小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

エントランス工事中

2015-02-22 | つぶやき
このマンションのエントランスのスロープは
狭くて少し急だったため、
居住者の高齢化を考慮して、現在改修中。
折り返しのスロープに変えて、傾斜を緩くし、
車椅子も通りやすくするそうだ。

そのために連日斫っているわけで、
私の仕事部屋に響く爆音はすさまじいけれど、
爆音+激震を受けながら仕事をしている
斫り工の人たちのほうが、もっとしんどいはずである。

   
晩年ブナが昇れなくなり、カヤが昇れるようになったスロープ。
今は右の写真のような状況になっている

さまざまな職種があり、どれが欠けても
私たちの日常生活は成り立たないのだから、
どんな仕事をしている人も
格差なく暮らせる社会であってほしいと
工事現場を見ながら、しみじみ思ったよ、安倍さん。

フクイチでは、
まだまだ先の見えない闘いが続いていることも
忘れないでおかないと……。
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思い描けるステキなシーン

2015-02-21 | 犬&猫との暮らし
カヤの写真は、いつも変わり映えしない写真になってしまう。

コマンドが効かないし、アイコンタクトも取れないので、
カヤがすぐに動いてしまうから、
結局、いつも同じようなアングルになる。


感情が豊かだと、犬もそれが表情に出るし、
立ち居振る舞いにも現れる。

残念ながら、カヤは表情が乏しい。
でも、短いしっぽをよく振るようになった。
そのためか、しっぽがちょこんと立つようになった。

しっぽの付け根にあったおかしな窪みも、
ここへきて解消された。
しっぽをよく振るようになったからだと思う。

カヤに気を流してあげているときに目をつぶると、
いつもカヤが走り回っているシーンが浮かんでくる。

柔らかな夕陽に包まれた静かな浜辺で、
少し伸びた金色の足毛を風になびかせて、
本当にうれしそうに口角をあげて
あっちへ行ったり、こっちへ来たり、
何かせがむように走り回っているシーンが見える。

そのシーンの中のカヤは目が見えていて、
走り回りながら私にキラキラした瞳を投げかけてくる。
私もそんなカヤに微笑みを返したりするのだ。

常にそういった明るく力強いイメージが描けるので、
カヤが病気に負けてしまう気がしない。
今日のウンチくんも至って良好だしね。
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おやつもフォルツァディエチに

2015-02-20 | 犬&猫との暮らし
「アミノペプチドフォーミュラ」に
フォルツァディエチの「インテスティナルアクティブ」を
混ぜるようになってから、
カヤの便の状態がとても良くなってきた。

形・色、そして、匂い。
「オエッ」とする匂いが薄らいできて、いい感じ。
「インテスティナルアクティブ」を徐々に増やしていき、
最終的には、それだけにしたい。

というか、下痢を誘発しないものがほかにもあるなら、
いろいろ食べさせてあげたいと思っているのだ。

せっかく自由の身になったといっても、
カヤは、ほかの犬のように散歩や運動を楽しめるわけじゃなく、
家の中でピヨちゃん人形で遊ぶほかは、
食べることくらいしか楽しみがないんだもの。

今度フォルツァ10のドライスナック「メルビッツ」を
買ってあげるからね、カヤ。

「メルビッツ」はタラ100%のおやつで、原料のタラは、
療法食のレシピで使用されているのと同じもので、
成長促進剤や抗生物質の投与もなく、
残留化学物質によるアレルギーにも配慮されているらしい。

カヤの薬代も食費も、なかなかのものなので、
早く確定申告を済ませて、税金を還付してもらわなくちゃ。
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療法食の変更にトライ

2015-02-19 | 犬&猫との暮らし
17日、カヤのALB値は安心できるほど
上がっていなかったけれど、
アトピカの効果も出てくる頃ということもあり、
フードを変えてみたいと先生に相談した。

フォルツァディエチ「インテスティナルアクティブ」の
成分表を酒井先生に手渡し、確認してもらった。

全粒が加水分解された材料を使っているわけではなく、
また、原料に「米」を使っていることを、
先生は少し心配していた。

食物アレルギーのある犬で、
お米がアレルゲンの場合が意外に多いらしいのだ。

そういえば、アメリカの検査機関で
アレルギー検査をしたウラヤマさんちのマーレも
お米に陽性反応が出たといっていた。

カヤがお米アレルギーかどうかは分からないが、
犬の場合、何かの食物アレルギーがあっても、
重篤なアナフィラキシーショックに陥る可能性は低いという。

「合わなければ下痢をするだろう」という、
誠にザックリとした、カヤには傍迷惑な判定方法だけど、
とりあえず良いと思われるものを試すことになった。

そこで17日の夜ご飯から、
アミノペプチドにインテスティナルアクティブを
少しずつ混ぜている。

18日はステロイド注射はお休み日。
それでも便はずっと良好な状態だ。

インテスティナルアクティブには
カヤのアレルゲンになる材料は入っていないのかしら。
フードを変えることで、
食糞がおさまることも期待しているのです。

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VoIPアダプタがお疲れだったらしい

2015-02-19 | つぶやき
17日の夜、いきなりネットがつながらなくなってしまった。
メールの送受信もダメ。
iPad miniもつながらない。
いったい、なぜ?

トラブルシューティングに沿って、
あらゆる手を尽くしたのだけど、お手上げ状態。
メールの送受信ができないと仕事に差しつかえちゃう。
ああ、機械頼みの時代だと、機械に疎いと痛いな。

昔のように、当面ファックスで原稿のやり取りをする手もある。
が、しかし、電話も通じない。なにゆえ?
自分の固定電話に電話をすると、
「その地域のネット設備の故障」というアナウンスが流れた。
どういうこと?

一晩中いくつもの「?」を抱えたまま弱り切っていた。

翌日パソコンを買った店のサービスセンターに電話を入れると、
個人情報をあれこれ確認した後「ルーターを見よ」と言う。
本当なら点灯しているはずのPPPランプが消えていた。

私はフレッツ光を利用しているので、
それ用のルーター、アダプタをNTTから提供されている。
その「ルーターに問題があるのではないか」と
サービスセンターのお姉さんは言った。

そこで今度は、NTTとやり取りをすることになった。
着くべきランプが消えている原因は、
経年によって機械自体が劣化していることもあれば、
過労ということもあるし、
室内外の電話線の断線が原因の場合もある。

機械そのものが不良の場合は、取り換えることになるが、
過労の場合は、お休みさせてあげなくてはいけないらしい。

なんでも電源を入れっぱなしにしているルーターやアダプタには、
電気が溜まってしまうことが、ちょいちょいあるそうなのだ。
携帯やスマホの過充電のような状況になるのかな。

そのため、ときどき電源を抜いて、放電するというか、
電気を逃がすようなことをしてあげることが必要らしい。

うちのVoIPアダプタは大変お疲れだったようで、
NTT故障相談係の方の説明を聞いている10分くらいの間、
ルーターとともに電源を抜いて休ませてあげたら、
点灯すべきランプは点灯し、
魔法が解けたようにネットにつながり、
メールソフトは送受信を開始してくれた。

もちろん電話もつながって、やれやれでした。

ちなみに、ルーターとアダプタを休ませるときは、
ルーターの電源を先に抜いてから、VoIPアダプタの電源を抜く。
10分くらい経ったら、今度は先にVoIPアダプタの電源を入れ、
1分くらい経った後にルーターの電源を入れる、
というのが、お約束だそうです。

これからはパソコンを使っていないときにでも、
たまにそうやってルーターやアダプタを労わってあげよう。
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薬の半減期

2015-02-17 | 犬&猫との暮らし
今日からカヤにはもう
消化酵素剤「ベリチーム」を投与しなくてよくなった。
というのも、効果として、特に可もなく不可もなかったからだ。
免疫抑制剤である「アトピカ」が高価なので、
少しでも薬代が削減されるのはありがたい。

昨日は「アトピカ」をお昼にあげるのを忘れ、
夜、飲ませることになってしまった。
先生に「投薬の時間が狂ってしまった」と言ったら、
「シクロスポリン(のマイクロエマルジョン製剤の商品名が「アトピカ」)は
半減期が長いから、そんなに厳密にしなくても大丈夫ですよ」
と笑っていた。

えっ、半減期?
この言葉は原発事故後に初めて聞いた言葉だった。
薬についても「半減期」というのか、初めて知った。

ブリタニカ国際大百科事典によれば「半減期」とは
「放射性核種または不安定な素粒子が自然崩壊によって
その個数または存在確率(粒子1個の場合)が1/2になるまでの時間」
だそうだが、薬の場合は、
「薬成分の血中濃度が半減するまでの時間」のことだそうだ。

放射性物質の核種によって半減期が異なるように、
薬もそれぞれ半減期が異なり、
それによって投薬の仕方も変わってくる。

ちなみに、クリに飲ませていた抗てんかん薬「フェノバール」も
半減期の長い薬剤なのだそうだ。
そのためなのかな、血中濃度が安定して、
効果が出るまでに時間がかかるのは…。

「アトピカ」をカヤも飲ませてから約2週間、
ぼちぼち効果が出る頃だ。
こちらもだんだん減らせるといいのだけど。
1投3休とかネ。
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ステロイド薬を徐々に減らすワケ

2015-02-17 | 犬&猫との暮らし
14日の午後、カヤは下痢便をしたけれど、
それ以降は快調で、問題なく過ごしていた。
もちろん排便時間には、食糞しないように
しっかり見張り、直ちに片づけてはいたけれど。

私の感覚としては
「ALB値2.0g/dlはいったな」と思っていた。

ところが、今日の血液検査ではやはり1.8g/dlだった。
先生も「怒張は顕著だし、改善していると思うのだけど」と言う。
そして、カヤの後肢で怒張を確かめさせてくれた。

検査器の誤差でプラス0.2g/dl、
だから感覚通り「2.0g/dlの低値安定」ということで、
「ステロイド薬は減らす方向で2投1休にしましょう」と。
「2投1休」というのは、2日投薬して1日休むことだそうな。

今日は先生から、ステロイド薬は
なぜ徐々に減らさなくてはいけないか、という話を聞いた。

私たちは自ら体内でステロイドホルモンを生成している。
哺乳類だけでなく、昆虫や植物、細菌に至るまで
あらゆる生物が体内でステロイドを生成して、
いろいろな形で利用しているのだそうだ。

ステロイドは副腎で作られているホルモンなので、
もともと体内にあるのだけど、それを外から入れ続けると、
体が「ステロイドの量は十分あるから生成の必要なし」ということで、
生産をやめてしまうそうなのだ。
生産活動を休止しているうちに副腎は萎縮してしまうらしい。

そういう状況で、外からステロイドを入れるのを急に止めると、
すぐに副腎で作れずに、体内で足りなくなって、
症状が一気に悪化したりするのだそうだ。
だから、いったん始めたステロイドの投与を止める際には、
徐々に減らしていかなくてはいけないのだという。

確かに一時的には劇的な改善をもたらすものではあるけれど、
ステロイド薬はやはり諸刃の剣、
「取扱注意」の薬であることには違いないですね。


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栄養失調と腹水の関係

2015-02-14 | つぶやき
アフリカの紛争地域にいる子どもたちや
難民の子どもたちのおなかは、膨れていることが多い。
『餓鬼草紙』などに描かれた飢えに苦しむ亡者のおなかも
ぽっこりと膨れている。

ユニセフなどの報告する映像や写真で、
手足は骨に皮がついているだけのような状態なのに、
おなかだけは膨らんでいる子どもたちを見て、
飢餓状態で栄養失調だと、
なぜおなかだけぽっこり膨らむのだろうと
子どものときから不思議に思っていた。

あれは、低蛋白(低アルブミン)血症によって
腹水が溜まってしまっているからなんだそうだ。
お正月にカヤの腹水が溜まったときに、
酒井先生が、餓鬼の描写を例に挙げて、
慢性的な蛋白質不足が身体に与えるダメージについて、
話してくれたのだ。

もちろん、腸内の寄生虫を駆除しないでいる場合にも、
低蛋白血症が引き起こされるから、
栄養失調だけが原因ではないとはいえ、
あの子どもたちの飢餓がどれほど長く続いており、
どれほど深刻な状態かがうかがえ、切なかった。
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改善してほしいなあ

2015-02-14 | 犬&猫との暮らし
8日以降、カヤの排便はとても安定し、
この調子でいってくれるとうれしいなあと思っていた。

だいたい明け方の3時台、午後3時前後と19時台に排便。
明け方の3時台は返上してほしい気もするけれど、
その時間なら出かけていることもなく、
きちんと観察できるという意味では悪くない。

12日は午後数時間打ち合わせで家を空けた。
帰宅すると食糞の跡が……。
下痢じゃないだけいいけれど、これが困る。

昨日も午後出かけなくてはいけなくて、
食糞のことを考えると気が重かった。
不在中のことはよく分からないのだけど、
すぐに追いかけて行かないと、すぐ食べちゃう。
アミノペスチドの便は匂いがきついのです。

それでも、便の状態が良ければ安心していられるのだけど、
今日、朝は良好な状態だったのに、
午後がまさに1週間前と同じような状況になり、
私はガックリと肩を落としたのだった。

「食べちゃうから、おなかが変になっちゃうんだよ~」と
半泣きになってカヤに抗議した。

アミノペプチドしか食べず、
同じように皮下注射をし、毎日の投薬は変わらないのに、
なぜ便の状態が急に変わってしまうのだろう。

相変わらず尿漏れもしているけれど、
下痢やアルブミン漏れに比べたら、どうってことない。
明日には改善していてほしいなあ。
そして、17日の検査ではALB値があがっていてほしいなあ。
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気を許さずにアトピカも続投

2015-02-10 | 犬&猫との暮らし
ステロイド薬を少量増量して皮下注射にしたことで、
この3日間、便の状態がとてもよくなった。

昨晩は見事に起立したタワー型の1本をひり出し、
夜明け前の3時半過ぎにはアーチ型を。
続けざまに芸術的な形状で、楽しませてくれた。あっぱれ。

そのうえ、夜中の不安定な状態もなくなり、
カヤは連日きちんと熟睡していた。
おかげで私も夜中にたびたび起き出すこともなく、
しっかり休むことができたのだった。

けれど、まだアルブミン値が基準値に達していないので、
とりあえず、その上昇を第一目標に、
今後1週間は皮下注射とアトピカを続けることになった。
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療法食の変更はもう少し先に

2015-02-08 | 犬&猫との暮らし
アルブミン値が1.5g/dlから1.8g/dlに上がったことは
「単純に喜んでいいと思います」と先生が
その言葉とはかけ離れた硬い表情で言った。

「先生、それならもっと喜んで、一緒にニコニコしましょうよ!」
と思ったけれど、先生はカヤの続く下痢を心配し、
次の戦略を練っていたのだった。

先生が熟慮し、眉をひそめつつ話し合った結果、
ここ3日間はステロイド1.5mg増量して皮下注射に戻し、
アトピカは続けることで、様子を見ることになった。

「アミノペプチド フォーミュラ」のほかに
私には試してあげたい特別療法食がある。

それがイタリア「FORZA10(フォルツァディエチ)」の
療法食「インテスティナルアクティブ」。
胃腸炎・嘔吐・消化管障害・下痢などのトラブルに対応した
加水分解タンパクを使用したフードだ。

フォルツァディエチは、イタリアの獣医師である
セルジオ・カネロ博士が、20年以上の歳月を費やして、
最も一般的な病理と食べ物の関係を研究した結果、
家畜の成長促進剤や抗生物質といった残留化学物質が
少なからぬ影響を与えていることを確認し、
肥育促進剤や抗生物質、遺伝子組み換えの弊害のない
天然魚に着目して、開発を進めたペットフードだという。

その中の胃腸障害対応食「インテスティナルアクティブ」が
とても気になっているのだけど、
今、食事を変えてしまうと、
症状が悪化したにしろ、好転したにしろ、
それがアトピカのせいなのか、フードのせいなのか
判断できなくなるので、とりあえず
ステロイド+免疫抑制剤の組み合わせを試しながら、
落ち着いてきたらフードを変えてみて、
さらに薬の減量を目指していくことにした。
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下痢ながらALB値上昇

2015-02-08 | 犬&猫との暮らし
一昨日は下痢をするも「一過性の副作用」という記述に、
経過を見ることにしたけれど、
昨日の午後も、驚くほど良好な便をして、
喜んだのもつかの間、30余分後には、
またしても盛大な下痢便と、そのあとに白い水便。
2月4日と同じ状況。

便の状態の変化が大きすぎることを、どう捉えていいか分からない。
炎症を起こしているとしたら、あんなにいい便を出せるだろうか。

結局カヤを病院に連れて行くことになった。

アトピカを飲ませるようになってから、
水を飲む量が半端じゃないうえ、
まあ、見事にまっ黄色なオシッコをする。

ということを、先生に告げたら、
アトピカに関して、そういう報告はあまりないという。
背景にどんな病気が隠れているかは不明だが、
「だったらこれを、数少ない報告のひとつに」
と心の中で思いました。

カヤの白目は黄色くなっていなかったけれど、
多飲および黄色いオシッコから黄疸を疑い、
念のため採血して血液検査。

怒張を見ながら、先生がカヤに
「こんなに毎回血を取られたら、いやだよなあ」
と話しかけている。
「目が見えなくても、病院の匂いを覚えて、
嫌な所だってインプットしちゃうよねえ」とも。

今回の検査ではTBIL、総ピリルビンの値を見て
肝機能障害の有無を判断するそうだ。
ビリルビンはヘモグロビンが壊れてできる色素で、
血清を調べるとすぐにその値が出るらしい。

前回の検査から日は浅いけれど、せっかく採血したので、
アルブミン値も調べることにした。
エコー検査では、やはり腸管に浮腫が見られたので、
あまり期待はできないなと思っていた。

しかし血液検査の結果は、TBILも正常だったうえ、
アルブミン値が1.8g/dlに上がっていた。
誤差を考慮しても、これまでで最高値だ。おお!
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筋肉は大事

2015-02-07 | 犬&猫との暮らし
昨年末、千葉市稲毛区にあるマリヤ・クリニックの
柏崎良子院長と柏崎久雄事務長(院長先生のご主人)に
お話を伺う機会があった。

マリヤ・クリニックでは分子整合栄養医学をベースに
内科・小児科の診療を行っている。
特に低血糖症、発達障害の治療には先進的に取り組んできた。

事務長の説明によれば、分子整合栄養医学とは
「身体のアンバランス・代謝を改善することによって、
脳と身体に可能な限り最適な生化学的環境を与える治療法で、
最適な食事と栄養治療、つまり必要なビタミン・ミネラル・
アミノ酸・酸素・必須脂肪酸などを補完することによって行う」とのこと。

事務長は治療のためのサプリメント会社も立ち上げ、
タンパク質だけでも10種類くらい揃えているそうだ。
身体を構築し、エネルギー源の基本はやはりタンパク質。
亜鉛やビタミンが入っているものや、
がんの患者さんなどの場合には、より吸収率がいいもの、
アミノ酸系のものなど、さまざまなタンパク質を扱っている。

ご夫婦で長く犬を飼ってきたということなので、
カヤの近況を伝えると、
カヤの繁殖場での生活と身体の大きさに注目し、
食事で栄養がとれなくて、筋肉がないと、
タンパク質が不足するのだと教えてくれた。

人間でも筋肉がある人は、多少栄養不足になっても、
筋肉のタンパク質(を分解して)で補えるのだけど、
筋肉がないとそれができないという。
そうだったのかあ、知らなかった。

運動をして、ある程度きちんとした筋肉をつけておくことは
人間にしろ犬にしろ、大切なことなのね。

カヤは筋肉がついていないからなあ、
タンパク質不足でも筋肉から補うこともできない。
こんな状態でも、お散歩を楽しみにして、
グングンとはいわないまでも、朝晩決まって歩くのであれば、
抵抗力もつくのでしょうが、痛いところだなあ。

身体がちゃんと動くということは、
当たり前のことのようで、
決して当たり前のことではないのだね。
身体にお礼を言わなくてはネ。
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アトピカの副作用かも

2015-02-06 | 犬&猫との暮らし
カヤの体内では、夜中に何かが起こっているらしい。
寝苦しいらしく、昨夜もソファから下りて、
おもむろに冷たい床に横たわる。

おなかが冷えることが心配で、
抱き上げては敷物の上に移動させること数回。

そして、今日の午後、
形のある便と一緒に下痢便のあと、
びしゃっと水便 and 粘性の便を少々。

本人は具合が悪そうな様子でもないのだけど。

ピヨちゃん人形を探しております。

ないじゃん!ムスっ。

もうっ! なに、見てんのよ!

便を取って通院しようかと迷いながら、
夕方の診療までに時間があったので、
「アトピカ」について調べてみることにした。

先生はアトピカの副作用とし「嘔吐」を挙げていたし、
ほかの飼い主さんのブログでも、
副作用の「嘔吐が激しい」と綴られていたので、
嘔吐ばかりに気を取られていた。

でも、薬のサイトの「アトピカの使用上の注意」に、
「アトピカの使用によって嘔吐、粘液を含んだ便や軟便、
下痢といった胃腸管の機能障害が引き起こされる可能性があります。

通常、これらの症状は一過性の軽度なものであるため、
使用を中断する必要はありません。
まれに食欲不振、歯肉過形成、イボ状の病変部、
被毛の変化、筋肉痛、虚脱感が報告されています」とあった。

やはりアトピカで軟便や下痢にもなるんだ。
カヤの場合、嘔吐ではなく腸管の機能に影響したんじゃない?

「一過性の軽度なものであるため」って、
「あなた、見たのですか?」と言いたいけれど、
そして「一過性って、どれくらいの期間?」と聞きたいけれど、
アトピカは効果が出るまで2~3週間を要するということだし、
カヤがピヨちゃん人形遊びに興じているので、
今日は通院せずに、とりあえず経過を見ることにした。
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雪の日の心配

2015-02-05 | 犬&猫との暮らし
昨日、酒井先生がカヤの急変を心配して、
「明日は休診日だけど、外から留守電を確認するし、
問題が発生したら病院を開けるから
2時に一度連れてくることができますか」と言ってくれた。

今日の午前中は、さいたま市の
動物愛護ふれあいセンターへ取材に行くことになっており、
数時間留守にしなくてはならなかったのだけど、
カヤの朝の様子から、大丈夫そうだと思った。

それでも、長く家を空けるのは、やはり心配なので、
サクッと行って、きちんと仕事を済ませ、
とにかく早く帰ってこようと思っていた。

それなのに、テレビの天気予報士がこぞって
「今日は大雪になる」と連呼している。
関東南部ではわずか5cmでも「大雪」だからね。
雪にはめっぽう弱いので、
動物愛護センターに自分の車で行くか、
公共交通機関を使うか、おおいに迷ったのだった。

普通なら車のほうが、断然短時間で済むのだけど、
スタッドレスタイヤをはいていないので、
どこかでスタックしたら、目も当てられない。

ブナのお弔いの日の大雪を思い出した。

ああ、どうしようかなあ~。
交通量の多い道を走るから大丈夫かなあ…。

結局は、雪道に悩まされることなく往復でき、
カヤも息災で、緊急通院も避けられた。
先生には帰宅後すぐに、問題ない旨、連絡を入れた。
休診日なのに気を使っていただき、ありがたい限りだ。

雪のおかげで、いろいろ気をもんだけれど、
カヤのウンチも若干緩めながら、普通に戻っていたし、
動物愛護センターの職員で獣医師の方からは、
あれこれ為になるお話が聞け、大収穫だった。
その、あれやこれやは、またの機会に。
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