小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

風太、奥歯をすべて抜くことに

2022-07-31 | 犬&猫との暮らし
風太の歯の手入れを少しサボっていたので、
7月中旬、歯磨きシートで奥歯をぬぐっていたら、
な、な、なんと、かなりの血でシートを染まった。

歯肉炎とか歯周病が悪化しているのかと、慌てて病院へ。


車内では助手席で本当にいい子にしている風太
運転席に来たり、飛び出さないように座席とハーネスを結んである。


病院ではやはりしっぽがさがりっぱなし

残された奥歯も歯石がいっぱいで、かなりひどい状態だけど、
昨年抜いてもらった上顎の左犬歯の跡に穴が開いていて、
いわゆる口鼻瘻管(こうびろうかん)という状態になっているので、
奥歯を抜歯するなら同時に、それも塞いでおきたいという。

歯周病の悪化によって、口腔と鼻腔を隔てる骨が溶けて、
貫通してしまった状態なのだそうだ。ひゃ~っ💦

酒井先生は「昨年、八王子の先生が犬歯を抜いた際、
穴を塞いだと思うけれど、再び開いてしまったのかもしれない」と
おっしゃった。再発しやすいのだそうだ。

でも、八王子の先生からは、ひと言もそんな説明はなかったので、
その処置はしていなかったと思う。

奥歯の抜歯はドリルで歯を割ることになるだろうなどと、
耳を塞ぎたくなるような話をされ、
さらに口鼻瘻管を塞ぐ処置も、再生力のある細胞が付いた皮を
剥がして引っ張ってきて、穴を塞ぐように縫い付けるという、
これまた震えあがるような内容だった。

でも、放っておけば進行はしても、よくなることはない。
そして、年を取れば取るほど、全身麻酔のリスクも高まる。

そこで、奥歯すべての抜歯と口鼻瘻管を塞ぐ処置をすることにし、
施術の日取りを決めたのでした。

ところが、手術の2日前だったか、先生から電話があり、
看護士さんがコロナの濃厚接触者になってしまったそうで、
手術のヘルプ要員がいないことから、
手術を延期してもらえませんか、というのだった。

風太の場合は急を要する手術ではないので、
延期することにしたけれど、
一刻の猶予も許されないケースもあるでしょう。
人間の医療現場の逼迫に、政府はどういう対策を打ち出すのだろう。
コメント
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