小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

ペット用ネイル・グラインダー購入

2015-06-29 | 犬&猫との暮らし
5月下旬から猛然と仕事をしていて、
休みがなかったので、今日は自主休業。
本当は「猛然と」など、したくなかったんだけど、
そうせざるを得ない状況になっちゃったので、
「仕方ない、やるしかないなら、やらねばなるまい」ということに。

もしかして、ここのところ、お財布とじっくり相談もせずに、
カヤのものをあれこれ買い込んでいるのは、
その「猛然と」によるストレス反応かも……!

馬肉を買っちゃったし、お水も買っちゃったし、
昨日なんぞ、ペット用ネイル・グラインダーを注文。
ややや、買い物依存症か?!

いや、違う。買うのは、犬のものだけだ。
自分の服なんぞ、Tシャツ1枚だって迷いに迷ったあげく、
カヤにお金がかかるから止めようと諦められるのだから、
買い物依存症ではないはず……。


おおっ、取説が英語だ~。辞書、辞書……

ネイル・グラインダーを買ったのには訳がある。
カヤをトリミングに出さなくても、
シャンプー&カットなら自分でもできる、
ザク切り仕上げだけど……。
私が苦手なのは、爪切りなのです。

治療時に看護師さんにお願いすれば、
500円で爪切りをしてくれるのだけど、
前回、頼むのを忘れてしまったのだ。
自分でやろうにも、うちにはちゃちな爪切りしかない。

いや、いや、自分でやろうという気にもなれない。
黒犬たちの黒い爪で懲りていて、
トリミング研修で学んだように、潔くできないのだ。

繁殖犬は爪切りなんてしてもらえないので、
どの犬も爪が長い。カヤの爪も伸びきっていた。
そのうえ血管が見えにくい爪の色をしている。
もう、及び腰なのです。

爪切りが怖いなら、削るのはどうか。
ふと、そんな軟弱な考えが浮かび、
爪切りに悩んでトリミングをお願いする7000円強を
グラインダー代に費やしたというわけです。

休業日の今日は午前中、カヤをトリミングして、
いよいよこのあと、爪を削ってみようと思っているのだが、
果たしてグラインダーは無用の長物になってしまうのか…。
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カヤ、生馬肉OK

2015-06-29 | 犬&猫との暮らし
昨日の朝からカヤのエサに
生の馬肉をトッピングしているのだけど、
今のところ下痢にはなっていない。
若干、緩くなったけど、許容範囲。

ナチュラル・ドッグ・ライフさんの馬肉のミンチは
50gずつの小分けパックで冷凍されているので、
使い勝手がまことにいい。


今はカヤのおなかの調子を見つつ与えているので、
50gでさえ1日で消費できない。
でも、生食としての鮮度が落ちてしまったら、
加熱して与えればいいわけだから、気兼ねがない。

このさきも問題がなければ、
ほぼカヤのフード体系は決まったかな。

ドライフードは、ペットケアショップBLOOMの
「オリジナルわんこごはん」。
以前、動物看護士だった店長さんは、
今はトリマーとして店に立っているけれど、
フードだけでなく、オリジナルのリードやハーネスにも、
犬にとって安全性の高いものが多い。

取材で2回ほどお店に足を運び、店長さんとは長くお話をして、
メールでもずっとやり取りしているけれど、
犬に関わることをトータルに勉強していて、信頼がおける人。

この人が考案したものなら、安心して与えられるだろうと思って、
一度試しに買って、カヤに食べさせてみたら、
おなかにも問題がなさそうだったので、
長期的に使ってみようかなと思ったのです。

製造日の次の日に、お店に入荷するそうなのだが、
賞味期限が製造日から3か月後までなので、
買い置きはできないし、開封したら、
冷蔵庫の野菜室での保存がオススメだけど、
内容の割に、特別療法食よりお手頃な価格。

原材料を厳選して、それにコストはかけても、
製造工場から直で入荷するので、
中間マージンが入らない分、安くできるのだそうだ。
ちなみに1kgで1,380円。

原材料は、生肉(牛、鶏、馬、魚肉、穴子)、玄米粉、
大麦全粒粉、魚粉、サツマイモ、ジャガイモ、コプラフレーク、
煎りゴマ、ひまわり油、グレインソルガム、コーングルテン、
乾燥おから、ビール酵母、ホエイタンパク、海藻粉末、
L-リジン、脱脂粉乳、イソマルトオリゴ糖、
カルシウム粉末、DL-メチオニン、乳酸菌群。

何だかよくわからないものもあるので、
それは追々調べてみることとして(詰め、甘いけど)、
粗たんぱく質は28%以上、粗脂肪8%以上、粗繊維4%以下、
水分10%以下で、400kcal/100g。

このドライフード半量に馬肉、葛練りを加えて、
茹で卵、カッテージチーズなど適宜トッピング。
ときどき大根のしぼり汁や天然酢を。

核酸のサプリとベジサポ腸用は必ずあげる、
というメニューで、カヤの食事はしばらく固定かな。
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馬肉の生食をスタート

2015-06-28 | 犬&猫との暮らし
カヤの主治医の先生は「投薬をしていても
ALB値がぐんぐん上がらないのは、
腸に病変があるからであり、内視鏡検査をすれば、
何かしら病変が見つかるはずです」と、おっしゃる。

そう言われて、しおれながらも、
では、薬物療法以外で、食事でカバーするとすれば、
「何を食べさせればよいのでしょうか」という私に、
「何がいいかと言われても、食べさせてみなければ、
それがいいかどうか、わかりません」と言う。

「そりゃ、そうですよねえ」ということで、
栄養療法に詳しい宮野先生に相談すると、
そちら方面の長年の経験から、あれこれアドバイスしてくださる。

食物酵素を取り入れるとすれば、ローフードが一番なので、
食物酵素も多く、消化も良いとされている馬肉を
カヤにあげてみることにした。

ナチュラル・ドッグ・ライフさんという、
国産ドッグフードの専門店に注文し、
今朝から少しずつローフードを増やしていくことに…。
下痢にならないとよいのだけど。

飲料水には、預かりボランティアをやっている人から勧められた
「財宝」という天然アルカリ温泉水を取り寄せてみた。
(なんと強力なネーミング!)
それを飲ませるようになって、
下痢だったワンコの腸内環境が改善された例を
いくつか知っているといって、勧めてくれたのだ。

先日、無くなった核酸のサプリとベジサポ腸用を買ったら、
2万円がしゅるしゅると消えていき、
馬肉にアルカリ水で、またまた諭吉さんが去って行った。

懐具合と相談しつつ、とりあえず、
良いと思われるものは試してみようと思っている。
「病変が見つかるはず」なら、
その病変が悪さをしないように、脇固めをしなくちゃと、
なるべく自然の力を利用して、カヤをサポートしてあげたいもの。
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葛粉と数値と

2015-06-25 | 犬&猫との暮らし
最近、カヤにはたびたび葛湯があげている。
国産の本葛ならメーカーは問わず、
というより「どこのものがいい」ということを知らないので、
とりあえず売っている本葛粉を買う。

先日紀ノ国屋さんで買ったのは、
廣八堂(ひろはちどう)さんの葛粉。
その葛粉で作った葛湯(葛練り)にびっくり。
きめ細やかな、なめらかさといい、つやといい、大変上等な葛粉だった。


どちらも上質な葛粉です

なんでも廣八堂さんは福岡県朝倉市で
明治8(1875)年に創業した老舗らしい。
本当にキレイな葛湯、葛練りができます。

こんなに上等な葛練りを食べているのだから、
元気になっておくれよ、とカヤに言い含めて、
ドライフードに混ぜてあげている。

そのせいか(強引!)ステロイドを1週間に2回から、
5日間に1回の投薬に減らしてから2週間後の昨日、
非常にまどろっこしい説明だけど、つまり、
ステロイドの投薬量が減ったということを言いたいわけですね。
なのに、血液検査の結果は、ALB値が2.4g/dlと前回と変わらず、
下がることはなかった。

しかも、本当は「2日に1回」あげるはずの免疫抑制剤を、
私の勘違いで2日置きにあげていて……、
これには、先生から厳重注意を受けた。

「私は、ステロイドを減らすのと同時に、
シクロスポリンを減らすような指示は出しません。
そんなリスクの高いことは言いませんよ!!!」と先生。

ステロイドもシクロスポリンも、投薬日数が減ったのに、
「ALB値が下がっていなくてよかったなあ~!」と
単純に喜んでいた私は、青~くなりました。

先生はきつい物言いはしない方だけど、
その言霊の威力は強力で、いつもオロオロしてしまう。
通院日はたいてい、私のノー天気ぶりが戒められ、
カヤと2人でしょぼんとしながら帰宅することになるのでした。
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埼玉殺処分ゼロシンポジウム

2015-06-22 | 犬&猫との暮らし
6月21日は埼玉県大宮で行われた
「埼玉殺処分ゼロシンポジウム」に出席した。

保護団体のシェルターで掃除の手伝いしていたときに
知り合ったハルコさんからのお誘い。


大宮駅構内にあった、カエルをモチーフにしたポスト

朝10時から夕方4時までの長丁場。
登壇者の中に『犬を殺すのは誰か』の著者で、
「ペット流通の闇」に切り込んだAERAの記者、
(現在は朝日新聞社メディアラボ主任)の
太田匡彦さんの名があったので、ぜひ聞きたいと思っていた。

埼玉県庁の動物指導担当の前任者の橋谷田元氏と、
現・主管の福田郡盛氏が、
動物愛護への個人的な向き合い方や
埼玉県の動物行政について話したのだけど、
とても興味深かった。

埼玉県では、2013年に県知事による
「犬猫の殺処分ゼロを目指す宣言」が発表されている。
でも、「あまりにも子猫の引取りが多いため、
埼玉県ではまだまだ殺処分ゼロにすることはできない」
と、福田氏は言った。
そして「“殺処分ゼロ”という数値目標だけに、
とらわれてはいけない」と語っていた。

収容数でも、殺処分数でも
圧倒的に多いのが、所有者不明の子猫である。
埼玉県では子猫には薬物による処分をしているそうですが、
他の自治体では、殺処分をゼロにするために、
「自然死」させている所があると言っていた。

その「自然死」とは、つまり「餓死」なわけです。
飲まず食わずで死んだら、殺処分数には入らないから、
乳飲み子の子猫にはエサをやらずに、
衰弱死させてしまうそうなのだ。

「殺処分ゼロは、もちろん目指すべき目標だ。
でも『うちの自治体は殺処分ゼロです』と言うために、
飢えと渇きで苦しみながら子猫が死んでいくのを
自分は良しとできない」と、福田氏は言っていた。
「どうしても生かしてあげられないなら、
せめて苦痛なく逝かせてあげたい、
たとえ殺処分ゼロにならなくても」と。

本来は、そんな選択肢があってはいけないと
語っていたし、ハナ動物病院院長で、
学生時代に行き場のない保護犬・保護猫に
新しい飼い主を探すサークル「犬部」を立ち上げて、
精力的に活動していた太田快作獣医師は、
「TNRなどの地域猫活動がもっと知られるようになり、
猫の不妊・去勢が徹底されれば、
殺処分ゼロは絶対達成できる」と断言していた。

県の動物指導担当のお2人も獣医師ですが、
獣医師の役割は臨床だけでなく、
「動物愛護活動」は獣医師がするべき
重要な役割だと言っていたのが印象に残った。

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カヤと暮らして丸2年

2015-06-22 | 犬&猫との暮らし
2年前の6月21日、カヤがうちに来た日。
その日をお誕生日にしたのだけど、
正確な年は分からないので、
その日に8歳になったことにした。
ということで、昨日、カヤは10歳になった。

カヤの活動を見る限り、もう少し若いかもしれない、
と思うこともある。
まあ、いいね、何歳でも、日々健やかにしていられれば。

ソファで眠っているときも、
仕事部屋で眠っているときも、
ぐっすり眠っていると思っていたのに、
私がその場から離れると、カヤはすぐに分かるらしい。
振動を立てて、席を離れるわけじゃないのに。

何でキャッチしているんだろう?
室内で私を探して歩く。それが意外と積極的で、
耳が少し聞こえていた時には、
あまり行かなかった、段差がある洗面所にも
どんどん探しに行く。

ときどき見失って、いや、違う、
目が見えないのだから、見失いようがないな。
じゃあ、嗅ぎ失うかな。

私の居場所が突き止められなくて、
ときどき部屋の真ん中で立ち尽くしていることがある。

「母さんはいずこ? これからどこに行こう?」

鼻をひくつかせているのだけど、
戦意消失したらしく、じっと立ち尽くしている。
そういう姿を見ると、抱きしめてあげたくなる。

黒ラブと違って、ひょいっと抱けるので、
私が行く場所、行く場所に、
抱いて連れて行くことは簡単なのだけど、
そんなことをしていたら、いつまでも室内の感覚を
体で覚えられないから、ぎゅううっと抱きしめてから、
心を鬼にして、カヤの鼻先で手を叩く。

もちろん、もう音に反応するわけじゃないの。
でも鼻先で生まれる空気の動き方や、
私の手の匂い(どんな?)を嗅ぎながら、
ちゃんと誘導されて、歩いてくるのですね。

えらいぞ、モレシャンさん!
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尿漏れ、ときどきオムツ

2015-06-10 | 犬&猫との暮らし
カヤは尿漏れがひどくなったので、
ときどき私から「モレシャンさん」と呼ばれる始末。
部屋の中が、いただけない匂いになっている。
梅雨に入ってジメジメするから、余計にね。

足周りがいつも濡れて、ただれるのも良くないので、
仕方なく、ときどきオムツを履くことに……。

しっぽの穴のない、人間の赤ちゃん用オムツ


たま~に、こんなふうにぬげて、落ちていることがあります

今日は2週間ぶりの血液検査。
ステロイドは週に2回だったけど量は半分にして、
シクロスポリンは2日に1回、
抗菌剤のフラジールはお休み。

で、検査の結果、ALB値はというと
前回は2.2g/dlだったのに、今日は2.4g/dlに!
不調になってから最高値!

思わずニンマリ。心の中で「ヤッター!」
だって、ステロイドを減らしたのに、数値が上がったんだもの!

薬は、炎症や痛みを取ってくれるかもしれないけど、
病を治すのは、あくまでも本人(本犬)。
本人の体がもつ自然治癒力や修復力。

これからは、食事によって、カヤの治癒力を
うながすサポートをする時期だと思っていたので、
カヤの状態(元気さとか排便状況とか)を見ながら、
食事を、半分手作り食にしたのも、よかったかも。

毎食、ラム肉やアジの身を煮た汁に、
吉野の本葛を溶いてとろみをつけたものを
ドライフードにかけ、ゆで卵の黄身をトッピング。
ときどき、大根おろしのしぼり汁も加えていた。

酒井先生に「葛粉を使っています」と言ったら、
けげんそうな顔をしたけれど、
葛の根を乾かしたものが生薬の「葛根」、葛根湯の葛根です。
葛粉は消化吸収がよくて、高カロリーだから、
胃腸に負担をかけることなく、エネルギーを得られる食材。

日本でも昔から、風邪や胃腸の具合が悪いときに、
葛湯を飲んできたじゃありませんか。
混ざりもののない本葛は値段が張るけど、
カヤは、よく食べてくれる。

そしてサプリは、核酸のニューヌクレオエンジェルと、
ベジタブルサポートを毎食添加。

排便状況もすこぶるいいし、
このままじわじわと数値をあげていきたい。
願わくば、モレシャンさんを返上せんことを……。
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再びクレートを設置

2015-06-01 | 犬&猫との暮らし
5月25日の午後に大きな地震が発生したとき、
私は足立区で、病院長にインタビューしている最中だった。

下から突き上げるように、ガツンときて、大きく揺れ出した。
事務棟は鉄筋3階建ての建物、
その2階の応接室は、ものすごく揺れた。

応接室のテーブルは、重厚で頑丈そうだった。
院長先生が「テーブルの下に」と言ったので、
私はすかさず潜り込んだのだけど、
カメラマンさんは、機材を保護するために動き、
取材に立ち会っていた製薬会社の人は
「震源は埼玉北部、震度5弱らしい」と言いながら、
様子を見ている。

私ひとりだけが、テーブルの下にいて、
なんだか恥ずかしい気もしたけれど、
「ここでつぶされるわけにはいかない」と思っていた。

院長先生は病院を見に行き、みなさんの無事を確認。
検査機器の被害もなく、その後、インタビューを続行。

埼玉県北部が震度5と聞いて、
うちはどれほど揺れただろうと、とても心配だった。
カヤはいつも仕事部屋で、私の帰りを待っている。
5棹の本棚が倒れていたら、どうしよう。
本棚に収まりきれずに積んである本が、
カヤを直撃していたら、どうしよう……。

運良く動いていた、つくばエクスプレスの車窓から、
線路の途中で止まっている常磐線の車両が見えた。
早く帰ってあげたいと、気持ちは焦っているのに、
地震の影響で、ダイヤは大幅に乱れていた。

妹に電話をして、うちのほうの揺れの状況を聞くと、
「こっちは震度3くらいで心配ない」ということだった。
やっと帰宅してみると何事もなく、やれやれ、よかった。

後日、ボイスレコーダーに収めた
インタビューの文字起こしをしていると、
「あっ、地震!」という声に続いて、
壁にかかっていた絵画や調度品が揺れてぶつかる
ガタガタ、ガチャガチャという大きな音が録音されていて、
それがとても生々しく、改めて身がすくむ思いだった。

それから数日後、30日の夜の地震も大きかった。
仕事中に揺れを感じたので、体の感覚を澄ましていると、
かなり大きく揺れ始めた。

近くに寝そべっていたカヤを抱き上げて、
玄関のドアを開け、倒れかかってくるものがない場所で、
カヤを抱いたまま、じっとしていた。
私の住む地域は震度4だった。

この日も、室内では何も倒れたりしなかったけれど、
もし物が散乱するようなことがあったら、片づけをするにも、
カヤが安全に留まっていられる場所が必要だ。
何しろ声符も指符も、コマンドがまったく利かないのだから、
危なくない場所を確保してあげなくては……。

ということで、
やはり、クレートを出しっぱなしにすることにした。
カヤの避難場所。


「ちょっと入ってみました」、自分から入っていったカヤ


「ふうん、なるほどね。さて、出ますかね」

関東地方で、続けざまに発生した地震で、思った。
そして、障がいのある犬と暮らしてみて、実感した。
被災時、障がいをもつ人たちの苦労は、どんなに多かろう。
これまでの数々の災害を振り返る。

つい最近の口永良部島の噴火の際は、
亡くなった方はなく、島民すべての方が避難でき、
本当によかったと思う。

巨大地震に見舞われた、ネパールの被災地の現状はどうなのだろうか。
日本のメディアも、もう少し継続的に
報道してもよさそうに思うのだが……。
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