!

2011-05-08 | つぶやき

 福島県の被災者の皆さんへの賠償金への補填が必要だから、電気料金は値上げせざるを得ないって? 民主党はこれを容認するって? バカ言ってんじゃないよと思う。

 なぜ一民間企業の失態のツケを、国民に負わせようとするのか。東電は民間企業ですよ、独占的に操業してきたけれど。
 
 役員報酬はもっと削減できるはず。ただでさえ一般企業より多いのだから。
 東電の株式は減資、ある資産はすべて売却してください。
 原子力推進のために計上
している予算を回すべし。
 政府は一丸となって原発を推進してきたのだから、特に自民党は一翼を担う責任があると思う。民主党議員のみならず自民党議員も当然、減給して賠償に充てるように。

 「値上げした電気料金が、福島の原発事故被災者(原発事故は人災なので「被災」ではなく「被害」だと教えてもらった。だとしたら、「原発事故被害者」)の皆さんの賠償金に使われるなら仕方ない」という国民の善意や良心につけ込んだ、東電や政府のやり方に腹が立つ。

 乳飲み子を抱えた若いお母さんが「福島の野菜を食べてあげないと。風評被害はよくないですよね」と言って、福島食材フェアみたいのに行って野菜や牛乳を買っている姿を見て、これまた人々の善意につけ込んで、重要な問題を置き去りにして、すり替えている政府のやり方、ぶらさがりメディアの無責任さは、おかしいと思う。


 福島の被害者の人々に、身を削って充分な賠償をしなくてはならないのは東電や国であって、そのツケを安易に国民に回すのは間違っている。
「これ以上もうできない。どうしようもない」というくらい捻出策を講じてもなお無理なら、国民も仕方ないと思うだろうが、今の状態では「どの口が言う?」である。

 現状のようなぬるい手当の方法を示されては、電気料金値上げはのめません。反対です。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする